4つの海に囲まれた運河
イーストブルーからグランドラインに入るには、運河から入って山を登り、グランドラインめがけて山を下る必要がありました。
都合よく4つの海から運河が伸びて、出口はグランドラインの入り口側のみ。
反対側には下ろしてくれないという、どう考えても人工物なリヴァース・マウンテン。
それはさて置き、同じような条件の運河は現実にあります。
パナマ運河
北太平洋・南太平洋
北大西洋・南大西洋
おおよそ4つの海の真ん中にあり、山を登ってアメリカ大陸横断のショートカットを実現した世界3大運河の1つ。
パナマ運河がリヴァース・マウンテンのモデルです。
運河とは人口の水路を指す言葉なので、やっぱりリヴァース・マウンテンも人工物ってことですね。
グランドライン最後の島は双子岬のすぐ裏?
読者の予想するラフテルの場所は、ナミのイメージと同じです。
新世界の後半、レッドラインのすぐ近く。
つまり、双子岬の裏側。
ナミの間違った思い込みを表すコマを、事実だと誤認した読者によって「双子岬の裏にラフテルあるじゃん」という意見が生まれたのでしょう。
でも、実際に”水先星島”に辿り着いたロジャーの話のシーンでは、レッドラインが描かれていません。
つまり、ロードスター島もラフテルも”レッドラインの近くではない”ということです。
世界一周の定義
ラフテルに到達したら『世界一周が完了』だそうです。
ブルックが仲間に入ったことで、双子岬まで戻ってラブーンに再会した時点で”世界一周達成”だと勘違いしていました。
あの時のルフィのセリフもややこしいんですよね。
つまり新世界の後半でもう一度レッドラインを見る時というのは、ラフテルを発見・上陸・出航した後のことで、あとはラブーンに会うだけの状態ってことですね。
ルフィがそんな先のことを、しかも全部こなした後みたいに言うとは思ってなかったので、ずっと勘違いしていました。
だからラフテル発見が世界一周のゴールで、海賊王と呼ばれる為の条件で良いんです。
ラブーンに会う方法
ラフテル発見・上陸・出航したあとの話。
当然、ブルックとラブーンの再会の夢を叶えに行きますよね。
じゃあどうやって再び双子岬に行くのか?
その方法を考えてみました。
船底に海楼石
すでに方法と素材はわかっています。
あとは海楼石が手に入ればフランキーならあっという間に改造できそうです。
この方法で一旦グランドラインを出て、ノースブルーかウエストブルーからリヴァースマウンテンを登る事ができます。
『問題点』
- カームベルトは風が吹かないのでパドルシップで漕いで進むしかなく、海面でバシャバシャやってたら海王類も気付きそう。不安が残る
- 一旦グランドラインを出るので気持ち良くない
- すでにルフィがこの方法を「ずるい」と言っている。
- 読者としてはグランドラインを出ずにリヴァース・マウンテンを登って欲しい
と言うことでこの方法が選ばれる可能性は低そうです。
”遊蛇”を借りる
カームベルトに囲まれた女ヶ島を自由に出入りする”九蛇の海賊船”
その秘密は海王類でも襲う事ができない獰猛な海毒ヘビ”遊蛇”が引いているからでした。
この方法は成功率100%っぽいです。
ルフィが一言頼めばすぐに貸してくれるでしょう。
『問題点』
- 九蛇まで行くのが遠回りかもしれないし、人の力を借りてのゴールは気持ち悪い
- フランキーの夢に対して失礼
- やっぱりグランドラインは出ないで一周達成して欲しい
と言うことでこの方法も可能性は低そうです。
”ポセイドン”の力を借りる
海王類を従わせる”ポセイドン”の力を使えば海王類に襲われる心配が無くなります。
なので魚人島からしらほしを呼んでカームベルトを渡る。
『問題点』
- どうやってしらほしを呼ぶ? →ジンベエが呼びに行き護衛しながら戻ってくる
- 結局、一味以外の力を借りるので気持ち良くない
しらほしの力を正しく導く者はルフィで間違いないけど、この使い方が正しいかと言われると…
ナシですね。
『モデルの国』シリーズ
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