ヤマトとルフィの冒険がリンクしている解説【随時更新予定】

スポンサーリンク

ヤマトとルフィ

尾田先生が描く『ONE PIECE』の特徴の一つとしてセルフオマージュと言う手法が挙げられます

このブログでもたくさん紹介していますが、特に有名なのは1巻の表紙と61巻の表紙ですね↑

あえて同じ構図で描くことで、冒険の再スタートがより一層強調されています。

この手法がヤマトの扉絵シリーズにも使われていそうだなぁと思い検証したところ

『ヤマトの冒険は麦わら一味の冒険のダイジェストになっている』

と言う仮説に行き付きました。

決め手はルフィと同じリュックです

この記事はヤマトの扉絵シリーズが完結するまで毎週更新していきます。

出発

  • 光月おでんになりたいヤマト。おでんのようにワノ国を漫遊する旅の始まり
  • 海賊王になりたいルフィ。ロジャーのようにグランドラインを一周する冒険の始まり

ロジャーが海賊王になれたのも、おでんの助けがあったからでした。

ロジャー おでん
出典:ONE PIECE 96巻 尾田 栄一郎

なのでルフィが海賊王になるためにもおでんのようなヤマトが必要になってくるでしょう

この2人が合流しない事は考えられないですね

出発後すぐにトラブル

  • 花の都の外にはヤマトを”鬼の子”として忌み嫌い石を投げてくる子供達
  • フーシャ村を出航してすぐに大渦に巻き込まれたルフィ

どちらも出発してすぐにトラブルに見舞われました。

ヤマトの扉絵のタイトルに鬼の子と付けたのは、カイドウの子としてワノ国を旅するのは楽じゃないぞ!と言うことですね

これはヤマトの親友であり、同じ境遇で苦労したエースを重ねるためでもあるんでしょう

エース ヤマト 鬼の子
出典:ONE PIECE 99巻 尾田 栄一郎

ワノ国を地獄に変えたカイドウの子であり、ルフィと一緒にカイドウを倒したヤマト

元凶の身内であり英雄でもある複雑な立場

そんなヤマトがワノ国の人からどのように受け入れられるのか

前途多難なのかな?

子供を刑に処す

  • ヤマトの理解者・傳ジローが子供を捕らえるが、解放を求めるヤマトの仕草
  • アルビダに軟禁されていた子供・コビーを解放

オロチの配下として潜入して長年耐え続けた傳ジローと
アルビダに奴隷扱いされていたコビー

いい感じに境遇が重なって見えます。

一緒に飯を食って打ち解ける

  • 鬼の子ヤマトの本性を知らないまま嫌っていた子供達だったが、一緒に飯を食って打ち解けた
  • ゾロは魔獣だと言う噂を鵜呑みにしていたコビーだったが、事実を知り打ち解けた

ワンピースの中ではうわさはいつだって間違っていて
噂話を鵜呑みにするヤツはしょうもねェんです。

カリブー うわさ 採掘場
出典:ONE PIECE 92巻 尾田 栄一郎

誘拐阻止

  • 誘拐されそうだった女性を助けたヤマト
  • バギー一味に攫われそうだったナミを助けたルフィ

ナミとのダイジェストで選ばれたのがココかぁ…と思いましたが
構図的にも合ってるしひとまず。

大工

  • おでん城再建中の現場で棟梁が行方不明
  • サニー号造船中、その後仲間に勧誘しようとしたフランキー逃亡

ここのオマージュは悩みました。

3人目と7人目 フランキー ウソップ
出典:ONE PIECE 45巻 尾田 栄一郎

でもウソップに”3人目”のタイトルが付いたのはエニエスロビー編だったし、フランキーとセットだったのでこれでいいんです。

そば屋

  • そばを食うヤマト
  • ワノ国でそば屋だったサンジ

これは文句なし。

ここまで仲間になった順でダイジェストになっています。

次回、チョッパーに関する扉絵が描かれたらまた更新します。

といったところで今回はお開き。
また来週。

スポンサーリンク

より詳しい解説

関連記事

セルフオマージュとは↓

『ガチ考察』記事一覧

全記事サイトマップ

少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ
少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ
開発元:SHUEISHA Inc.
posted withアプリーチ
タイトルとURLをコピーしました