この記事では
- ”ギア1”の状態で敵を仕留めた技名
- ”ギア2”の状態で敵を仕留めた技名
- ”ギア3”の状態で敵を仕留めた技名
- 動物の名前が付いた技名全て
- ”流桜”習得後の技名
- ”覇王色”まとってからの技名
- ”ギア5”の状態での大技名
について書いています。
ギア1(ファースト)
ゴムゴムの銃(ピストル)




一番有名なルフィの必殺技です。
”近海の主”は右手、アルビダは左手、ヘルメッポは右手でした。
ルフィの技名に「ロック」と付くのはフリントロック式・パーカッションロック式など、ピストルの点火方式の意味です。
ゴムゴムのバズーカ

バズーカとは、「携帯式 対戦車ロケット弾 発射器」の愛称。
バギーへのトドメの一撃として初めて使用され、その後はワポルへのトドメにも使われました。
この技で吹っ飛ばされた敵は 後に「扉絵シリーズ」で掲載されます。

ゴムゴムの鐘

キャプテン・クロを倒した時に初めて使われた頭突き技。
日本の寺にある釣鐘のイメージ
ヘッドバットを多用すると使用者自身が脳震盪を起こし、後遺症が残りやすいことから多くの格闘技で反則技とされています。
ゴムゴムの大槌(おおづち)

首領・クリークへのトドメとして初めて使用された投げ技。
槌とは主に地面に杭を打つためのハンマーのこと
両足で敵の首を掴み、遠心力に捻りを加えた反動で敵の頭頂部を床に叩き付ける。
同時に首も圧迫して呼吸を奪う恐ろしい技です。
ゴムゴムの戦斧(オノ)

アーロンへのトドメとして使われた片足での踏み付け技。
『戦斧(せんぷ)』
北欧の海賊ヴァイキングが好んで使っていたバトルアックスや、インディアンのトマホークなど、”屈強な戦士”のイメージに一番似合う武器です。
ゴムゴムのスタンプ

Mr.3へのトドメに使われた水平方向への踏み付け技。
フット・スタンプはプロレス技の一種です。
ちなみに、この時からすでに”見聞色”の構想はあったんでしょうね。

ゴムゴムの暴風雨(ストーム)

クロコダイルへのトドメに使われた連打。
”ゴムゴムの風船”から 体を捻って下に息を吐き出し勢いよく宙に浮き、その勢いを利用して両手でパンチを連打します。
スリラーバークでは水平方向に技を繰り出し、オーズへのトドメに使われました。

パンチ

懸賞金5500万ベリーの大物海賊”ハイエナのベラミー”は名も無いパンチ1発で仕留められてしまいます。
ゴムゴムの黄金回転弾(おうごんライフル)

エネルへのトドメに使われた技。
ライフル銃にはライフリングという螺旋状の溝があり、銃弾が回転することで空気抵抗があっても命中率が下がらない。

ゴムゴムの連接鎚矛(フレイル)

フォクシーへのトドメに使われた技。
フレイルとは棍棒の先に鎖で打撃部分を連接した武器。
ゴムゴムの銃弾(ブレット)

ウソップとの決闘でトドメの一撃となった技。
ブレットとは字の通り銃弾の意味。
ピストルやライフルよりは殺傷能力が低い技名に思えます。
ギア2(セカンド)

足をポンプに血流を一気に上げて爆発的な瞬発力を得るパワーアップ方法。
常人なら血管と心臓が破裂するほどの負荷がかかるが、ゴム人間なので耐えられるという理屈。
技名に”JET(ジェット)”が付く
ゴムゴムのJET(ジェット・)バズーカ

ブルーノへのトドメに使われた技。
多くの敵を吹き飛ばしてきた”バズーカ”ですが、ブルーノは前のめりに倒れる根性を見せました。
ゴムゴムのJET銃乱打(ジェットガトリング)

ルッチへのトドメになった技。
”銃乱打”でガトリングと読みます。
ガトリング砲とはアメリカの発明家リチャード・ジョーダン・ガトリングによって作られた機関銃のこと。
人力やモーターで回転させることで連射ができる。
ゴムゴムのJET銃(ジェットピストル)+武装色

パシフィスタを一撃で倒した攻撃。
覇気を纏ったのに技名が変わっていない貴重な一撃です。
ギア2状態で回転してないパンチ+武装色なので、本来なら”ゴムゴムのホークガン”のはずですね。
ギア3(サード)

スピード重視のギア2に対し、ギア3はパワー重視の強化方法。
指の骨を噛んで風船のように息を吹き込み、骨の中に空気を送る。
空気と書いて”パワー”と読みます。
技名に巨人族をイメージして”ギガント”が付く
ゴムゴムの巨人の回転弾(ギガントライフル)

パシフィスタ PX-4へのトドメに使われた技。
ギア3でトドメを刺したボス級の敵がほとんどいませんでした。
ゴムゴムの巨人の(ギガント)つっぱり

ギア3で仕留めたボス級の敵が居なすぎて、浦島を出してしまいました。
ゴムゴムのJET砲弾(ジェットシェル)

モリアへのトドメになった技。
一応これをギア3とします。
実際はギア2にギア3の合わせ技。
ルフィ自身への負担が大きく、仲間からめちゃくちゃ心配されました。
既存の技+武装色=動物の名前に進化

ここからは、動物の名前が付いた技の名前を全部紹介します。
象系
ゴムゴムの象銃(エレファントガン)

ギガント・ピストル+武装色はエレファント・ガン。
ちなみにこれも実在の武器の愛称です。
元々はゾウなど大型動物の狩猟用に使われる大口径の猟銃の通称でしたが、対戦車用などの大口径のライフル銃全般を指すようになりました。
ゴムゴムの象銃乱打(エレファントガトリング)

エレファントガンを乱打して”エレファント ガトリング”
ゴムゴムの”雷将”象銃(トールエレファント・ガン)

この技が謎ですよね。
なぜ、まだ覇王色をまとえないのに雷エフェクトが出ているんでしょうか。
気になって調べたところ、映画「STRONG WORLD」のキメ技の流れを汲んでいそうだとわかりました。
映画で使われた”ゴムゴムの巨人の雷斧”という技は、ギア3で巨大化した足に偶然落雷を受け、帯電した足を武器にして踏み付けるという技です。
当時はギア3が最高の技として登場したばかりでした。
相手は元ロックス海賊団”金獅子のシキ”
覇気無しで倒すのは難しい相手です。
そこで、覇王色風のエフェクトとして落雷を帯電させました(ゴム人間なのに…)
蛇系
ゴムゴムの蛇銃(スネークショット)

効果音が「ガブッ」なので噛みつき風の握撃です。
スネークショットも銃系の武器用語で、別名ラットショットとも呼ばれています。
ライフルやショットガンで撃てる ネズミや蛇などの害虫駆除用の威力の低い散弾のこと。
鷹系
ゴムゴムの火拳銃(レッドホーク)

伸びると熱を帯びるゴムの性質を利用した攻撃に武装効果をプラスした技。
これも拳銃関係の名前です。
スターム・ルガー社の44口径マグナムリボルバーにレッドホークという名前が付いています。
この名前の”レッド”と”ホーク”それぞれに意味を持たせ、別の技名に応用されています。
ギア1の時に使っていた技に”武装硬化”をまとったら”鷹”、燃える時は”レッド”がプラスされます。
実際に例を見ていきましょう。
ゴムゴムの鷹(ホーク)ライフル

なのでこの技は”ゴムゴムのライフル”+”武装硬化”という意味。
大口径になり銃弾も大きくなって威力が上がったということですね。
ゴムゴムの鷹銃乱打(ホークガトリング)

こちらは”ゴムゴムのガトリング”+”武装硬化”という意味です。
ゴムゴムの鷹鞭(ホークウィップ)

パンチ技だけでなく、蹴り技にも応用されました。
”ゴムゴムのムチ”+”武装硬化”です。
ゴムゴムの鷹(ホーク)スタンプ

こちらは”ゴムゴムのスタンプ”+”武装硬化”です。
熊系
ゴムゴムの灰熊銃(グリズリー・マグナム)

これまでのパターンから、尾田先生はルフィの技を実在の銃火器から付けていると仮定して、グリズリーの名を持つ銃があるか調べてみたらありました。
L.A.R.マニュファクチャリング社のグリズリー・ウィンマグは口径可変型といって、サイズの違う弾丸が撃てる優れものです。
タコ系
ゴムゴムのタコスタンプ

エネル戦での”たこ花火”のように
狙いを定めずに闇雲に打つ攻撃は”たこ”の名前を付けがちです。
”武装硬化”したのでカタカナの”タコ”になったんでしょうか。

鷲系
ゴムゴムの鷲(イーグル)バズーカ

タコは例外だとしても、それ以外の動物は銃の名前が由来でした。
イーグルの付く銃の名前は有名です。
M.R.I.リミテッド社のデザートイーグルは、大口径マグナム自動拳銃としての地位を確立し、現在でも一般販売される中で最大級の威力を持つ。
ここまでが実在の銃火器をモデルにした技の名前で、ギア4からは尾田先生のオリジナルだと考えられます。
ギア4(フォース)

武装色をまとった腕に空気を吹き込む「筋肉風船」と称し、全身(または手足)の筋肉を膨らませて巨大化するパワーアップ方法
イメージは車のタイヤに使われるゴム
ギア4「弾む男(バウンドマン)」

ギア4の基本形態
弾力が上がり過ぎてまともに立てず、常にゴムボールのように弾んでいる
ゴムゴムの猿王銃(コングガン)

「コング」とは1933年の映画「キングコング」に登場する怪物の名前で、この映画の影響で日本では「大型の類人猿」または「ゴリラの英名」だと広く誤解され定着しました。
モンキー・D・ルフィだけに、猿系の技名が今後のルフィの代名詞になりそうです。
ゴムゴムの犀榴弾砲(リノシュナイダー)

この技の名前は第一次世界大戦で使用されたフランス最初の戦車シュナイダー社のシュナイダーCA1から取られたと考えられます。
※ドフラミンゴはフランス帝国の皇帝ナポレオンがモデルと過去に散々言ってますからね。
ゴムゴムの大蛇砲(カルヴァリン)

これはラテン語で「蛇のような」という意味のカルバリン砲という大砲の名前です。
本当にルフィって銃火器に詳しいですね。
ゴムゴムのダブル大蛇砲(カルヴァリン)

両手に大砲を持っているイメージですね。
ゴムゴムの獅子(レオ)・バズーカ

ライオン系は尾田先生のオリジナルだと思います。
(一応探しましたが、銃火器系にはなかったです)
サニー号のピークヘッドや、トンタッタ属のレオなど、重要な意味を持つ動物な気がしますね。
ゴムゴムの大猿王銃(キングコングガン)

コングがそもそも映画「キングコング」のことです。
ゴムゴムの猿王群鴉砲(コングオルガン)

これは実在の銃火器から。
オルガン砲・・数十門の砲を一斉に撃てるよう並べた武器。
鴉(カラス)の字が使われているのは、上空から打ち下ろす攻撃だからでしょうか。
ゴムゴムの猿王回転弾(コングライフル)

ギア4が当たり前になってくると、基本技の頭に怪物の名前が付くようになります。
ゴムゴムの猿王銃乱打(コングガトリング)

こんな攻撃 カイドウ以外なら耐えられないでしょうね。
ギア4「タンクマン」満腹バージョン

「バウンドマン」が全身にまんべんなく”筋肉風船”をまとう基本姿勢だとして、「タンクマン」は腹まわりに集中して”筋肉風船”をまとっています。
ゴムゴムの風船の状態でギア4になったイメージでしょうか。
ゴムゴムのキャノンボール

キャノンボールはそのまんま「大砲の弾」を意味する用語です。
ギア4「スネイクマン」

「スネイクマン」は腕と足に特化して”筋肉風船”をまとったスタイル。
バウンドマンより技のスピードと機動力が上がり、パンチ技も変幻自在となる。
ゴムゴムのJET大蛇砲(ジェットカルヴァリン)

JETが付くことでギア2のようなスピード感をイメージしやすくなっています。
ゴムゴムの黒い蛇群(ブラックマンバ)

ブラックマンバはキングコブラに次いで、世界で2番目に長くなる毒蛇の名前。
「コング系」がパワー系、「毒蛇系」がスピード系の大技というイメージの定着を狙っている技名だと考えられます。
ゴムゴムの王蛇(キング・コブラ)

「スネイクマン」最大の大技。
世界最大の毒蛇の名前です。
”流桜”習得後

カイドウの硬い鱗を突き抜けて体内へ攻撃を届かせるために習得した、一段上の武装色。
ゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)

ギア3 + 熱を持つゴムの性質 + ”流桜” でゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)
「覇王色」をまとった後

ワノ国編でルフィの進化が止まらない。
このシーンを初めて読んだ日は興奮して眠れませんでした。
ゴムゴムの怪鳥銃(ロックガン)

”ゴムゴムのエレファントガン”の武装色が”覇王色”に変わると怪鳥になります。
元々はピストルの点火方式だった”ロック”が、「シンドバッドの冒険」に登場するロック鳥の意味を持つようになりました。
ちなみにロック鳥は超巨大な鳥で、ヒナに与える餌として象を捕まえます。
エレファントを餌にする怪鳥なので、エレファントガンよりも強い技ということです。
ゴムゴムの怪鳥銃乱打(ロックガトリング)

それの連打は当然、ロックガトリング。
一覧にするとわかりやすいですね。
ゴムゴムの九頭蛇(ヒュドラ)

こっちは「スネイクマン」の状態で覇王色。
実在する最大の毒蛇「キングコブラ」の上なので、神話に登場する毒蛇「ヒュドラ」です。
ゴムゴムの覇猿王銃(オーバーコングガン)

オーバーとは・・・「越えること。越すこと」
猿王の上、神話の猿の名前は取っておきたかった。
だからここではまだオーバーコング。
その我慢がやっと解放されました。
動物系「ヒトヒトの実」幻獣種モデル”太陽の神ニカ”覚醒

ギア5(フィフス)

ルフィ自身に神の能力が覚醒したことで、やっと猿系の大技に「猿の神」の名前が使えるようになりました。
ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)

バジュラングとはハヌマーンの別名です。
ゴムゴムじゃないルフィの能力は何だ!と考察界がザワついた中で有力とされていた「ハヌマーン」
能力そのものではなく、技の名前に採用されていたんですね。
しかし、ルフィの語彙力が凄すぎますね…

『キャラのモデル』シリーズ
続編はコチラ↓
『キャラのモデル』記事一覧
全記事サイトマップ
