サターン聖のパターンから残り4人の能力が予想できる
![五老星 名前 太陽系](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/06/IMG_6059-800x726.jpg)
サターン聖の考察記事で解説した通り、過去に登場した蜘蛛のキャラ全てにサターン聖の要素が散りばめられていたことがわかりました。
- タララン→蜘蛛の姿のモンスター
- 中将オニグモ→蜘蛛の悪魔の実
- スクアード→蜘蛛がキング(白ひげ)に刃向かった
- ドフラミンゴ→蜘蛛の糸を操る敵は天竜人
- ブラックマリア→蜘蛛の悪魔の実の希少種
- 五老星の名前には曜日を意味する惑星が入っている
- サターン聖→天竜人のトップで蜘蛛の悪魔の実の幻獣種「牛鬼(別名:土蜘蛛)」
土蜘蛛は日本の王に刃向かった者を指す
これは尾田先生がちびっ子読者を置き去りにしないように、丁寧に蜘蛛の敵を作り込んだ結果だと思います。
が、逆を言えば残りの4人も過去すでにヒントとして登場していると考えられます。
という事でちゃんと説明できる根拠を添えて、残りの4人の能力を予想してみましょう。
予想するための条件は3つ
![五老星の能力 ゾオン 能力](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5970-800x610.jpg)
- 上の画像のシルエットに矛盾しない範囲の幻獣種・古代種と言える生物
- 五老星の名前に含まれる惑星に関連する逸話がある生物であること
(サターン聖→土星→土蜘蛛) - 過去に似た形状のキャラが描かれていること
以上を満たし「コレだ」と思えた生物を挙げていきます。
※なお、上の怪物のシルエットは以下の並び順に対応しているものとします。
![五老星 妖怪](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7403-800x335.jpg)
トップマン・ウォーキュリー聖はベヒモス
![五老星 トップマン・ウォーキュリー聖 カバ ベヒモス](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7404.jpg)
一番右のシルエットは耳が明らかにカバです。
ゾウの鼻のように見える部分は人型の時の大きなヒゲだと思います。
カバは地球上で最も危険な哺乳類と言われ、毎年500人以上の犠牲者が出ているとされています。
カバは漢字で河馬
ウォーキュリー聖は水星なので水属性
河の字で水属性の条件クリアです。
普通にカバの能力でもかなり強力で凶暴になりそうですが、幻獣種ベヒモスなら更に強そうです。
ベヒモスは『旧約聖書』の『ヨブ記』で語られる獣で、ゾウかカバがモデルとされています。
また近年のベヒモスは、鼻の無いマンモスのような姿で描かれるので、シルエットはヒゲじゃなくて牙の可能性もあります。
![ベヒモス 4人の能力](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/MVBehemothNew-800x717.webp)
元々ベヒモスは聖書に登場する聖獣、人間の食料になるとされていましたが、中世頃からなぜかサタンと同類・悪魔だとする見方が一般化しました。
この辺もサタンのように魔法陣から登場したサターン聖に通じるところがあります。
過去に何度も敵として登場
![カバ ルフィ 一味 敵 五老星](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7416-800x559.jpg)
カバに総攻撃を仕掛ける麦わらの一味の図
カバは英語でhippopotamus
キリスト教の最高権力者・ローマ教皇は英語でpope
名前が似ています
![ガンフォール 名前が 似てる ロビン](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7417-800x351.jpg)
この扉絵はアクアラグナに突っ込むあたりで描かれたもので、その後エニエスロビーに到着した麦わらの一味は世界政府の象徴である十字のマークの旗を燃やしました。
つまり十字架の旗を掲げる世界政府はキリスト教がモデル
十字架の王冠を被ったカバはキリスト教のトップ
=世界政府のトップ
=五老星の1人
と考えられます。
その後もカバは敵対的に描かれています。
まず囚人採掘場で理不尽にルフィに絡んできたドボン↓
![ドボン カバ 敵](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7418-800x424.jpg)
ルフィのライバルである黒ひげと並んで歯磨きをするカバ
なぜか貴族の格好
貴族=イヤな奴↓
![黒ひげ カバ 歯磨き](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7419-800x905.jpg)
これだけの根拠が揃いました。
ということでトップマン・ウォーキュリー聖の能力は
ウシウシの実 幻獣種モデル ベヒモス か
カバカバの実 幻獣種モデル ベヒモス でしょう。
マーカス・マーズ聖は八咫烏
![マーカス・マーズ聖 五老星 八咫烏 能力](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7404-2.jpg)
鳥の姿で幻獣種で最高権力者の側近と言えば八咫烏です。
足が3本あるカラスの事で、別名/金烏(きんう)/三足烏(さんそくう)ともいい、全てに共通する逸話は「太陽に棲む鳥」という点です。
ワンピースで太陽と言えばエースの炎帝、つまり「火」です。
![エース 炎帝 太陽 天体](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/11/IMG_2352-800x667.jpg)
マーカス・マーズ聖は火星なので火属性
太陽に棲むとされる八咫烏なら火属性の条件クリアです。
八咫烏は日本神話の中で、初代天皇・神武天皇の道案内をして勝利に導いたとされています。
![八咫烏 神武天皇](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/img20210410_16265188-1-800x401.jpg)
…が、天皇家は天竜人のモデルだと思います。
つまり偽りの神、略奪者の子孫です。
そう考える根拠が天竜人の服装、特に襟元です。
これ、着物・和服ですよね。
![天竜人](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/02/IMG_6319-800x432.jpg)
つまり尾田先生はローマ教皇だけでなく、日本の天皇家にも噛み付いているわけです。
その理由は日本を含む世界中の神話や歴史が、勝者の都合の良いように書き残されていて嘘くさいからでしょう。
だから神話を持ち出して
「神の子孫だから正当な王です」
と名乗っている権力者を片っ端から否定するマンガを描いているんだと思います。
ということで、神武天皇の使いとされている八咫烏は五老星の能力にピッタリです。
過去に登場して無いけど
![カラス マリージョア 天竜人 アラバスタ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/05/IMG_5890-800x775.jpg)
絶対にカラスの能力者だと思ったらススの能力だったカラス。
これはカラスの能力者が他に居そうだと読者にイメージさせる目的のため、紛らわしい能力と名前のキャラを登場させたんだと思います。
ということでマーカス・マーズ聖の能力は
トリトリの実 幻獣種モデル 八咫烏か金烏か三足烏 でしょう。
シェパード・十・ピーター聖は猩猩
![シェパード・十・ピーター聖 五老星 能力 モデル](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7404-4.jpg)
人っぽい姿で木属性で過去に登場してて幻獣種候補となるとショウジョウくらいしか思い付きませんでした。
ここは自信がないからテキトーで。
過去に登場したショウジョウはコイツ↓
![ショウジョウ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/05/IMG_5062-800x539.jpg)
主人公がモンキーだから「サルサルの実」は他のキャラで出しづらいだろうと思う。
だからラスボス風の奴に取っておいたんじゃないかな。
シェパード・十・ピーター聖は木星だから木属性
ショウジョウは森の民だから木属性の条件はクリアです。
あと、もののけ姫に登場した神だからジブリオマージュ要素も根拠の一つ。
![ショウジョウ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/E8rC5ZJUcAILm1s-800x435.jpeg)
ということでシェパード・十・ピーター聖の能力は
サルサルの実 幻獣種 モデル 猩々でしょう。
イーサンバロン・V・ナス寿郎聖はイグアナ
![イーサンバロン・V・ナス寿郎聖 五老星 能力 イグアナ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7404-3-800x292.jpg)
天井に張り付く所を見ると、ヤモリとかイモリとかトカゲっぽい。
過去に登場してて幻獣の要素があるとしたらトカゲ、有名な所だとサラマンダーだけど完全に火属性です。
![サンドラ大トカゲ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5974-800x518.jpg)
他に良いのが居ないか調べたところ、マヤ神話の最高神イツァムナーというのが居ました。
老人の顔をもつ蛇とかワニとかトカゲとされていてイグアナの語源です。
![イツァムナー イグアナ 五老星 マヤ神話](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/itzamna-dresde.jpg)
で、蛇とマヤ文明と言えばシャンドラです。
イツァムナーは4つの名と役割を持つとされていて
- 主神「イツァムナー・ガブル」
- 太陽神「イツァムナー・キニチ・アハウ」
- 豊穣神「イツァムナー・カウイル」
- 雨神「イツァムナー・トル」
となります。
生贄の儀式の時に出てきた4種類の神に対応しますね。
![太陽の神 雨の神 森の神 大地の神 シャンドラ 生贄](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2023/10/IMG_7421-800x973.jpg)
さらにこのイツァムナーは、夜明けに登る太陽と明けの明星の象徴とされる面もありました。
明けの明星とは金星の事です。
ここにイーサンバロン・V・ナス寿郎聖の金星と繋がりました。
ということでイーサンバロン・V・ナス寿郎聖の能力は
ヘビヘビの実 幻獣種 モデル イツァムナーでしょう。
といったところで今回はお開き。
どれか1つくらいは当たるでしょう。
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