【ワンピース】バーソロミューくまに飛ばされた先は神話と小説がモデルの9ヶ国+α

『くまに飛ばされたルフィ編』

  • アマゾンリリー
  • インペルダウン
  • マリンフォード
  • ゴア王国
  • ルスカイナ


『麦わらの一味が飛ばされた先』

  • クライガナ島
  • ナマクラ島
  • 剣山島/テーナ・ゲーナ王国
  • ボーイン列島
  • モモイロアイランド/カマバッカ王国
  • からくり島/バルジモア
  • ウェザリア
  • トリノ王国
  • テキーラウルフ

2部に分けて解説します。

くまに飛ばされたルフィ編〜アマゾンリリーからルスカイナまで

アマゾン・リリーは中国/懸空寺

アマゾンリリー
出典:ONE PIECE 53巻 尾田 栄一郎
懸空寺
出典:Wikipedia

『中国/山西省

断崖から生えるように城が建つ女ヶ島アマゾン・リリーは懸空寺がモデルです。

※懸空寺は世にも珍しい仏教道教儒教の三つを一体化した独特の宗教の寺院として人気の観光地。

インペルダウンはアルカトラズ島

インペルダウン
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
アルカトラズ
出典:https://skyticket.jp/guide/

『アメリカ/サンフサランシスコ州

海底大監獄インペルダウンは孤島の監獄アルカトラズ島がモデルです。

この監獄を舞台にしたクリント・イーストウッド主演映画『アルカトラズからの脱出』は名作です。

マリンフォードは広島

マリンフォード
出典:ONE PIECE 56巻 尾田 栄一郎
広島城
出典:http://www.rijo-castle.jp/

『日本/広島』

海軍の本拠地マリンフォードの中心に立つ海軍本部は広島城がモデルで、頂上戦争は第二次世界大戦をモデルに描かれています。

白ひげと黒ひげから1回づつ地震攻撃を受け、海軍本部の建物が壊滅的なダメージを負いました。
このシーンは広島と長崎に落とされた原爆をイメージしたと考えられます。

『かつて日本軍の中心だった広島』

日本海軍の本部や造船所、海軍学校などの重要な軍事拠点が全て広島にありました。
敵国が原爆のターゲットにするには十分な理由があったんですね。

ゴア王国はインド/ゴア州

フーシャ村
出典:ONE PIECE 60巻 尾田 栄一郎
ゴア
出典:Wikipedia

『インド/ゴア州

ルフィ・エース・サボの3兄弟が育ったドーン島ゴア王国はインド/ゴア州がモデルです。

ゴア州には世界遺産ゴアの教会群と修道院群がありますが、教会が多いということはそれだけ強力に支配された証拠になります。

白人が植民地を支配する手順は…

  1. 海軍や海賊が武力で実効支配
  2. 生き残った国民をキリスト教に改宗させる
  3. 神を信じれば天国に行ける→神に逆らうな→神の使いに逆らうなと教え込む
  4. 精神の支配が完了

このように人間が必ず抱く死への恐怖を『天国行き』という幻想で安心させて言いなりにします。
そして”非暴力が美学”と教えることで反乱の芽を完全に摘んでしまいます。

つまり宣教師は植民地支配に欠かせない洗脳師で、その拠点は支配者達の巣窟とも言えます。

そんなゴアをモデルにした国がルフィ・エース・サボの出身地で、死を恐れずに自由を求めて海賊になったというのがとても深い意味を持ちます。

ルスカイナはマダガスカル

ルスカイナ
出典:ONE PIECE 61巻 尾田 栄一郎
バオバブ
出典:ONE PIECE 61巻 尾田 栄一郎
バオバブの木
出典:https://www.eurasia.co.jp/travel/tour/BMB0

『マダガスカル』

ルフィが覇気の修行をしたルスカイナはマダガスカルがモデルです。

ルフィが麦わら帽子を置いた安全な樹はバオバブの樹で、マダガスカルにはライオンやゴリラが生息し、さらにバオバブ街道という人気観光地があります。

単独行動するルフィは英雄時代オマージュ

気に入った美女には必ず自分の子を妊娠させる全知全能の神ゼウスのせいで、ギリシャ神話には神の血を引く人間『英雄』が数多く登場します。

歴史学の概念の1つに英雄時代という考え方があり、要するに

「神の血を引く半神の英雄は実在したのか?」を真面目に考える学者が多くいるそうです。

その議論は…

  • エジプトの歴代ファラオや徳川家康のように、偉大な人物を神格化する為に盛って語り継いだ
  • 自分の先祖が神だったと言い張ることで絶対的な権力を持とうとした王が居た

というもの。

と言うことで、単独行動のルフィは嘘か本当かわからない英雄伝説オマージュです。

ペルセウスvsメデューサ

メデューサ
出典:ONE PIECE 53巻 尾田 栄一郎
メデューサ
出典:https://www.joshobrouwers.com/

メデューサ

髪の毛が毒蛇で、目が合った者を石に変えてしまう恐ろしい怪物とされるメデューサ

実は元々は絶世の美女で人間でした。
いろいろあってゼウスの娘アテナの八つ当たりで怪物にされてしまった可哀想な人です。

そんな事情も知らずにただただ怪物だからと退治してしまった英雄がペルセウス

ゼウスの血を濃く受け継ぐペルセウスは、アテナやハーデス、エルメスなど神々にサポートされてどんな困難な試練も軽々クリアするチート英雄です。

ヘラクレスvsアマゾネス

ルフィ アマゾネス アマゾンリリー
出典:ONE PIECE 53巻 尾田 栄一郎
ヘラクレス対アマゾネス
出典:https://www.youtube.com/c/SeeUinHistoryMythology

ヘラクレス

ペルセウスの子孫である美女アルクメネがゼウスの目に止まり、妊娠させられました。
自分の子孫だろうと美女ならば抱くゼウス。

つまりヘラクレスの血は7割くらいがゼウスの血で、さらにゼウスの正妻ヘラの母乳も飲んだので最強の英雄として一番有名になります。

浮気相手の子に自分の母乳を飲ませられて嫉妬に狂ったヘラ。
何度もヘラクレスを殺そうとしますが、全ての試練を乗り越えたヘラクレスは最後には本物の神に昇格させられています。

英雄ヘラクレスの12の功業と呼ばれる試練の一つに

「凶暴な女戦士アマゾネスの女王から金の腰帯を取ってくる」

というものがありました。

女戦士の国アマゾネスは、普通の男が足を踏み入れれば生きて出られないと噂される恐ろしい国でしたが、軍を率いたヘラクレスが上陸した時期はちょうど運良く女達の発情期でした。

男達は歓迎され 一番強そうなヘラクレスは女王に気に入られ子作りをします。

しかしヘラクレスに死んでほしいヘラは、女戦士たちを操り男を襲わせ戦争が始まります。
最終的に女戦士を全滅させ、ヘラクレスは金の腰帯だけ持って後味悪く帰国するのでした。

ヘラクレスvsヒュドラ

ヒュドラ
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
ヒュドラ
出典:Wikipedia

ヒュドラ

ルフィvsマゼランも『英雄ヘラクレスの12の功業』の中の「ヒュドラ退治」がモデルです。

不死身の怪物ヒュドラは首を切っても分裂して増えるだけで死にません。
最終的に巨大な岩を投げつけて下敷きになったヒュドラは身動きが取れなくなり封印完了という大雑把な終わりの試練です。

このシーンがそのままヒュドラ退治オマージュですね。

マゼラン 協力
出典:ONE PIECE 56巻 尾田 栄一郎

オイディプスvsスフィンクス

スフィンクス
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
スフィンクス
出典:
Greek Myth Wikia

スフィンクス

ライオンの身体に人間の顔を持ち、旅人に問題を出して答えられなかったら食べてしまうという怪物。

現在は「最初は4本足、次に二本足、最後に三本足。これは何だ」答え:人間

という問題だとされていますが、本来は悲劇の英雄オイデュプス専用の問題でした。

テセウスvsミノタウロス

ミノタウロス
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
ミノタウロス テセウス
出典:https://knossosguides.com/index.php

ミノタウロス

ポセイドンとの約束を破ったために呪われてしまったミノス王の子。
王妃と雄牛のハーフとして生まれた怪物。

王妃が生んだ子供なので殺すわけにはいかず地下の迷宮ラビュリントスに閉じ込めて飼育されていた。
餌として人間が送り込まれた為、人を喰う怪物の噂が広がった。

ヘラクレスに憧れる少年テセウスに退治される。

くまに飛ばされた仲間の行き先

飛ばされた順番は

  1. ゾロ
  2. ブルック
  3. ウソップ
  4. サンジ
  5. フランキー
  6. ナミ
  7. チョッパー
  8. ロビン

なのでその順で解説します。

ゾロの行き先クライガナ島はルーマニア

クライガナ島
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
ブラン城
出典:https://taptrip.jp/

『ルーマニア』

世界一の大剣豪で七武海、ジュラキュール・ミホークの拠点だったクライガナ島はルーマニアがモデルです。

ジュラキュール・ミホークの英語表記は『DRACULE.MIHAWK』
この名前はドラキュラ『DRACULA』がモデルです。

ドラキュラの起源はワラキア公国の君主ヴラド3世です。

攻めてきた敵を返り討ちにした後に死体を串刺しにして並べることで、恐れた敵が二度と攻めて来ないようにしたことから残虐な串刺し公と呼ばれるようになりました。

そこから
→人間の生き血を求める怪物 →吸血鬼ドラキュラのモデルとなりました。

ワラキア公国は現在ルーマニアとなっています。

ブルックの行き先ナマクラ島はガリバー旅行記

悪魔召喚
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
サタン召喚 悪魔召喚
出典: https://www.theguardian.com/international

『ガリバー旅行記』

ナマクラ島/貧困の国ハラヘッターニャはガリバー旅行記に出てくるグラブダブドリブがモデルでしょうか。

ガリバー旅行記に登場する色んな架空の国の中に、死者の霊を体に憑依させることができるイタコの国が登場します。

それに近い気がします。

ブルックの行き先「その2」剣山島は中国

テーナゲーナ王国
出典:ONE PIECE 61巻 尾田 栄一郎
武陵源
出典:https://worldheritagesite.xyz/

『中国/湖南省

剣山島/テーナ・ゲーナ王国は中国の世界遺産武陵源の景観と歴史地域がモデルです。

剣山のように尖った山と手長族のチャイナ服から考えて間違いなさそうですね。

ウソップの行き先ボーイン列島は食虫植物

ストマックバロン
出典:ONE PIECE 60巻 尾田 栄一郎
ラフレシア
出典:https://www.thejakartapost.com/life

ラフレシア

ボーイン列島/ストマックバロンは食虫植物ラフレシアがモデルでしょう。

麦わらの一味の初期設定には「昆虫学者」と「植物学者」がいる予定でした。
その設定を引き継いだのがウソップです。

植物を武器にして、昆虫のトンタッタ族を部下にしたことで完成ですね。

サンジの行き先モモイロ島はロシア

カマバッカ王国
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
カムチャッカ半島
出典:https://russiatrek.org/blog/

『ロシア/カムチャッカ半島

モモイロ島/カマバッカ王国はロシアのカムチャッカ半島がモデルです。

女だらけの島に飛ばされたルフィと対極で、男(オカマ)だらけの島に飛ばされたサンジが表裏一体に描かれていますね。

フランキーの行き先からくり島はウクライナ

バルジモア
出典:ONE PIECE 60巻 尾田 栄一郎
チェルノブイリ
出典:Wikipedia

『ウクライナ/チェルノブイリ

からくり島/未来国バルジモアはウクライナ/チェルノブイリの原発事故がモデルです。

フランキーが被った虎の皮はアムールトラで研究所が爆発した時のキノコ雲が原発の象徴ですね。

ナミの行き先ウェザリアもガリバー旅行記

ウェザリア
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
ラピュタ
出典:https://www.ghibli.jp/
天文学者達
出典:ONE PIECE 60巻 尾田 栄一郎

ガリバー旅行記

小さな空島/ウェザリアもガリバー旅行記に出てくる空島ラピュタがモデルでしょう。

ガリバー旅行記に登場するラピュタには天文学者が研究に熱中するあまり、妻が旅行者と浮気しまくるという国です。

高度な天文学に精通し、月や星の模様の服を着て
考え事に夢中でいつも頭を右か左に傾けている学者がいる島です。

チョッパーの行き先トリノ王国は北欧神話

トリノ王国
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
ユグドラシル
出典:https://www.amazon.co.jp/

『北欧神話/ユグドラシル

トリノ王国は北欧神話に登場する世界樹/ユグドラシルがモデルでしょうか。

樹のてっぺんの大鷲は、ユグドラシルのてっぺんに住むフレスベルグがモデル。
肩に目のタトゥーがある住民は、「全世界を見渡す目」を持つ番人ヘイムダルがモデルだと考えられます。

ロビンの行き先テキーラウルフも北欧神話

テキーラウルフ
出典:ONE PIECE 54巻 尾田 栄一郎
ビフレスト モデル 神話の世界
出典:https://bifrostcommunications.com/

『北欧神話/ビフレスト』

橋の上の国テキーラウルフは北欧神話に登場する虹の橋/ビフレストがモデルと考えると繋がります。

ビフレストは「神々が地上から神の国へとかけた虹の橋」です。

神々=天竜人の命令で、どこに繋がるかわからないが建設され続ける橋という点で一致しますね。

『モデルの国』シリーズ

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