リトルガーデンはアメリカ・ワイオミング州
100年以上も決着しないドリーとブロギーの決闘は、一定時間ごとに噴火する真ん中山を合図にしていました。
真ん中山と同じよう一定時間で噴火する観光地がアメリカ・ワイオミング州に存在します。
世界遺産イエローストーン国立公園にあるオールド・フェイスフル・ガイザーは約90分ごとに間欠泉が噴出することで有名な観光地です。
つまりリトルガーデンはワイオミング州の世界遺産がモデルです。
男の勝負に引き分けは無い
100年以上も決闘し続ける巨人が居る島で、ゾロとサンジの対立が正式に始まりました。
そのキッカケも巨人達と全く同じ『狩り勝負』です。
もともと仲間になった直後から相性の悪い二人ではありましたが、なぜこんなに張り合うのでしょうか？
原因1「真の男の戦い」
男達にとって負けないことは命よりも大事なことだそうです。
だからどんな小さな勝負でも負けたくない。
でも、女性のナミからは はた迷惑なケンカにしか見えないようで、男の美学ですね。
そんな真の男たち、巨人族のモデルは北欧の海賊ヴァイキングです。
ヴァイキング達が信じる北欧神話によると、勇敢に戦い戦死した者は死後の世界で最高神オーディンに認められ、そうでないものには不名誉な死後が待っていると信じられていました。
尾田先生はヴァイキングが大好きなので、彼らが信じた北欧神話の要素が目立ちます。
原因2「ゾロの約束」
武士道を重んじるゾロにとって約束は死んでも守らなきゃいけない大切なもの。
つい最近、ミホーク相手に大敗を喫してしまったばかりのゾロは「二度と負けない」とルフィに約束しました。
この約束は、どんな小さな勝負でも、誰が相手であっても、勝負に負けることは許されません。
勝負の相手が仲間だろうと…です。
原因2「サンジの信念」
ココヤシ村でのケンカ
アーロンからウソップを逃すために殺したフリをしたナミ。
それを遠くから見ていたジョニーは「ナミがウソップを殺した」とゾロに伝え、ゾロは信じてしまいます。
ナミに斬りかかるゾロに怒ったサンジ。
この構図はつまり
- 仲間と約束を重んじる”武士道”のゾロ
- 名誉とレディファーストを重んじる”騎士道”のサンジ
の張り合いなのでどちらかが死ぬまで続くことでしょう。
原因3「イメージカラーの緑と黄色」
緑の髪の毛のゾロと金髪のサンジ。
いがみ合うこの二色は、日本でも古くからライバル関係を表す”龍虎”と同じ色です。
それを押さえつけるルフィ。
もうこのトップ3は今後もそういう関係なんですね。
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