第1073話”ミス・バッキンガム・ステューシー”【腹いせで捕まったウィーブル】

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シャボンディ諸島編オマージュだらけ

ステューシー 強いとわかっている
出典:ONE PIECE 1073話 尾田 栄一郎/集英社
  • 20年以上もバレずに二重スパイを続け
  • ハイヒールなのに残像
  • 小型の海楼石で確実に弱点を攻め
  • 語尾に「♡」の決めゼリフ

セクシーで強くて頼りになる完璧なスパイのステューシーは、このまま味方でいてくれるのか。

「強いとわかっている相手と まともに戦う程 愚かじゃない」

ルフィを愚か者扱いするような、真逆のセリフが気になります。

ルフィ シャボンディ諸島 オマージュ 強いとわかっている
出典:ONE PIECE 52巻 尾田 栄一郎

命令を無視するパシフィスタ

セラフィム 命令 リリス
出典:ONE PIECE 1073話 尾田 栄一郎/集英社

ルッチからセラフィムに出された命令は

「ベガパンクが出て来る前に”研究所”を破壊しろ!」です。

ルッチ セラフィム 命令
出典:ONE PIECE 1072話 尾田 栄一 郎/集英社

”研究所の外に出ようとするベガパンク”に攻撃するS-ホークとS-シャーク。
それに驚くリリス。

命令通りの攻撃なので驚くようなことでは無いと思います。

でも、”命令権威が上位のベガパンク”の顔を認識した上での攻撃と考えると、リリスの驚きに納得できます。

パシフィスタ 暴走 認識 攻撃中止
出典:ONE PIECE 58巻 尾田 栄一郎

旧型にすら付いていた”安全装置”が作動しなくなったとしたら大問題です。

セラフィムが命令を無視するようになる展開は近い。

セラフィムに自我が芽生える?

ミホーク ペローナ ゾロ 命令
出典:ONE PIECE 61巻 尾田 栄一郎

開発者への攻撃を中止しなかったセラフィムはやはりエラーが起こってるかもしれません。

いや、エラーというか元の人間の我が強すぎなのかも。

ミホークにとって”命令”とは、人にされるものじゃなく、自分が人にするものだとDNAレベルで刻まれているのかもしれません。

ミホーク ゾロ 命令
出典:ONE PIECE 60巻 尾田 栄一郎

ハンコックも、他人からの支配に心底拒否反応を示している可能性はあるでしょう。

ハンコック 支配 奴隷 命令
出典:ONE PIECE 53巻 尾田 栄一郎

ということは、今後 自我を持ったセラフィムたちは命令を聞かなくなり反乱を起こすと思います。

で、麦わらの一味全員で戦って勝つ。

最終的にセラフィム達が自分の意志でルフィに従う。
そんな展開が来たら激アツです。

チョッパー ルフィ
出典:ONE PIECE 48巻 尾田 栄一郎

ベガパンク”本体”の失踪

エッグヘッド失踪事件
出典:ONE PIECE 1073話 尾田 栄一郎/集英社

以前ルッチが言っていた「エッグヘッド失踪事件」に巻き込まれたのでしょうか。

これもシャボンディ諸島のオマージュだとしたら、ベガパンクはすでに島内に居ない可能性もあります。

くまに飛ばされたゾロ
出典:ONE PIECE 52巻 尾田 栄一郎

ただ”くま”はあの有様ですし、くまと同じ能力のセラフィムも研究所の外でした。

じゃあベガパンクの身に何が起こったのか。
セキュリティを切った人物の仕業でしょうか。

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白ひげを彷彿させるウィーブル

ウィーブル 白ひげ
出典:ONE PIECE 1073話 尾田 栄一郎/集英社

白ひげの故郷”スフィンクス”の危機を救ったヒーローのウィーブル。
まるで魚人島の危機を救った白ひげのようです。

白ひげ ロードポーネグリフ
出典:ONE PIECE 65巻 尾田 栄一郎

でも、ミスバッキンの目的は海軍と同じで白ひげの遺産です。
マルコの留守をどうやって知ったんでしょうか。

大将の腹いせ

緑牛 腹いせ 大将
出典:ONE PIECE 1073話 尾田 栄一郎/集英社

援軍要請に応じてやってきた大将”緑牛”に捕えられたウィーブル。

これもシャボンディ諸島編のセルフオマージュです。

ルフィ達に逃げられた黄猿は、腹いせに500人の海賊を捕まえていました。

黄猿 腹いせ 500人
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎

ワノ国にて、シャンクスに脅されて渋々引き上げた緑牛。
ムシャクシャしたまま帰る途中にスフィンクスから援軍要請が。

腹いせとしてウィーブルを捕らえたんでしょう。

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不老疑惑の五老星

五老星 毒 サターン
出典:ONE PIECE 1073話 尾田 栄一郎/集英社

オペオペの能力の究極技”不老手術”をされた疑惑がある五老星。

そのモデルはロマサガ2の古代人です。
古代人は不老だが、不死ではないという設定でした。

寿命”と”老衰”がなくなっただけで殺されれば死にます。

もしも五老星が同じように不老だが不死ではないとしたら、いつも同じ部屋に引きこもっていた事が納得です。

スパンダムに会う時も十分な距離を取って殺されないように警戒しています。

五老星 スパンダム
出典:ONE PIECE 37巻 尾田 栄一郎

茶菓子ひとつに神経を尖らせている様子からもこの予想は当たっていそうです。

ついに判明!五老星の名前

ジェイガルシアサターン聖 五老星
出典:ONE PIECE 1073話 尾田 栄一郎/集英社

ジェイガルシア・サターン聖

サターン、土星です。

語源はローマ神話のサトゥルヌス

神々の王だったサトゥルヌスはある日、必ず的中する予言者に「もうすぐ生まれる長男に権力を全て奪われる」と言われてしまいます。

権力を失う恐怖から、生まれた我が子を喰ってしまったサトゥルヌス。

ゴヤの有名なホラー絵画『我が子を食らうサトゥルヌス』はこのシーンがモデルです。

我が子を食らうサトゥルヌス ゴヤ
出典:Wikipedia

サトゥルヌスはギリシャ神話のクロノスと同じ神だとされていますが、やっていることはクロノスの息子のゼウスと同じです。

ゼウスも自分の子に権力を奪われることを恐れて丸呑みしますが、喰われた子がゼウスの体内で育ち長女アテナはゼウスの頭をカチ割って誕生します。

それを見たゼウスは「やった!長女だ!予言は外れた!」と喜び、神々の王の座をキープできました。

ジェイガルシア・サターン聖とこの逸話は関係あるのでしょうか?

といったところで今回はお開き。
また来週。

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