2022年6月13日発売の「週刊少年ジャンプ」に掲載された回の話です。
象主の力が必要な開国
ワノ国で大きな謎を残した象主の登場。
その理由が明かされましたね。
考察好きの間では
「鬼ヶ島の火災を象主が消火するんじゃないか」
「いやいや、ワノ国を支配しに来た海軍の船を蹴散らすために来た」
などなど。
いろいろと予想されましたが、結局”ニカ = ジョイボーイ”と言う解説だけ残して去ったことになります。
しかし象主の動きを重視していた五老星は
象主が何もせずに消えた報告を受け
「━━では”開国”はない…‼︎ワノ国は変わらず鉄壁の要塞だ…‼︎」
と、ワノ国の支配を断念します。
コレは象主が 何かをしたら”開国”の合図で、ワノ国が”鉄壁の要塞”じゃなくなると言うことです。
つまりワノ国の開国には『物理的に象主の力が必要』?
では物理的な開国の方法について考察してみましょう。
鉄壁の要塞
まずワノ国に入国するには激しくうねる海流の中から、正しい航路を選ばないといけません。
ルフィ達の場合はタコの三助(?)が手助けしてくれました。
きっと錦えもんが手配して一味の入国を手伝いに来てくれたんでしょう。
つまりタコの手助けがなければ鯉は現れず、滝ルートにすら辿り着けずに船は沈没します。
コレが1つ目の防壁。
※ちなみに、麦わらの一味が高低差のある島に行くときはいつも”タコ”が助けてくれます。
デビル・フィッシュだから”D”と何か関係があるんでしょうか。
防壁2:滝
ワノ国で唯一 正規の港である白米に入港するには、将軍の許可を取り『潜港』から入港します。
許可が貰えない海賊や侵略者は”鯉の滝登り”で一か八かの入国を迫られます。
コレが2つ目の防壁。
マリージョアの入国方法に似てる…
防壁3:侍
最後の防壁は侍です。
悪しき客を追い払う鉄壁の軍隊
ワノ国が世界政府非加盟国なのに奴隷にされていないのは、侍が強すぎて海軍が近寄れなかったからでした。
ノーランドを受け入れる前のシャンディアみたいですね。
象主ができること
ワノ国で開国が決まり侍も客を受け入れる気持ちになれば、普通に正規の港を使って貿易ができます。
そうなると、貿易船が困るのが悪天候と渦潮ですね。
象主はそのどちらかを壊してくれるのでしょう。
可能性1:悪天候を起こす何かを破壊
入国が難関である理由は「常に国全体を悪天候が囲い…波は荒れ 潮の流れも速く…‼︎」
と言われていました。
しかしそれも”滝の下まで”のことで、ワノ国に登ってしまえば快晴でした。
つまり、ワノ国を囲む悪天候は 滝の途中くらいの高さにある何かが原因で起こっている?
象主がそれを壊すか止めることができる?
この考察のヒントとなったのが、ワノ国の縮小版だった”スリラーバーク編”の最後のシーンです。
深い霧と謎の巨大生物。
これがワノ国を囲う悪天候と象主の伏線だったのかなぁと。
期待させるだけさせて、何もせずに消えたところなんてまさに今回の象主ですね。
可能性2:大渦を起こす原因を破壊
こっちが本命の予想です。
エニエスロビー編、アーロン編
海流に巨大な何かをぶつけて大渦を作り出すシーンは、これまでもたびたび描かれて来ました。
逆に考えれば、岩礁がなくなれば渦潮は消えると言うこと。
ワノ国の周辺海域にあった切り立った崖が、ちょっと不自然な配置な気がしました。
もしかしたらこれは、大渦が起こるように意図的に計算して配置された人工的な大渦発生装置なのでは?
作ったのは魚人かもしれませんが、壊すだけなら象主が蹴散らせばいいだけです。
と言うことで、象主が岩礁を蹴散らし渦潮がなくなったら”ワノ国が開国した合図”だと、五老星は知っていた?
だとすると五老星は鎖国前のワノ国のことも知ってるんでしょうね。
鎖国した理由も何もかも。
気になりますね。
緑牛登場!
満を持して”緑牛”が登場です!
待ってました!
やっとあの予想の答え合わせができるんですから楽しみで仕方ない!
名前が”アラマキ”か”ゲンナイ”だったらもう確定ですよ。
たたみかける災難なのか
ワノ国編が本当にスリラーバーク編と同じ展開になるなら、ボスを倒した後に同じくらいのレベルのボスが襲い掛かることになります。
ただ、結局”くま”は一味の味方だったじゃないですか。
緑牛も一味寄りの考え方じゃないかなって思いますよね。
まず、登場の仕方が青キジとほぼ一緒です
青キジは最終的に”反海軍”の立場になりました。
だからと言って海賊の味方ではないんですが、似たような登場の仕方なので期待しますよね。