ロキVSイム様

ロキの戦闘シーンを見るとどうしてもカイドウを連想しますね
ロキの技名『鉄雷一槌(ラグナイヅチ)』も、カイドウの『引奈落(ラグならく)』に似て、どちらも北欧神話のラグナロクをベースにした技名です

竜の姿になって口からの咆哮で追撃するところもソックリだし、ロキがまだ獣人型を隠して読者をワクワクさせるところも、カイドウの獣人型を待ち侘びたあの頃を思い出します
それに対し、イム様がオーメンで受け止めるところはビッグマムを連想しますね


また、オーメンで巨大化するところは一瞬「ルフィのギア4かな?」とも思いましたが、やっぱり総合的に見るとビッグマムの能力の上位互換に思えますね

頂上戦争っぽさ
ワノ国編ではルフィ達を倒すために共闘していたカイドウとビッグマムですが、元々はバッチバチにいがみ合っていました
その因縁はゴッドバレー事件でカイドウがビッグマムが手に入れた悪魔の実を横取りした時からかな?

ゴッドバレー事件と言えば、ロックス海賊団、ロジャー海賊団、神の騎士団&海軍(ガープ)という海賊VS政府の大きな戦争でした
海賊と世界政府との大きな戦争と言えば頂上戦争
こんな感じの連想ゲームが尾田先生の脳内で行われた結果、頂上戦争っぽいシーンもチラホラ描かれたのかな?
十字架の形の剣で上から突き刺すところはミホークっぽくて


それから
オーメンがフレイルの形になってその武器を振り回すところは
白ひげ海賊団7番隊隊長ラクヨウの武器っぽい


でもやっぱりワノ国オマージュの要素が強いですね
これとかも↓
帰ってきたニーズホッグ

少なくとも800年以上生きてるイム様
何百年もの間、誰も食えなかったニーズホッグの悪魔の実
この状況は
1000年以上生きてるズニーシャが
800年前に死んだ先代ニカの能力者(?)ジョイボーイの復活を喜んだ状況に似ている様に思います

どちらも何百年も会えなかった友達との再会を喜んでいる?
イム様の回想の中で談笑しているシルエットは、麦わら帽子をかぶったジョイボーイとイム様ですよね

イム様、ジョイボーイ、そしてニーズホッグ
元々は友達とか仲間だった可能性が高そうですね
扉絵考察
ロキはカイドウ、イム様はビッグマム、ニーズホッグを見て嬉しそうに「帰って来たな」と言ったイム様はズニーシャ
という事でワノ国オマージュ満載の回でした
ワノ国と言えば以前
『ワノ国でのルフィはオオクニヌシで、キャロットは因幡の白兎』がモデルだと言う神話系考察をしています
今回の扉絵でその考察が合っていたことが証明されました

『因幡の白兎と大国主の物語』
日本の神話において、国造りの神として知られる「大国主(オオクニヌシ)」の若き日のエピソード。この物語は、単なる昔話ではなく「王としての資質」が試される重要な転換点として描かれています。
・サメを騙したウサギへの報復
ある時、海を渡って向こう岸に行きたい一羽の白兎が良い方法を思い付きました。
ウサギは海に住む「和邇(わに:当時の言葉でサメのこと)」を呼び出し、どちらの種族が多いか数えようと持ちかけます。ウサギはサメたちに「ボクが数えるから海の上に一列に並んでほしい」と誘導し、その背中を橋代わりにして対岸へ渡ろうとしました。
しかし、あまりにもサメが素直に騙されたため目的地に着く直前でウサギが堪え切れなくなり、サメをバカにして笑いながら騙したことを白状したため、激怒したサメによって全身の皮を剥ぎ取られてしまいます。・大国主の慈悲と救済
全身血だらけで倒れているウサギのもとへ、大国主とその兄弟たちが通りかかります。
意地悪な兄弟たちは「傷口に塩を塗ると早く治る」などと嘘の治療法を教えてウサギをさらに苦しめますが、遅れてやってきた大国主だけは違いました。大国主はウサギの傷口を真水で洗い、薬草の上に寝かせるという正しい治療法を教え、ウサギを救います。
この功徳によって、ウサギは「この国を治め、美しい姫と結ばれるのは、兄弟たちではなく大国主様です」という予言を残しました。・スサノオの試練と愛
その後、大国主はさらなる成長のために、荒ぶる神・スサノオがいる「根の国」を訪れます。
スサノオは大国主に対して、蛇のいる部屋に閉じ込めるなど、命に関わる数々の過酷な試練を与えました。しかし、スサノオの娘(スセリビメ)が大国主の優しい人柄に惚れて様々な手助けをしてくれたため、大国主は試練を乗り越えてスサノオの娘(スセリビメ)を手に入れます。
最終的にスサノオからも認められた大国主は、スセリビメを正妻として迎え、日本を治める偉大な王としての地位を確立することになりました。
という事で、サメを一列に並べて足場にして海を渡ろうとしたキャロット(兎)は、日本神話の因幡の白兎がモデルで間違いないです
キャロットが因幡の白兎ということは、キャロットに好かれたルフィは大国主(オオクニヌシ)ということになります

スサノオはカイドウ、スサノオの娘はヤマト
ヤマトの協力を得てカイドウを倒し、ヤマトを仲間にしたルフィはまさに大国主の物語と一致します
さらに、大国主はダイコク様のという愛称で親しまれています
七福神と言えば宝船
エビス顔の住人しか居ないおこぼれ町に、宝船をプレゼントしたルフィはまさに七福神

さらにさらに
七福神とはもともと、インド・中国・日本の神様を寄せ集めて作られたありがたい集団ですが、ダイコク様(大黒天)はインドのヒンドゥー教のシヴァ神のことです
古代インドの言葉・サンスクリット語でマハーカーラというのが本来の名前で意味は
マハー(偉大な)カーラ(暗黒)の神様
これを漢字にすると、大黒天、天は神様の意味ですね
という事で、七福神の大黒様は本来、真っ黒で恐ろしい暗黒の神様、破壊神シヴァの事で、こんな姿をしています↓

この真っ黒で恐ろしい姿は明王と呼ばれます
ルフィのギア4を見たヒョウ五郎が言ってましたね
当然ですが尾田先生は全部わかった上で大国主、大黒様、マハーカーラ、明王と
ダイコク様に習合された全ての神の要素をルフィに詰め込んでいます↓

さらに、マハーカーラはインドのヒンドゥー教のシヴァ神の別名のことですが、シヴァ神は色んな分身がいて、色んな姿に変身できる神様です
で、シヴァの11番目の化身とか息子とか言われてるのが猿神ハヌマーンです
猿神はハヌマーン、別名バジュラング
これもルフィにちゃんと反映されていますね↓

さて
キャロットの扉絵から因幡の白兎→大国主→ダイコク様→大黒天→シヴァ神と繋げてきましたが、ちょっとシヴァ神の要素が薄いですね
シヴァと言えば破壊神
破壊神と言えばエルバフに伝わるニカ

という事で、シヴァの要素はニカに詰め込まれ、エルバフ編まで持ち越された様です
ということは、ワンピースの物語の最終章では、インド神話が多く引用されるということです
まぁ、過去に
- 『プルトンとラピュタはインド神話に登場する古代兵器がモデル』
- 『ルフィの故郷ゴアは実在するインドの都市ゴア』
- 『ルナーリア族はインドに奴隷制度を作ったアーリア人がモデル』
- 『五老星のナス寿郎はインドの聖人ガンジーがモデル』
- 『ルフィの義母カーリーダダンはシヴァ神の妻カーリーがモデル』
- 『オペオペの究極技・不老はインド神話のアムリタがモデル』
とか、散々インドに関する考察記事を書いて来たので、インドの歴史や神話がワンピース考察にとって非常に重要だってことはわかった事です
良かったら連休も近い事ですし、全部読んでみてください
といったところで今回はお開き。
また来週。
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明王と言えばカイドウの技名↓

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