モリアが黒ひげ海賊団の傘下になる根拠【新・皇帝の条件】

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新・三大勢力

世界の均衡 ガープ
出典:ONE PIECE 45巻 尾田 栄一郎

頂上戦争前、世界の均衡を保っていた三大勢力は「旧・四皇」・「海軍本部」・「王下七武海」でした。

三大勢力とは言っても七武海は海軍の味方なので、四皇1人+傘下の海賊団全部 VS 海軍本部+七武海で互角といったところ

実際に頂上戦争では白ひげ海賊団の全力と海軍本部+七武海でほぼ互角でしたね。

そこに白ひげ側の助っ人としてルフィ率いるインペルダウン組
海軍側の助っ人としてパシフィスタ軍団でまた互角

さらに黒ひげ海賊団が割り込んでゴチャゴチャになり、赤髪海賊団が割り込んで終戦。

それから2年後
世界の勢力図はさらにごっちゃごちゃです

崩れた世界の均衡

三大勢力 海賊 海軍 革命軍
出典:ONE PIECE 80巻 尾田 栄一郎

ドフラミンゴが負けた事をキッカケに七武海は制度そのものが廃止されました。

現在の三大勢力は「海賊」・「海軍」・「革命軍」です。

  • 革命軍と海軍は敵同士
  • 海賊同士も基本的には敵同士
  • 海賊と海軍は逃げる者と追う者
  • 革命軍と海賊は敵同士じゃないが味方でもない

という構図で、海軍だけが全方位を敵視している状態です。

三つ巴でもなく、三角関係のような感じ

問題はそれぞれが有する戦力です。

海軍の戦力

セラフィム パシフィスタ 海軍
出典:ONE PIECE 107巻 尾田 栄一郎

海軍本部の戦力は

  • 元帥赤犬
  • 3大将
  • 中将、以下大量の将校
  • 軍艦
  • パシフィスタ、マークⅡ
  • セラフィム
  • マザーフレイム(?)

と、明らかに頂上戦争よりもパワーアップしています。

革命軍

革命軍 幹部
出典:ONE PIECE 90巻 尾田 栄一郎

現時点でわかっている革命軍の戦力は

  • 総司令ドラゴン、参謀総長サボ
  • グランドライン軍隊長イワンコフ
  • 4つの海の軍隊長と副隊長以下軍隊
  • 各地で鼓舞された市民

革命軍の脅威は、世界政府非加盟国の国民や、天竜人に不満を抱く市民がどんどん加入する可能性です。

”数”は切り札ですからね。

迫害 魚人族 海底 アーロン
出典:ONE PIECE 65巻 尾田 栄一郎
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新”皇帝”の条件

バギー 四皇
出典:ONE PIECE 1058話 尾田 栄一郎/集英社

海軍の勘違いによって運良く四皇入りしたバギーですが、海軍が一番の脅威として挙げたのが

元・七武海の2人を従える力です。

実際にはぜんぜん従えていませんが、元・七武海を従える事が新”皇帝”の条件と仮定すると、モリアの現在が見えてきます。

元・七武海を従える

元七武海 ジンベエ 四皇
出典:ONE PIECE 97巻 尾田 栄一郎

傘下に5600人以上の海賊を従え、七武海を3人倒した実績を持ち、さらに元七武海を1人従え、四皇の一角カイドウを倒したルフィは、文句なしに新”皇帝”の器です。

一方のバギーは

  • 海賊王ゴールド・ロジャーの元クルー
  • 現四皇シャンクスの兄弟分
  • インペルダウン襲撃の主犯格
  • 大将青キジでも仕留めきれなかった
  • 頂上戦争で中心人物(ルフィ)逃亡を手助け
  • その後、自身も無事に戦場から脱出
  • 高額賞金首の脱獄囚を大勢従える大船長
  • 七武海の称号を得る
  • 元・七武海の2人を従え海軍の方位を切り抜ける

この経歴が脅威とされ新”皇帝”に格上げされました。

そうなるとティーチにも2人の新”皇帝”に負けず、同じ条件を満たして欲しいところです。

元・七武海口説きに苦戦するティーチ

黒ひげ ハンコック ワープ
出典:ONE PIECE 1059話 尾田 栄一郎/集英社

元祖・七武海のその後は

  • ジンベエ→麦わらの一味
  • ミホーク→クロスギルド
  • クロコダイル→クロスギルド
  • ドフラミンゴ→インペルダウンに投獄
  • くま→自我を失い奴隷
  • モリア→ハチノス襲撃後不明
  • ハンコック→ティーチが嫌い

途中で七武海になった4人は

  • ティーチ→四皇に昇格
  • バギー→四皇に昇格
  • ロー→四皇の座を逃しティーチに敗北
  • ウィーブル→緑牛に捕まりインペルダウンに投獄(?)

ということで、ハンコックには振られ、ローも潰してしまい、ティーチはなかなか元・七武海を従わせることができません。

残るチャンスはモリアだけ

もしモリアを逃したらインペルダウンに投獄されたドフラミンゴかウィーブルを口説きに行くしかありません。

でもティーチとモリアは組んだ方がお互いにメリットがあります。

クザン 海軍 ガープ 隊長 黒ひげ
出典:ONE PIECE 1081話 尾田 栄一郎/集英社

ティーチのメリット

ティーチ ウルフ モリア
出典:ONE PIECE 61巻 尾田 栄一郎

『元・七武海を従わせる』以外にモリアを迎えることのメリットがウルフの乗れる船です。

たぶん、現在のウルフの移動は数隻の船で引っ張ってると思います。
能力者だから泳げない、浮かばない、海に浸かって力が入らないウルフを引っ張るって、どんだけ重労働でしょう。
想像もしたくないですね。

なのでウルフのための軍艦を手に入れるため、危険を犯して海軍と交渉するも赤犬登場で交渉決裂。

ウルフの船問題は未解決のまま。
せっかくの戦力もどこにも連れて行けないからハチノスの留守番でしか役立ちません。

そこに軍艦の何倍もある海賊船で乗り込んで来たモリア

ティーチ モリア 海賊船
出典:ONE PIECE 92巻 尾田 栄一郎

この巡り合わせは奇跡です。

ウルフのために船が欲しいティーチはモリアを歓迎するでしょう

じゃあ仲間を殺されたモリアはすんなり従うのでしょうか?

モリアのメリット

モリア アブサロム デボン
出典:ONE PIECE 92巻 尾田 栄一郎

アブサロムを助ける為にやってきたのに、すでに殺され能力も奪われていました。

でも、モリアのこのリアクションは意外です。

だってルフィ戦でこんなことを言ってましたよね↓

モリア 仲間 生きてる ゾンビ
出典:ONE PIECE 49巻 尾田 栄一郎

だからアブサロムの死体を返してくれるなら
あっさりと許すんじゃ無いでしょうか?

それに七武海だった頃から力不足が指摘されていたモリア↓

ドフラミンゴ モリア もっと上
出典:ONE PIECE 59巻 尾田 栄一郎

流石に誰かと組まないと危ないかもと言う自覚もあるでしょう。

そこに四皇・ティーチからの誘いはありがたいんじゃないかな?

といったところで今回はお開き。
また来週。

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