ドレスローザ編のセルフオマージュ

ラグニルで殴って吹っ飛ばして宝樹アダムにめり込ませ、ニーズホッグの咆哮・雷界(トールヘイム)で追い討ちをかけても仕留めきれなかった頑丈なイム様
この状況はドレスローザ編のルフィ VS ドフラミンゴと同じです↓

ちなみに、ニーズホッグの獣型を「デカすぎると見失う」と言って縮んだので、サイズの調整は自在のようです
また、「気配が消えねェ」というセリフは見聞色が使えてると考えられますね
裏切り者

ニーズホッグを裏切り者と呼び、鉄雷(ラグニル)のことも知っていそうなイム様
その言い方から、『あの頃』もラグニルとニーズホッグはタッグを組んでいて、その時はイム様の味方だったのでしょうか
吹っ飛ばされてめり込んだ後の裏切り発言、これもドレスローザ編のドフラミンゴと同じですね↓

ところで、ニーズホッグがイム様の味方だったとしたら
『ラグニルという武器を持ち、巨大な竜に姿を変えて太陽の神と対立した』という、エルバフに伝わる戦さ神の伝承も納得ですね
イム様&ニーズホッグ(戦さ神)VS 太陽の神ニカ(ジョイボーイ?)だった?
つまり、この伝承は800年前の巨大な戦争のことなのでしょうか?

それとも何千年とか、もっと前からの伝承?
でもそうなると不思議なのがラタトスクの存在です
巨大な竜に姿を変える戦さ神というのは、ニーズホッグの能力の前任者で間違いないですが、戦さ神の従順な腹心であるラタトスクはこの時、ラグニルと同時に存在しているんです
で、ヤルルが言うには…

「主亡き今も 従者ラタトスクは 彼の武器に乗り移り 主の帰還を待っている」 とのことですが、今週のラグニルの説明で、リスリスの実 幻獣種 モデル ラタトスク、つまりリスの姿は悪魔の実だと判明しているんです
ということは、エルバフの戦さ神の伝承が間違いでなければ、ラタトスクは自分の意思で悪魔の実になり、ラグニルに食われたことになります
これが事実だとしたら、「人の願いが実を作る」というベガパンクの仮説が一歩進んで、「強烈な意思を持った個体が、自ら概念(悪魔の実の幻獣種)へと転じた」という前例にもなります
ここまでドレスローザ編のセルフオマージュについて解説してきましたが、パンクハザードからドレスローザといえば、人工悪魔の実『SMILE』工場です

その作り方は、シーザーが動物の上半身を集めて濃縮したエキスSADを作り、それを吸わせた木をトンタッタ族が育ててSMILEの実を収穫するという方法でした
この方法はもしかしたらラタトスクがリスリスの実 幻獣種になった方法に近いのかも?
悪魔の実が生まれる仕組みがもうすぐ明かされるかもしれないですね!
降り注ぐ能力

ラタトスクとニーズホッグの合体技・鉄雷五矢(ラグナゴウアロー)VSイム様の日食爆撃(ツィツイミトル)
お互いの能力を雨の様に浴びせる構図も、ドレスローザ編でマンシェリー姫が空から治癒ポポを降らせ、怪我をした民に逃げる力を与えたシーンのセルフオマージュですです↓

イム様の技名はアステカ神話

ロキと撃ち合った時に発した技名『日食爆撃(ツィツイミトル)』
この名前はアステカ神話の闇の悪鬼ツィツィミメ(Tzitzimime)の単数形ツィツィミトル(Tzitzimitl)です

後古典期中央メキシコでは、星座や惑星は特定の条件下で恐しい人を食う悪鬼と化すと考えられた。
とくに恐れられたのが日食で、星の悪鬼が太陽を攻撃していると考えられた。
また、アステカでは52年のカレンダー・ラウンドの終わりも恐しい時期であり、もし神官たちが新しい火をおこすことができなければ、ツィツィミメが天から降りてきて世界を破滅させると考えられた
Wikipediaより引用
アステカ神話:5つの太陽の伝説
イム様の技名について調べたら、雨の神ザザもアステカ神話の伝説がモデルっぽいことがわかりました
(ザザという名前は完全オリジナル)
アステカの創造神話では世界は今までに5回創造されたと伝えられている。
「第5の太陽」と呼ばれる現在の世界に先だつ4つの太陽(=時代)はいずれも滅亡した。
第1の太陽は「4のジャガー」(Nahui Ocelotl)といい、テスカトリポカが主宰し、巨人が支配していたが、ジャガーが巨人を喰い、滅亡した。
第2の太陽は「4の風」(Nahui Ehecatl)といい、ケツァルコアトル(あるいはその風神としての側面であるエエカトル)が主宰し、大風で滅ぼされ、人間はサルになった。
第3の太陽は「4の雨」(Nahui Quiahuitl)といい、トラロックが主宰し、火の雨で滅ぼされ、人間はイヌ、シチメンチョウ、チョウになった。
第4の太陽は「4の水」(Nahui Atl)といい、チャルチウトリクエが主宰し、洪水で滅ぼされ、人間は魚になった。
第5の太陽は「4の動き」(Nahui Ollin)といい、トナティウが主宰する。他の4つの太陽と同様に地震によって将来滅亡し、人間は空の怪物(ツィツィミメ)に喰われると考えられている。
第3の時代のトラロック(雨の神)か、第4の時代のチャルチウィトリクエ(水の女神)、もしくはその両方がザザのモデルと考えられますね
ちなみにこの二柱は夫婦とされていて、子は月神テクシステカトルです
月の民とも繋がりそう…
さらに、第5の太陽トナティウがニカのモデルっぽい
「光り輝く者」とか「明けの明星」とされているところがルシファーっぽくて、ルフィの名前のモデルのルシファーと重なります
- アステカ神話といえば南米大陸のマヤ・アステカ文明
- マヤ・アステカと言えば黄金都市
- 黄金都市と言えばシャンドラ
- シャンドラは空島編、イム様の姿はエネルそっくり
- エルバフの子供誘拐も空島の試練にそっくり
- エネルは月の古代遺跡にいる
そして歴史的な観点で言えば、スペイン人による南米大陸侵略(マヤ・アステカ文明からの黄金強奪)が大航海時代の幕開けでした
さらに、南米大陸を侵略したスペイン人の名前は、黒ひげ海賊団の名前として複数使われてます
神話・歴史、そしてワンピースの物語が南米大陸に集中してきましたね
ビブロの正体

図書館の本を火災から守っていたビブロ
- 地下に重要な書物を保管
- 大昔からその国を見守っている
- 重要な文章についてロビンと絡む
この状況はワノ国編のカラス天狗・光月スキヤキと重なりますね

じゃあビブロの正体はエルバフの先代の王族?
モルガンの様に鳥の姿に化けて素顔を隠してる?
ただ、イクイクの実の能力者なので同時にゾオン系は食えないはず
でもなぁ
鳥の姿でこれだけ大量の本を素早く運べるものでしょうか
やっぱり本当は人間なのでは?
じゃあ悪魔の実を2個食った?
うーん、益々ビブロのことが不思議に思えてきたでよ
雨の神ザザ

太陽の神ニカに続き、雨の神ザザが登場しました
BGMは「ドンチャン」「シャンシャン」
宴会のようなリズムですね
太陽の神、雨の神と言えば空島の儀式を思い出します↓

となると、森の神と大地の神も実在するのでしょうか?
もしそうなら、森の神はチョッパーです
以前から、チョッパーの悪魔の実の真の名前は森の神ケルヌンノスだと予想しているので
で、太陽の神がルフィ、森の神がチョッパーだとしたら、女神ザザはナミっぽいですね
雨を操るところがピッタリです
大地の神は森の神と仲が良さそうなのでゾロですね
髪の色が草ですし、地獄の王→地獄は地底深くにある→地底人→大地の民→大地の神

さて
ノリで全ての神を麦わらの一味に当てはめてみましたが、能力者じゃないナミやゾロはどうやって神になるのでしょうか?
神になるというか、どうやって神の力を得るのかですね
これはジャンプマンガを読み慣れてれば容易にイメージできますね
ナルトの仙術です
自分のチャクラと自然の気を融合するイメージ
ワンピースで言うと自分の体内の覇気と自然の気を融合するイメージですね
ナミもゾロも覇王色持ちなので、覇王色の覇気を自然の力と融合して纏っちゃう感じでしょうか
(カラー版ではホントにナミから覇王色が出てるところが描かれています↓)

グレートスピリッツとオーバーソウルを融合したシャーマンキングみたいな感じで
ナルトもシャーマンキングも、どっちも尾田先生と仲良しの漫画家の作品だし、オマージュしそうです

扉絵考察
ということで、前半のほとんどはドレスローザ編のセルフオマージュで
最後の雨の神ザザの構図やデカさもドレスローザのピーカっぽかったですね↓

で、今回の扉絵は
「きつねとたぬきが丹精込めて作ったうどんを味わって食べるイッショウ」です

うどんを食うイッショウもドレスローザ編の象徴的なシーンですね↓

だから扉絵もドレスローザ編のセルフオマージュです
といったところで今回はお開き。
また来週。
関連記事
先週の解説はコチラ↓

自然現象を神として崇める古代の神話↓

チョッパーは森の神↓

シャンドラはマヤ文明のピラミッドがモデル↓

人造悪魔の実『SMILE』の作り方↓

モノに悪魔の実を食わせる条件↓

世界の神話一覧

『今週のワンピ』記事一覧

全記事サイトマップ

