この記事では
- ルナーリア族の特徴を持つ他のキャラ
- 羽根の大きさと神との距離
- サンジの体質について
- アーリア人とペルシャ帝国
- キングの本名「アルベル」の由来
- マリージョアより前の「神の国」のモデル
- 今後の考察の鍵を握るユダヤ人の歴史
について書いています。
ルナーリア族と同じ特徴
百獣海賊団 大看板キングは ”絶滅したハズ”とされる『ルナーリア族』の生き残りでした。
その特徴は…
- 白髪
- 黒くて大きな羽根
- 褐色の肌
- 自然界のあらゆる環境下で生存できる
- 大昔には”神”と呼ばれていた
- 世界政府に伝えれば1億貰える?
- 左目の周りにタトゥー(キングだけ?)
- 発火・爆発する体
個々で見れば 過去に描かれたモノばかりです。
これらの”意味”を解説・検証していきます。
”山の神”と”ニカ”


尾田先生は”山の神”のエピソードで
- 白い毛は神秘的→神
- 神は懸賞金が掛けられて狙われる立場
と読者に説明したかったんだと思います。
山の神を踏み台にしてキングの秘密を明かし、さらにキングを踏み台にして『大昔に神と呼ばれていた”ニカ”』の秘密を明かすという段階を踏んだ作戦でしょう。
黒い羽根

左半身にダメージが残るマゼラン。
羽根も補強していることから飾りではなく”体の一部”と考えられます。
つまり”コウモリのような黒い羽根が生えた人種”ということ。
実はインペルダウンにはマゼラン以外に2人も同じ種族がいました。


白い鳥の様な羽根がある”空島の民”に対し、黒いコウモリの様な羽根を持つ対照的な種族。
となると出身地も空の民とは真逆の”地底”だったりするのでしょうか。
”黒い羽根”という共通点のルナーリア族とは何か縁があるのか?
気になる存在です。
羽根の大きさの違い




古代には神と呼ばれたルナーリア族には黒くて”大きな羽根”がありました。
羽根の大きさが気になって他を確認してみると、かなり違いがあることに気付きます。
一番大きいのはウルージ
次にエネルが”ビルカ”から連れて来た神官とバナナ係の女性
その次にスカイピアの民とシャンディア。
これをカテゴリ分けすると
- ウルージ→僧侶
- エネルの取り巻き→神官
- 戦士・市民
となり、神に近い身分(僧侶 > 神官)ほど羽根が大きいと考えることができます。
古代インドの身分制度”ヴァルナ”のような。

自然界のあらゆる環境下で生存できる

3日間も船に引きずられ、水死体のように膨れ上がってもすぐ治り、氷漬け、丸焼きでも死なず、油を熱した”釜茹での刑”にも1時間耐え抜いたおでん。

異常な程に頑丈で 高い回復力を持つ光月一族はルナーリア族並みの環境順応力?
例えばルナはラテン語で『月』を意味します。
ルナーリア族のモデル”アーリア人”は『高貴な人』という意味。
ルナ + アーリア で『高貴な月』
光る + 月 で『光月』
色々と似ている印象です。
褐色の肌

過去に「ウイスキーピーク編はタオスの反乱というアメリカ先住民と白人との戦争がモデル」と解説しました。
(※詳しくはコチラ)
おそらく尾田先生は
”褐色の人間 = 侵略された土地の先住民族”
というイメージで描き分けていると考えられます。
※ちなみに黒人は魚人。
黒人差別を魚人差別に置き換えて描いている。
ルナーリア族のモデルと考えられるアーリア人は ”ペルシアの民”という意味もあります。
ペルシャ帝国はイスラエルを含んでいます。
イスラエルといえば聖地『エルサレム』がある国。
聖地と言えば『マリージョア』
エルサレムの先住民、ペルシアの民を意味するアーリア人と
マリージョアの先住民族ルナーリア族。
ルナーリア族のモデルはアーリア人説。
確定でいいですよね。

ただ、ペルシア帝国をモデルにした島はすでに登場してます。
※コチラ↓
ゾウとキングの共通点はペルシャ帝国がモデルである事と、ジョイボーイを知っていること。
ちなみにペルシャ帝国といえばキュロス大王も有名です。

ちょっとこの情報をまとめるには勉強が足りないようなので、wikipediaを読み込んで出直します。
左目の周りにタトゥー

『黄泉の国から伝わったタトゥー』
ワイパーやキングのタトゥーは、マイクタイソンが彫ったことで有名なニュージーランドのマオリ族のタトゥーがモデルと考えられます。

マオリ族のタトゥーは”黄泉の国”の王から教わったという伝説があり、その内容は日本神話のイザナギの冥界下りとソックリです。
ということは…
- 日本人のルーツはニュージーランドからの移民
- 日本神話は海外の神話をパクって繋ぎ合わせた創作物
どちらか可能性がありそうですね。
発火・爆発する体


『サンジの謎』
発火する体質のサンジに対し
「人が燃えるかバカ野郎‼︎ ”ルナーリア族”じゃあるめェし‼︎」とツッコんだクイーン。
この部分だけ切り取って
「サンジはルナーリア族の血を引く」とか
「母親のソラがルナーリア族」なんて思う人もいるようです。
でも、常時燃えてないじゃん。
母親は白人で金髪だし羽根ないじゃん。
根拠の伴わない憶測は”妄想止まり”であり、考察とは言えませんね。
サンジの発火についてはまだまだ結論を出す時期ではないようです。
キングの名前

キングの本名「アルベル」はイスラエルにあるアルベル山が由来です。
この山の崖に住むハスモン朝最後の抵抗軍が古代ローマの征服に抗ったとされています。
つまりマリージョアの前にあった「神の国」はユダヤ人王朝ハスモン朝がモデルの可能性が高いです。
『ガチ考察』シリーズ
続編はコチラ↓
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