この記事では
- 黒炭せみ丸のモデル
- イゾウのモデル
- 菊之丞のモデル
- 緑牛のモデル
- 黄猿と藤虎のモデル
- 自殺願望の牛
が登場する映画について書いています。
ワノ国編はこの映画がモデルなのか⁉︎
![浪人街](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/50009976_series_art__768x2048_ronin_gai_79e585bf8d4595f4ef213adf393c6fbd-e1646717921286-800x435.webp)
海軍大将のモデルは実在した昭和の銀幕スターというのは有名ですね。
ワンピース考察界では、早くも”緑牛”のモデルは原田芳雄だと特定されています。
![原田芳雄](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/Ec2b8RaU8AIa1NK-800x577.jpeg)
その根拠と言われる剣戟映画『浪人街 RONINGAI』を実際に観てみたら間違いありませんでした。
確定です。
緑牛どころか、大将”赤犬”の呼び名が生まれた瞬間もこの映画。
バリバリの実の能力者”黒炭せみ丸”も、”イゾウと菊之丞”の兄弟もこの映画が元ネタでした。
解説していきます。
”黒炭せみ丸”のモデルは”天本英世”
![黒炭せみ丸 バリバリ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6859-800x364.jpg)
怒り狂う”おでん”の攻撃から”オロチ”を守ったバリバリの実の能力者”黒炭せみ丸”
このキャラのモデルらしき琵琶法師が「浪人街 RONINGAI」に登場します。
特にセリフもなく、場面転換のシーンで琵琶を弾くだけの役です。
役者は天本英世。
つまり”黒炭せみ丸”のモデルは”天本英世”となります。
![浪人街 琵琶](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6847-800x542.jpg)
”イゾウ”のモデルは”樋口可南子”
![イゾウ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6862-800x391.jpg)
この映画は「浪人4人対120人の悪党侍の大殺陣!」という謳い文句ですが、それはラスト20分だけです。
それまでは戦乱の世が終わった時代に生きる浪人の情けなさを延々と描いています。
腕っぷしだけでのし上がれた戦乱の世が終わり、大名に仕えていない浪人には苦しい時代だったようです。
”銀魂”っぽいですね。
原田芳雄が演じる主人公の”アラマキ ゲンナイ”は女たらしでヒモ気質。
根性なしで酒浸り。薄情者のロクデナシ。でも何故か女にモテる。
そんなロクデナシに惚れてしまったのが”お新”です。
ある日、”お新”の恩人が悪党の侍達に殺されてしまいます。
”お新”は隠し持っていたピストルで敵討ちに行くも捕まってしまうのでした。
これが”イゾウ”のモデルです。
役者は樋口可南子。ソフトバンクのCMのお母さん役です。
つまり”イゾウ”のモデルは”樋口可南子”となります。
![浪人街 イゾウ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6850-800x456.jpg)
”菊之丞”のモデルは”杉田かおる”
![イゾウと菊の丞](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6863.jpg)
”お新”の敵討ちに協力したが一緒に捕まってしまった”おぶん”
二人で縛られているシーンでは”お新”の髪が乱れて”イゾウ”っぽさがより一層増しています。
”お新”と一緒に捕まったからという理由で”おぶん”を”菊之丞”のモデルとしました。
役者は杉田かおるです。
つまり”菊之丞”のモデルは”杉田かおる”となります。
![浪人街 イゾウとお菊](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6852-800x570.jpg)
ちなみにラストにはもっと”菊之丞”っぽい武者が登場します。
中の人は”おぶん”の兄貴の”土居孫左衛門”
役者は”黄猿”のモデルの田中邦衛。
![田中邦衛 菊之丞](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/スクリーンショット-2022-03-08-18.15.06-800x436.jpg)
![菊之丞](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6864-800x567.jpg)
緑牛
![緑牛](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6841-800x450.jpg)
緑牛のモデルを確かめたかっただけなのに、こんなにワンピースの要素が見つかるとは思いませんでした。
これはもう主人公が”緑牛”のモデルと考えて間違いなさそうです。
主人公の名前は『荒牧源内(アラマキ ゲンナイ)』
髪の長いシルエットも、”女好き”っぽいセリフも似ています。
![浪人街 原田芳雄 緑牛](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6846-800x422.jpg)
ちなみに、ラストでやっと戦う気になった主人公は刀を7本持って120人の侍に挑みます。
緑牛は”7刀流”の剣士という設定かも知れません。
![浪人街 原田芳雄 緑牛](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6854-800x508.jpg)
他キャストに黄猿と藤虎
![田中邦衛 黄猿](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/スクリーンショット-2022-03-08-16.35.26-800x426.jpg)
鎧を着る前の田中邦衛。
”おぶん”の兄貴です。
田中邦衛は”黄猿”のモデルでもありますが、緑牛のモデルとも共演していたんですね。
![勝新太郎 藤虎](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/スクリーンショット-2022-03-08-16.39.29-800x428.jpg)
そして勝新太郎も出演しています。
”藤虎”のモデルの座頭市を演じた役者です。
黄猿と藤虎と緑牛。
赤犬が元帥になった後の3大将。
そのモデルの俳優が全員この作品で共演していた事になりますね。
さらにこの「浪人街」は、勝新太郎の遺作となった事で知られています。
役名は”赤牛”弥五右衛門。
この役の名前から”赤犬”が生まれました。
詳しく説明しますね。
赤犬が生まれた瞬間
![勝新太郎 赤犬](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/スクリーンショット-2022-03-08-16.30.38-800x430.jpg)
勝新太郎の演じる”赤牛”弥五右衛門は、4人の浪人で一番プライドが無いキャラでした。
悪党だとわかっている侍に土下座して「なんとか自分を雇ってくれ」と頼み込みます。
調子に乗った悪党侍は「犬になれ」と言い、履いていたワラジを遠くへ投げて「口で咥えて持ってこい」と命令しますが、”赤牛”は素直に従いました。
気を良くした悪党の侍(中尾彬)は「お前は”赤牛”ではない。”赤犬”だ。わっはっはっは」と笑うのでした。
”赤犬”誕生の瞬間です。
赤牛の最後
![カイドウ 自殺](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/IMG_6865-800x518.jpg)
どうして”赤牛”がこんなにプライドが無かったのかと言うと、自殺願望があったからでした。
そして衝撃のラストシーン。。。
ぜひ一度観てみてください。
![浪人街](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/03/91PCc-G22ML._AC_UL640_FMwebp_QL65_.webp)
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