各章のラストをオマージュ
扉絵シリーズVol.11
「キライなやつとおでんを食べるの刑」
ヤマトに石を投げた子供達はきっと、ヤマトを鬼の子と呼ぶ大人達の噂を信じたのでしょう
これはゾロに会う前のコビーっぽい感じがします↓
噂話を鵜呑みしてゾロは極悪人だと決め付けていたコビーでしたが、ゾロ本人に会い、リカの話を聞いたことでゾロへ印象がひっくり返りました。
つまり、噂話は実体験で上書きできると言う事です。
ということで、それをわかっていた傳ジローは子供達が自分の体験でヤマトを判断する機会を与えたんですね。
一緒に飯を食えば海軍ですら海賊を好きになってしまうこともありますからね↓
ちなみにこちら↑はパンクハザード編のラストですが、パンクハザードと言えばベガパンクの古い研究施設。
そのラストシーンをベガパンクの新しい研究施設エッグヘッド編のラストの扉絵に重ねたのは当然わざとです。
1123話にはそういうシーンが散りばめられています
インペルダウン編のラスト
エメト1人で五老星を封じ込め、そのおかげでルフィ達が逃げ切ることができました。
これはインペルダウン編のラストにそっくりですね
決死の覚悟でマゼランの足止めをしてくれたボンちゃんに対し、素直に「ありがとう‼︎」と受け入れたルフィ
ドレスローザ編のラスト
ベガタンクの中でのサンジとベガパンクの会話で自殺願望という言葉が使われました
その時の状況は島雲から地上に向けて急降下する途中です。
島雲から地上に向けて急降下する自殺願望者と言えばカイドウですね
それはドレスローザ編のラストで描かれました↓
このシーンで印象的なのはウルージです
そう、ボニーと一緒にシャボンディ諸島で紹介された最悪の世代の中で、まだルフィと絡んでいない最後の1人ですね。
最悪の世代の海賊達は全員、実在した海賊がモデルになっていて、名前もそのまま使われています。
ウルージはオスマン帝国に所属した海賊で、ハイルディンと言う弟の海賊も有名です。
ハイルディンと言えば…
ドレスローザ編の名シーン
1123話の最後のページでは、嘘つきのゴッドと本物の神ニカが並んで巨人に掲げられていました。
長時間ニカの姿で戦っていたため、疲労困憊・満身創痍のルフィは
「いや まて あとれ(後で)あとれ(後で)」と迷惑そうでした。
これはドレスローザ編でのゴッド・ウソップ誕生シーンの名シーンそっくりですね
当時、満身創痍のウソップを持ち上げたのがハイルディンでした↓
ということで
- 自殺願望→カイドウ→目撃者のウルージ
- 満身創痍の海賊を持ち上げる巨人→ハイルディン
この2人は実在した兄弟の海賊と同じ名前
エッグヘッド編のラストで思い出させる仕掛けがあった
次は巨人の国エルバフ
ハイルディンの故郷
まぁ、ハイルディンは登場するだろうね
で、セットでウルージも登場するよね
と予想できるわけです
といったところで今回はお開き。
また来週。
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