この記事では
- 「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」のモデルと名前の意味
- 「X・ドレーク」のモデル
- 「バジル・ホーキンス」のモデル
- 「ジュエリー・ボニー」のモデル
- ボニーとヨーキ船長の繋がり
について書いています。
トラファルガー・D・ワーテル・ロー
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『トラファルガー・D・ワーテル・ロー』
異名:死の外科医
懸賞金:5億ベリー
能力:オペオペの実(超人系)
50億ベリーの値が付いた”オペオペの実”の能力者であり”D”の名を持つ海賊。
冷静で計算高いが、死人が出ることを極端に嫌う。
ローの名前の由来は実在の海賊だけではなく深い深〜い意味が込められていました。
エドワード・ロー
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名前:エドワード・ロー
愛称:ネッド
出身地:イギリス・ロンドン
拠点:大西洋・カリブ海
幼少期から”悪童”として有名で、近所の子供から小遣いを奪ったり、スリを働いたり。
大きくなると当然のように海賊になります。
敵船の乗組員に対して、耳・鼻・唇を順に切り落とし、痛ぶり尽くしてから殺す残虐な海賊として恐れられました。
この海賊の幼少期と、体を切り刻む残虐性の部分が同じ名前の”ロー”にも採用されていますね。
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トラファルガー
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「トラファルガー」と「ワーテルロー」は、どちらも”ナポレオン”が敗れた戦いの地名です。
『トラファルガーの海戦』
1805年のヨーロッパ大陸はナポレオン率いるフランス帝国の支配下にあったが、交易の要である海路”地中海の支配権”はイギリスが握っていた。
イギリスの海上封鎖を突破してイギリス本土に攻め込みたいナポレオンが開戦。
しかし圧倒的に有利だったはずのフランスは、数で劣っていたはずのイギリス海軍にまさかの敗戦を喫した。
この敗北はフランス国民のトラウマとなり、ありえない敗北による衝撃を「トラファルガー」と表現するようになった。
一方、イギリスはこの戦勝を記念してロンドンにトラファルガー広場を造った。
ワーテルロー
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『ワーテルローの戦い』
1815年に”エルバ島”から帰還し、皇帝の座に返り咲いたナポレオン。
弱まっていたフランス帝国によるヨーロッパ支配を強固なものにしようと反フランスを掲げる国への侵攻を進めた。
しかしヨーロッパ諸国はもう、フランス帝国による支配に嫌気が差していたため同盟を組んでいた。
結局フランス軍は大敗。
降伏したナポレオンはセントヘレナという火山島に流されそこで生涯を終えた。
”ワーテルローの戦い”はナポレオンの最後の戦いとなった。
『流刑先の監視役』
流刑先でナポレオンが死ぬまで監視役を務めたのがイギリスの軍人ハドソン・ロー。
ここでも”ロー”が登場します。
このことから”トラファルガー・D・ワーテル・ロー”はナポレオンを倒す為に付けられた名前だと言うことになります。
つまりローが13年間倒したくて仕方がなかった”ドフラミンゴ”は”ナポレオン”がモデルだと考えられますね。
もう1人のナポレオン
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先ほどの『ワーテルローの戦い』の説明文をもう一度。
「エルバ島から帰還し、皇帝の座に返り咲いたナポレオン」
→エルバフから帰還し、四皇の座に着いた女帝のナポレオン帽
”トラファルガー・D・ワーテル・ロー”はこっちのナポレオンも倒してしまうのでしょうか。
X・ドレーク
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『X・ドレーク』
異名:赤旗
懸賞金:2億2200万ベリー
能力:リュウリュウの実 モデル“アロサウルス”(動物系古代種)
元海軍少将の地位から海賊に転身したバレルズを父に持つ。
幼少期のイラストでは嬉しそうに海軍の格好をしていたことから、海軍だった父を尊敬し、自分も将来は海軍になりたいと思っていたことがわかります。
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公式発表されているモデルはイギリスの英雄、スペイン人からは”悪魔の化身”と呼ばれた海賊です。
フランシス・ドレーク
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名前:フランシス・ドレーク
愛称:ドラコ→悪魔の化身”ドラゴン”のスペイン語
出身地:イギリス
拠点:カリブ海
フランシス・ドレークは歴史上で2番目に世界一周を達成した海賊です。
ちなみに1番目は冒険家のマゼラン。
この海賊は情報量が多いので、X・ドレークと関係ある部分だけ簡単に説明します。
- 奴隷貿易をしていた従兄弟の”ジョン・ホーキンス”の船団に加わり、一隻の船長をしていた
- 奴隷商の仕事中にスペイン海軍に襲われスペイン人を憎むようになる。
- 敵国スペイン船への海賊行為はイギリス女王公認となりイギリス海軍の中将になった
一時的ですがホーキンスとドレークが仲間として描かれているところがモデルに忠実ですね。
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バジル・ホーキンス
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『バジル・ホーキンス』
異名:魔術師
懸賞金:3億2000万ベリー
能力:ワラワラの実(超人系)
マユゲの位置にある”三角”は、1つで1本の毛。つまりホーキンスのマユゲは6本です。
いつもタロット占いで行動を決める。戦うか逃げるかもタロット任せ。
モデルの海賊は公式発表されている人物と、もう1人います。
ジョン・ホーキンス
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名前:ジョン・ホーキンス
自称:提督
出身地:イギリス
拠点:カリブ海
バジル・ホーキンスの”ホーキンス”の方。
奴隷貿易商でドレークの従兄弟。
イギリス女王公認の海賊”プライベーティア”であり、スペインによる女王暗殺計画を阻止した伝説があります。
他人の命を自分の”ライフ”に加算してダメージを逃れるホーキンスの戦い方は、人の命を軽く扱う奴隷商のイメージに合います。
バジル・リングローズ
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名前:バジル・リングローズ
肩書き:航海士・地理学者
出身地:イギリス
拠点:カリブ海
ホーキンスの”バジル”の方のモデルになった海賊です。
元は学者で語学に精通してい他ので、海賊一味の通訳係として重宝されていました。
同じ船には”ライオネル・ウェーファー”と言う名前の海賊が居ました。
麦わらの一味がサニー号の名前を考えた時に、ゾロの頭をよぎった、あの「ライオネル」です。
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ジュエリー・ボニー
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『ジュエリー・ボニー』
通称:大喰らい
懸賞金:1億4000万ベリー
能力:不明(年齢を自由に増減できる)
『コニー』
ソルベ王国:王太后
”太后”とは一般に前国王の王妃、現国王の母を指すので、天竜人の奴隷となった元ソルベ王国国王のバーソロミュー・くまの母親である可能性が高いです。
モデルになった海賊の人間関係を当てはめると、おそらく”コニー”が本当の年齢でしょう。
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アン・ボニー
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名前:アン・ボニー
愛称:アニー
出身地:アイルランド
拠点:カリブ海
女であることを隠して船に乗り、男よりも男らしく勇敢だった語り継がれる伝説の女海賊です。
恋人のジョン・ラカムと共に、カリブ海の海賊同盟”フライング・ギャング”のメンバーとして活躍しました。
この恋人”ジョン・ラカム”も実はワンピースに登場しています。
ジョン・ラカム
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名前:ジョン・ラカムまたは、ジャック・ラカム
愛称:キャラコ・ジャック
出身地:イギリス
拠点:西インド諸島
アン・ボニーが乗船していた船の船長で、歴史上の海賊の中でも1.2を争う有名な人物です。
彼の海賊旗はとても印象的で、有名なディズニーの海賊映画”パイレーツ・オブ・カリビアン”でも使われています。
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『キャラコ・ジャック』
キャラコとはインド原産の木綿を使用した生地のこと。
柔らかく上質なキャラコ生地で仕立てられた服は、着心地が良く一目で高級品だとわかる特級品でした。
ジョン・ラカムは商船から奪ったキャラコ生地のタキシードや帽子をいつも好んで身にまとい、パッと見は海賊だと気付かない様な服装をしていたことから”キャラコ・ジャック”と呼ばれたそうです。
キャラコのヨーキ
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ボニーの恋人”キャラコ・ジャック”と同じ愛称のキャラがコチラ。
ブルックが所属していたルンバー海賊団の船長”キャラコのヨーキ”です。
現在ブルックの年齢は90歳。ヨーキ船長も生きていれば同じくらいの年齢だとします。
そしてソルベ王国王太后としての”コニー”の姿も同じくらいに見えますね。
2人のモデルになった実在の海賊が恋人同士だったので、コニーとヨーキの間に何かあってもおかしくはないですね。
今後、ブルックと”コニー”が出会った時にどんな会話になるのか楽しみです。
『キャラのモデル』シリーズ
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