グランドライン突入編
リヴァース・マウンテンはパナマ運河
![リヴァースマウンテン グランドライン突入](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/01/IMG_0473.jpg)
![パナマ運河](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/03/960-800x438.jpeg)
『パナマ共和国』
グランドラインの入り口は4つの海に囲まれた山の運河でした。
現実でも「4つの海に囲まれた」「山を登る運河」が実在します。
それが北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境に位置する世界最大の人口運河
パナマ運河です。
双子岬はマサチューセッツ州のタチャー島
![双子岬](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2020/11/IMG_9449.jpg)
![タチャー島の灯台](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/03/1521579_orig-e1619491761584-800x420.jpeg)
『アメリカ/マサチューセッツ州』
麦わらの一味が最初に降り立った双子岬は、イギリスからアメリカへの移民・第一号ピルグリム・ファーザーズが降り立ったマサチューセッツ州の双子の灯台がモデルです。
このあたりは元々 捕鯨で栄えた港町です。
世界的な名作小説”白鯨”の舞台でもあり、現在はホエールウォッチングが観光客に人気のクジラに深い関わりのある場所です。
ウイスキーピークはニューメキシコ州プエブロ・デ・タオス
![ウイスキーピーク](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/03/IMG_2050-e1616244891712.jpg)
![プエブロ・デ・タオス モデルの国 ウィスキーピーク](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/03/3-Pueblo-Before-800x450.jpeg)
『アメリカ/ニューメキシコ州』
ウイスキーピークはニューメキシコ州の世界遺産プエブロ・デ・タオスがモデルです。
ニューメキシコと言えば西部劇ですが、定番の『ガンマンvsインディアン』はつまり、侵略者vs原住民の戦いです。
絶対に侵略者が悪者のはずなのに、勝った方が正義として語り継がれているところがワンピースに共通しています。
真ん中山(リトルガーデン)はワイオミング州イエローストーン公園
![真ん中山の噴火](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/03/IMG_2113-e1633435378916.jpg)
![オールド・フェイスフル・ガイザー](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/04/wildlife-near-old-faithful-geyser-e1618909506382-800x516.jpeg)
『アメリカ/ワイオミング州』
リトルガーデンには終わらない決闘を100年以上も続ける巨人族がいました。
その合図となる”規則正しい噴火をする火山”ですが、アメリカに実際にありました。
ワイオミング州の世界遺産「イエローストーン国立公園」にあるオールド・フェイスフル・ガイザーでは約90分に1回の規則正しいタイミングで間欠泉が吹き上がります。
リトルガーデン”東の海岸”はニューファンドランド・ラブラドール州
![リトルガーデン](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/04/IMG_3164-e1625134380118-800x539.jpg)
![ランス・オ・メドー国定史跡](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/04/世界遺産 ランス・オ・メドー国定史跡-e1625134911869.jpeg)
『カナダ/ニューファンドランド・ラブラドール州』
島食いが現れたリトルガーデン”東の海岸”は、アメリカ大陸の東側にあるヴァイキングゆかりの世界遺産ランス・オ・メドーがモデルです。
今までコロンブスが発見したとされてきたアメリカ大陸ですが、実際にはコロンブスよりも500年以上前に”ヴァイキング”が上陸していたことがわかっています。
北欧の厳しい環境で生まれたヴァイキングは 暖かく緑が豊かな土地を求めてカナダに辿り着きます。
その時に生活の拠点にしていた証拠がランス・オ・メドーです。
![ランスオメドー ヴァイキング](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2020/11/DSC_3259-800x445-1.jpg)
ちなみに”島食い”として一味の行く手を塞いだ巨大金魚のモデルは”氷山”です。
ニューファンドランド島は周辺の海は春になると大量の氷山が流れるタイタニック号の事故現場でもあります。
ドラム王国はカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
![ヒルルクの桜](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/04/indian5のコピー100-e1619341965442-800x558.jpeg)
![スタンレーパークの桜](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/04/cherry-blossom-1265x600-1-800x379.jpeg)
『カナダ/ブリティッシュ コロンビア州』
リトルガーデンの次に上陸したドラム王国は、日本が永遠の友情を誓った国カナダ/バンクーバーがモデルです。
『11月11日リメンブランス・デー』
第一次世界大戦に従軍した”日系カナダ人戦没者”の為、日本から「永遠の友好の証」として桜の木が贈られました。
その後も日本とカナダの良い関係は続き、たびたび桜の木が贈られました。
![リメンバーアス](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2020/11/IMG_4513-800x334.jpg)
戦争に散った兵士達を忘れてはいけない。
ヒルルクの最後のセリフにはそんな思いも込められているのでしょう。
アラバスタ王国は「古代エジプト」
![アラバスタ宮殿](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2020/11/IMG_9471.jpg)
![アブ・アル・アッバス・アル・ムルシのモスク](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2020/11/AlexAbuAbbasMursiOutside-e1623110612285.jpeg)
『エジプト』
アラバスタ宮殿はアレクサンドリアにある「アブアルアッバスアルムルシのモスク」がモデルです。
『ネフェルタリの由来』
アラバスタの王族”ネフェルタリ”の名前は 古代エジプト史上最大のファラオ「ラムセス2世」の妻の名前です。
その妻の墓「アブ・シンベル」が世界遺産登録第一号です。
世界遺産は
- 未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産
- 人間の過ちの歴史も保存し伝えることで”戦争という愚かな歴史”を繰り返さない
と言うコンセプトで、これもワンピースが訴えるメッセージに通じるものがあると思います。
![コブラのセリフ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/05/IMG_3841-e1628582964320-800x542.jpg)
タマリスクは「サラーラ」
![タマリスクの港](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/05/IMG_2700.jpg)
![マスカットの港ムトラ](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2021/05/bigstock-Muttrah-Sultanate-Of-Oman-117803387.jpeg)
『オマーン』
ワンピース史上最大の名シーン、ビビとの別れの舞台タマリスク港は、中東の国オマーンの港サラーラがモデルです。
世界遺産乳香の土地があり、イスラム教の礼拝堂にある塔”ミナレット”が多く立ち並ぶ風景も共通しています。
ドクロに重なる✖️印
![海賊旗とバツ ラブーン](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2022/05/IMG_8301-e1665232124366-800x544.jpg)
![ドクロにバツ 仲間の印](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2020/11/IMG_0770-800x337.jpg)
『仲間の印』
ラブーンとの別れとビビとの別れに共通する「ドクロに重なる×印」。
ラブーンとの別れはアラバスタ編の始まり、ビビとの別れはアラバスタ編の完結を意味します。
章の始まりと終わりが同じマークで統一されているのがワンピースの気持ちいところですね。
まとめ
- リヴァースマウンテンはパナマ国/パナマ運河
- 双子岬はアメリカ/マサチューセッツ州
- ウィスキーピークはアメリカ/ニューメキシコ州
- リトルガーデン(真ん中山)はアメリカ/ワイオミング州
- リトルガーデン(東の海)はカナダ/ニューファンドランド・ラブラドール州
- ドラム王国はカナダ/ブリティッシュコロンビア州
- アラバスタはエジプト
- タマリスクはオマーン
これまで紹介した国を線で繋ぐとこうなります。
![序盤の航路](https://yasaoblog.fun/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2021-06-08-9.51.21-e1623114048178-800x415.jpg)
アメリカ大陸をジグザグ往復しながら北上して、カナダの西側の都市バンクーバーに着いたら飛行機でエジプトに飛ぶ。
アレ?
資金と時間さえあれば順番に旅行できそうなルートです。
と言うことはこの次も…?
『モデルの国』シリーズ
続編はコチラ↓
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