頂上戦争のセルフオマージュ
海賊だろうと政府の島に居た者を簡単に信じてアジトに連れて行くわけにはいかない。
言われてみれば確かにそうで、カリブーの持つ情報が本当にヤバいと知ってるのは本人と読者だけです
カリブーの能力を知っていそうなので、海楼石で拘束できるなら試しに連れて帰って喋らせてみたいでしょうが、オーガーもデボンも能力者なので海楼石は扱えないはず。
面倒なので無視して帰る可能性もありです。
どうなるのかな
ところで、狙撃手に銃口を向けられたロギアはどうして観念するんでしょうか?
狙撃手とロギア
ベックマンくらい大物だったら「銃弾にまで覇気を纏わせる?」と思えますが…
できるのかなぁ?
でも思い返せば、最初に覇気の力の説明があったのはマーガレットの矢でした
つまり、飛び道具に覇気を纏わせることはできる
じゃあ上級者なら銃弾にもできる?
ベックマンはできそう。
オーガーができたらかなりヤバい。
あと、考えられる可能性としては海楼石入りの銃弾
でも海楼石を銃弾くらいのサイズに加工できるのはワノ国の職人だけ
なので存在したとしてもかなり高価
だから消耗品である銃弾には向かない
しかも触れないなら装填できないから意味がない
となると、やっぱりオーガーは銃弾に覇気を纏わせることができる?
もしもオーガーの射程距離でそれができたらヤバい
ワプワプの能力で発射した位置が特定できないからスナイパーとして最強すぎます。
『SSG』が変えた勢力図
「海軍特殊科学班」通称『SSG』
藤虎の予言通り、SSGによって世界の勢力図が大きく変わろうとしています
初期型のパシフィスタは1人につき軍艦一隻分の費用を投入して造られていました
ということはマーク3ともなれば2倍?
いや3倍?
じゃあ簡単に損切りしたシービーストウェポンの費用は軍艦一隻の半分くらい?
いずれにしても制作費は世界政府の金なので、パシフィスタを減らさずに命令権だけ取り返したい
それまでは損失を抑えるために防御に徹しなければいけません。
仮にボニーを取り逃がしてしまった場合、いつ寝返るかわからないパシフィスタを使い続けることはできません。
命令権に細工したベガパンクも死亡してしまえば修理もできず全てがパーになります。
中将達はなんとしてもボニーを仕留めなきゃいけません
今、世界の勢力図はボニーが握っています。
9人の中将の名前が判明
今回でバスターコールに招集された中将9人全員の名前が判明しました。
↑の画像の左上から
- ポンスキー
- ドーベルマン
- ドール
- 土茶(とさ)
- ウルバン
- ブルーグラス
- ハウンド
- レッドキング
- ギロチン
ドールの名前の由来がラブラドールだとすると、9人の中将のうち5人が犬の名前です。
バスターコールと言えば、徹底的な正義を掲げる中将時代の赤犬が、オハラの民間人と仲間の海軍が乗る船まで攻撃し、サウロとクザンがドン引きしたシーンが印象的です。
だからバスターコールに招集された中将の大半が『犬』なのでしょうか?
さて
これまでに判明した9人の名前や能力をまとめてみましょう。
ポンスキー
ポンスキーとは
ポメラニアンとシベリアンハスキーを交配して誕生したミックス犬の名前です。
1094話で見せた獣人化した姿と、ハマグリの形をした武器
そして技の名前はラッコハンマー
たぶんボンスキー中将の能力は『イヌイヌの実 モデル ラッコ』だと思います
ドーベルマン
ドーベルマンはそのまま犬種の名前です
エニエスロビーでのバスターコール、マリンフォードでの頂上戦争
エッグヘッド編でセルフオマージュされている過去の重要局面のどちらにも参戦している中将です。
ドール
犬系の中将が多いということは、ドール中将はラブラドールのドールでしょうか?
首輪もしてるし。
パシフィスタに通用する蹴りということは覇気使いでしょうが、能力者らしいところはまだ描かれていません
それにしても、20年以上前から海軍に居たということは40代前後?
日本の海軍なら男子は16歳から入隊できるので、その基準で一番若く見積もっても36歳
だとしたらスモーカーと同い年になります。
土茶
土茶→土佐→土佐犬
闘犬の名前です
六式使いのようですがブロギーの噛ませ犬にされてしまいました。
闘犬だけに。
ウルバン
ウルバンとは、頑丈な城壁すらも吹き飛ばせる程の巨大な大砲を開発したワラキア公国出身の技術者の名前です。
ワラキアはこのブログでも何度か登場した国の名前で、ドラキュラ発祥の地です。
個人的にはルルシア王国のモデルがワラキアだと思っています。
王族に牙があってドラキュラっぽいですね↓
なのでウルバンにもワラキアのドラキュラ要素で牙が生えていますね。
ブルーグラス
ノリノリの実のドライブ人間
ブルーグラス中将
この考察は過去に終わっています。
- ブルーグラスはアメリカ西海岸が発祥のアコースティック音楽のジャンル
- アメリカ西海岸はラッコの生息地(ポンスキーの能力)
- アメリカ西海岸は元々メキシコだったが戦争でアメリカに奪われた(米墨戦争)
- それをモデルにしたのがソルベ国王の行った南北分断政策
- メキシコの北側が世界政府加盟国(アメリカ合衆国)に吸収された
- ソルベ王国南側はメキシコがモデル
- メキシコの有名な革命家は元神父、それがくまのモデル
- アメリカ西海岸にはシリコンバレーがあり、Apple本社があり、エッグヘッドのモデル
- メキシコには太陽を信仰する遺跡がたくさんある(太陽神ニカを信仰するバッカニア族)
ハウンド
ハウンドは猟犬を意味する
また、英語のスラングでは「嫌な奴」「卑劣な」という意味もある
ハウンド中将の人相からして「嫌な奴」「卑劣な奴」っぽいですね。
レッドキング
レッドキングはウルトラマンシリーズに登場する好戦的で凶暴な怪獣の名前です
首のあたりの特徴がソックリです
能力者ではなさそうで、フィルムZのゼファーのような腕で『蒸気ナッコー』という技で攻撃していました。
ウルトラマンオマージュが始まったとなると、俄然、宇宙への繋がりが見えてきますね。
ギロチン
ギロチンとは、あのジャックスパロウが処刑されそうになった断頭台のことです。
この人は他の中将を考えた後、最後におまけでテキトーに付け足した感じがします。
根拠としてまず、頭の刃物はウルトラセブンのアイスラッガーがモデルだと思います↓
だからそのうちブーメランみたいに飛ばして攻撃するんでしょう。
つまり、レッドキングでウルトラマンオマージュしたからついでにもう1人。
という感じでテキトーにキャラデザインしたのでしょう。
そして名前のギロチンですが、海賊を処刑する道具の定番なので中将の名前としてはピッタリなんですが、ポンスキー中将と一緒に登場させてしまうとギロチンの意味が変わってきます。
ポンスキー中将の見た目はどう考えてもプロレスラーのハルクホーガンです↓
そしてハルクホーガンの代名詞とも言える技がギロチンドロップです↓
プロレス好きの尾田先生らしいテキトーさを感じました。
ソルベ王国先先代王ブルドッグ
他にも、ソルベ王国の元先々代国王の名前がブルドッグです。
これも犬種の名前
ダルメシアン
マリンフォードでの頂上戦争ではダルメシアン中将も登場しています。
その見た目と名前からダルメシアンの能力者である可能性が高そうです
さらに今週の巻頭カラーでも犬が沢山描かれていました。
salty dogとしては尾田先生の意図が非常に気になります。
犬だけに
再度セルフオマージュ
人間の部分が減り、妙な目つきに変わったサターン聖
- 女の子の自由が奪われる
- 人質を取られる
- ゴムゴムの戦斧を強調
に加えてキレて目つきが変わると来たのでココヤシ村のセルフオマージュは確定ですね
それと、矢印の形の攻撃は無さそうなので
コブラに致命傷を与えたのはサターン聖じゃなさそうです。
頂上戦争の再現
中心人物を逃がそうとするが、大将によって更なる傷を負わせてしまった。
これは頂上戦争のルフィとジンベエのワンシーンを連想させます。
からの、世界に向けて重要なメッセージを発信と来たら期待せざるを得ないですね。
といったところで今回はお開き。
また来週。
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