悪魔の実の能力伝達条件
人間が食う

ローやバギーは丸呑み、ルフィやサボは一口かじって能力者になりました。
”皮ごと”食って能力者になったケースです。
しかし、カクはバナナに似た実の”皮を剥いて”食っても能力者になりました。
つまり”実”だけを食えばいいことがわかります。
では、どの程度まで実を食えばいいのか?

カリファはナイフとフォークを使って小さく切った実を”一口”だけ食べました。
このことから、最初に一口でも食べたら能力者になれることがわかります。

”食べる”ってどこまで?
モノが能力者になったケースがいくつかありましたね。
でも、モノが実を”食べる”ってどういうことでしょうか?
銃には”口”がある

『食べる』とはどの段階までのことを指すのか考えてみました。
- 口に入れる
- 噛む
- 飲み込む
バギーとローのケースから”噛む”が必要ないことがわかります。
では”口に入れる”か”飲み込む”ことが条件でしょうか?
ただ、カクとカリファのシーンでは、飲み込む前からすでに”悪魔のグルグル”が描かれています。
そういえば悪魔の実ってすごく不味いんですよね。
口に入れた後、不味すぎて吐き出した場合も能力者になるんでしょうか。
きっとなりますよね。
つまり”口に入れる”行為が重要だと考えられます。
そう考えると銃には”銃口”という口があるので”悪魔の実を口に入れる”ことは可能です。
刀にも”口”がある

それでは、ファンクフリードの場合は?
刀の各部位の名称を調べてみたところ、”鞘”の入り口のことを”鯉口”と呼ぶことがわかりました。
そして刀には”刃(歯)”がついています。
銃口よりも人間の”口”に近い名称ですね。

ゲルの場合

ゲル状有毒ガスについては全く”口”が見つけられませんでした。
もしかしたら毒ガスを自在に操るシーザーがゲル状の毒ガスを”口の形”に形成して、悪魔の実に「食べられた」と認識させたんでしょうか。
しかしこの仮説は「悪魔の実(ゾオン系)」に”意志がある”ことが前提になります。
「ああ、食われたんだな」と悪魔の実が”感じる”ことが条件です。

悪魔の実の宿る場所
心臓でも精神でもない

ローの能力によって”心臓を取られたスモーカー”の肉体に”たしぎ”の精神が入れられましたが、モクモクの能力はスモーカーの肉体に残り、たしぎの精神では能力をコントロール出来ませんでした。
つまり悪魔の能力が宿る部位は「心臓」でも「精神」でもない「肉体のどこか」です。
筋肉でも臓器でもない

ブルックの場合は特殊かも知れませんが、もし他の能力も同じ条件だとしたら、「皮」も「肉」も「脳」も「目玉」も「血液」も無いブルックに能力が宿っていると言う事は、「骨」か「毛」か、あととは背骨の中に残っていた「髄液」でしょうか。
面倒なので全部の共通点である『DNA』でしょうかね。
または『ヨミヨミの実』だけは”魂に宿る”のかも知れません。
血に宿る?【血統因子】

”血統”と言えば家系図の様に、先祖から続いている事を表す言葉です。
つまりバンダー・デッケンのように”悪魔の力”は親から子へ受け継がれるケースもある様です。
”血統因子”と言うからには”血”に宿るんでしょうね。
そしておそらく”親の死”が承継されるトリガーで、兄弟がいる場合は一番古い血が選ばれるでしょう。
血も精子も「DNA」と言えますね
宿主の”死”を認識する

ドンキホーテファミリーの三下さんの言うことにゃ「”実”の能力者が死ぬと同じ能力を秘めた”悪魔の実”が復活する」らしいです。
パンクハザードで”スマイリー”が死んでシノクニになった直後にその場面が描かれていました。
この時は”一番近くにある果実”に能力が宿ったようです。

ただ、これもよく考えると面白い話ですね。
『モノが死ぬ時』
もともと”ゲル状の毒ガス”に悪魔の実を食わせたら、”意志”を持つ”生物”になったわけです。
ゲル状の生物は細かく分身したり、分身の一部が燃やされて爆発しても本体は”生きている”と認識されていましたが、薬品で化学反応が起こり”ゲル状”から”気体”になると”本体が死んだ”と認識されて、悪魔の力は”一番近くのリンゴ”に移りました。
このことから”モノに宿った魂”の”死の定義”は、元の状態に戻れなくなった時だと仮説できます。
象剣なら刀が折れた時。銃なら真っ二つに切られた時だと推測できますね。
そしてやっぱりゾオン系に限ったことかも知れませんが、”悪魔の実”には”意志”どころか”命”まであると言うことになります。
肉食のゾオン系は”凶暴性”が増す理由も、悪魔の”意志”がプラスされるからと考えていいでしょう。

能力を奪う方法

モリアの能力で奪われた”影”には、本体が持つスキルも備わっていました。
剣士の影を入れられたルフィが剣術を使えたように。
しかし、ルフィの影を入れられたオーズに”ゴムゴムの能力”は宿りませんでした。
影には悪魔の能力は宿らないようです。
すると体のどこかに宿った能力は、能力者の死後もしばらくは体内のどこかに留まっていると考えられます。
黒ひげの奪い方
- 死んで間もない人間に対し”黒渦”か”ブラックホール”で悪魔の能力を”吸い出す”
- 引きずり込んだ”悪魔の力”を用意しておいた果実に向けて”リペレイション”する
- 新しい悪魔の実が出来上がる
- それを食う
黒ひげのケースはいずれ描かれると思うので、簡単な仮説紹介までとしておきます。
ビッグマムの場合

ビッグマムの場合は「血統因子」の応用ということになるのでしょうか。
先代”ソルソルの実”の能力者だった”マザー・カルメル”通称「みなし子売りの山姥(やまんば)」

ビッグマムは誕生祝いに出された大好物のセムラタワーを前に、嬉し涙で前が見えなくなりながらも夢中で食べ尽くし、手の届く距離にある”全て”を食い尽くした。
ビッグマムが食べ終わった頃には周りに誰も居なくなり、机も椅子もほとんど残っていなかったが”ビッグマムの歯形”は残っていた。
つまりビッグマムはマザーカルメルも孤児達も全部”食ってしまった”と言う事です。
その後からマザーカルメルの”ソルソルの能力”が使えるようになりました。
この出来事を”能力の伝達条件”だけに注目して考察してみます。
- 悪魔の力は”DNA”に宿る
- ”DNAを引き継ぐ”親子の間では能力も引き継がれることがある
- 悪魔の力は能力者の”死”を認識して宿主を変える
つまり、マザーを食って”能力者の血液”を体内に取り込み、マザーが死んだから能力が移ったと考えられます。
モモの助とカイドウの場合

ベガパンク作った”人造悪魔の実”が失敗作と言われる”理由”がわかりました。
『カイドウは死なない』

カイドウの登場シーンは”空島からの飛び降り自殺”でした。
その際に語られるカイドウについてを振り返りましょう。
- 海賊として7度の敗北を喫し、海軍又は敵船に捕まること18回
- 1000度を超える拷問
- 40回の死刑宣告
- 首を吊られるも鎖はちぎれ
- 断頭台(ギロチン)にかけられるも刃は砕け
- くし刺しにするも槍は折れ
- 結果沈めた巨大監獄船の数は9隻
- 誰も彼を殺せなかった
つまりカイドウは、悪魔の力の伝達条件である”死”が見込めないんです。
カイドウの死でモモの助も完成する

”カイドウの死を諦めた”ベガパンクはカイドウから作った人造悪魔の実を失敗作と呼びました。
もしもカイドウが死ねばベガパンクの人造悪魔の実は完成します。
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