パンクハザード編セルフオマージュ
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- どんどん破壊されていく研究所
- 襲いかかるモンスター
- 頭と切り離された胴体
- 政府側の人間と共闘
パンクハザード編のセルフオマージュ要素が強くなってきました。
ということは、ラスボスは研究所のトップ?
バルジモアのあたりからベガパンクには裏の顔があると思っていました。
それでは今週もワンピを解説していきます。
DEATH GAME 通信切断と人影
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カメラを壊した人影はカリブーに見えなくもない。
ワノ国編では味方として通信切断を任されていましたが、エッグヘッドでは敵側として通信切断して回ってる?
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望まぬ政府の島に連れて来られた挙句、ゾロに「降りろ」と冷たくされたことを恨んで敵に回った?
または、次の島まで船に乗せて貰う相手に見つけて協力したのかも。
どちらにしてもコイツがいること忘れがちなのでそろそろ目立ってほしいところです。
アトラスとモチャ
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体が大きくて童顔な”アトラス”とチョッパーの組み合わせ。
これはパンクハザード編のモチャを連想させます。
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そう考えるとナミと行動している”エジソン”がどことなく”モモの助”っぽい。
セルフオマージュ目線で考えると「王の子」というキーワードを満たすのは”モモの助”の代わりが”ボニー”になります。
どちらも子供の姿と大人の姿を持っているし。
しかしセルフオマージュが尾田先生の得意パターンとは言え、こんなに違和感なく似たような設定のキャラで同じような展開を作れるものなんでしょうか?
イヤ、凡人には絶対無理です。
尾田先生はベガパンク以上の天才であることは間違いないですね。
とりあえず、バブルシールド・バブルガンについてもう少し詳細を説明してほしい。
政府側の人間との共闘
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ルッチがスモーカー、カクがたしぎ、シャカの格好はローっぽい。
ココもオマージュ要素満載です。
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そもそもルッチはルフィのことをすごく認めていたんですよね。
立場上は敵だけど、スパンダムよりは全然好きでしょ。
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本体(ステラ)ではなく「ベガパンク」と呼んだ
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2年前の修行編でフランキーが飛ばされたのが、ベガパンクの生まれ故郷の”バルジモア”
幼少期を過ごしたこの島には、ベガパンクの持つ”二面性”の証拠が残されていました。
さらに表の研究所についていた「自爆スイッチ」と同じ物が、裏の研究所にもついています。
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どうやら完璧主義のベガパンクには、証拠隠滅に備えるクセがあるようです。
他人に知られたらマズイ研究をしている自覚があるんでしょう。
ということは、シャカが「本体(ステラ)」ではなく「ベガパンク」と呼んだのは昔からのベガパンクの本性なのかも。
歳を取って丸くなった性格が、ボニーの技の影響で未熟な頃に戻ってしまった?
当然、過去の記憶も共有しているシャカは、凶暴で未熟なマッドサイエンティストだった頃の自分自身を本体(ステラ)とは認めない。
だから「ベガパンク」と呼んだのでしょう。
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ジキル博士とハイド氏
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キャベンディッシュの別人格”ハクバ”は、別名:ロンメルのカマイタチと呼ばれる通り魔でした。
ロンメルのモデルはロンドンです。
ロンドンが舞台の二重人格といえば、小説「ジキル博士とハイド氏」が有名です。
ただ、キャベンディッシュに”博士”の要素は全くありません。
つまり「二重人格」について先に説明しておきたかったので付けた設定と考えられます。
本命の「二重人格の博士」というキャラを、読者にすんなり受け入れてもらう為の前フリですね。
他の作品でも、だいたい天才は二重人格で自分の中にモンスターを飼っていることが多いです。
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ということは、暴れているのはベガパンクの別人格でしょうね。
といったところで今回はお開き。
また来週。
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