第1118話”自由になる”【ボニーはFF6の”ものまね師”ゴゴ】

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旅立ち

ヤマト 扉絵 旅立ち
出典:ONE PIECE 1118話 尾田 栄一郎/集英社

扉絵シリーズVol.8のタイトルは「旅立ち‼︎」

大勢の人に見送られ花の都を後にしたヤマトの図でした。

これは「絶縁」と「都追放」を言い渡され 花の都を後にした時のおでんと同じ構図です↓

おでん ヤマト 自由
出典:ONE PIECE 95巻 尾田 栄一郎

絶縁と都追放を受けて「自由になった」と思ったおでんと
1118話のタイトル”自由になる”がかかっています

旅は道連れ

おでん一行 事件 家臣
出典:ONE PIECE 95巻 尾田 栄一郎

おでんの場合、花の都を出る時は錦えもんと傳ジローがお供として勝手について来ました
その後、イゾウと菊之丞、カン十郎、雷ぞう、アシュラとどんどんお供が増えます。

「おでんの様に生きる‼︎」と言っていたヤマトですが花の都を出た所ではまだ1人です。

これはおでんのオマージュよりもルフィオマージュが優先されたからだと思います
2年後再集結の時のルフィと同じリュックを背負っているので。

ということは、次回はさっそく遭難する?

ルフィ 遭難 ヤマト
出典:ONE PIECE 1巻 尾田 栄一郎

で、そこを助けてくれる人物がヤマトの相棒になる?

ルフィにとってのゾロ、ロジャーにとってのレイリー、カイドウにとってのキング…

ということで、ヤマトが最初に出会うキャラに要注目です!

個人的には、幼少期に飯を譲ってくれた光月家臣『某』の子孫とかが相応しいと思っています。
ゾロっぽい見た目の侍がいいなぁ

で、3.4人目くらいでササキと会って、戦ってお供になると思います
コイツは絶対にいいヤツです

あと、それなりに根拠もあります

ササキ ヤマトの家臣
出典:ONE PIECE 97巻 尾田 栄一郎

まず、失踪したヤマトの捜索の時に手に持っていた酒が鬼守でした。

「鬼」の「お守り(おもり)」ということで、ヤマトのお守りをする為に作られたキャラなんじゃないかと睨んでいます。

また、ササキはココロ婆さんの息子でチムニーの父親だと決め付けているので、家族と再会する為にヤマトと一緒にワノ国を出るんだろうなぁと思ってます

チムニー ココロ 髪の色
出典:ONE PIECE 34巻 尾田 栄一郎

鬼ヶ島討ち入りの時には傳ジローに簡単に騙されたり、フランキー戦ではプロペラ逆回転を照れて誤魔化したり

敵だったけど愛嬌があって可愛いヤツとして描かれていました↓

ササキ フランキー トリケラトプス
出典:ONE PIECE 101巻 尾田 栄一郎

たぶんアシュラ童子とおでんのオマージュで、一戦交えてから従う事になるんだろうなと思います。

あとイゾウとお菊の兄弟枠には、うるティとページワンの姉弟がピッタリなんだけど、うるティがヤマトに従う所は想像出来ないなぁ…

あんまり大所帯になっても、麦わらの一味に合流しづらいだろうし…
さて、どうなるんでしょ

”D”の名を持つ者

その名前 ベガパンク
出典:ONE PIECE 1118話 尾田 栄一郎/集英社

前回『第1117話”も”』で語られた”D”について↓

「最後に一つ…伝言(メッセージ)をさせてくれ
世界中に点在している…‼︎
”D”の名を持つ者達へ…

お前さん達の中に…も…」

ザザザ…‼︎
ツー…ツー…ツー…ツー…

と、ここで通信が途切れました。

しかし今回、一言だけ続きの言葉が聞き取れました

ツー…ツー…ザザ…「その名前」…ザザ

という事で、前回のセリフと繋げると

「お前さん達の中に…も…その名前」

この「お前さん達の中に」と「も」は明確に区切られていたので
「お前さん達の中にも」ではありません。

「もう一つ」とか「もっとも」とか、そういう感じの単語の頭文字としての”も”だったはず

ま、ひとまずこの問題は放っておきましょう

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ホールケーキアイランドのセルフオマージ

鉄の巨人
出典:ONE PIECE 1118話 尾田 栄一郎/集英社

封豨に吹っ飛ばされて海に沈みながら喋り始めた鉄の巨人

その後のセリフやコレまでの展開から、明らかにホールケーキアイランド編のセルフオマージュが強調され始めましたね

「ドコ…」
「ジョイボーイ ドコヘ行ッタ?」

これは錯乱したビッグマムがマザーカルメルを思い出して言ったセリフで…

ビッグマム エルバフ
出典:ONE PIECE 86巻 尾田 栄一郎

変ダナ…変ダナァ…

鉄の巨人
出典:ONE PIECE 1118話 尾田 栄一郎/集英社

「変ダナ…」
「変ダナァ…」

は幼少期のビッグマムのセリフと重なります↓

ビッグマム 幼少期 エルバフ
出典:ONE PIECE 86巻 尾田 栄一郎
ビッグマム 幼少期 エルバフ
出典:ONE PIECE 86巻 尾田 栄一郎

空飛ぶ追っ手と燃える船

追っ手 マーズ
出典:ONE PIECE 1118話 尾田 栄一郎/集英社
  • 逃げる麦わらの一味
  • 空飛ぶ追っ手
  • 炎の攻撃で帆が燃える

この展開もホールケーキアイランドの終盤と同じです↓

海上戦 ビッグマム
出典:ONE PIECE 89巻 尾田 栄一郎

白く変身する女性キャラ

ボニー ニカ
出典:ONE PIECE 1118話 尾田 栄一郎/集英社
  • 大切な人を亡くした女性キャラ
  • 白い姿に変身してパワーアップ

今回のボニーはスーロン化したキャロットと重なります↓

キャロット スーロン 変身
出典:ONE PIECE 88巻 尾田 栄一郎

未来を変える

ディストーションフューチャー(ゆがんだ未来)という技の名前でニカになったボニー

過去の回想でアルファを倒した時は”ニカみたいな未来”でしたが
今回は”あたしが一番 自由な未来”としています

ホールケーキアイランド編のどこのシーンのオマージュかなぁと探したところ、このセリフへのアンサーと考えるのがしっくり来ました↓

カポネ・ギャング・ベッジ
出典:ONE PIECE 86巻 尾田 栄一郎

この様に、過去の細かいところと最新話を照らし合わせながら読むと、物語の理解度が深まってさらにワンピースが面白くなりますよ

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【FF6オマージュ】ものまね師

FF ものまね師 ゴゴ ボニー ゾーンイーター
出典:https://www.youtube.com/watch?v=ortklhXbSzE

ピーター聖がサンドワームだった時点で私の脳内にはFF6の記憶が蘇りました

「こいつの体内はダンジョンになってたりしないかな?」と。

正確にはゾーンイーターのことなので違うモンスターなんですが、カテゴリはほぼ同じです
ゾーンイーターの体内の隠しダンジョンでは、FF6の隠しキャラ『ものまね師ゴゴ』を仲間に出来るんです

何にでも変身できるボニーのディストーションフューチャーがものまね師のジョブっぽいじゃないですか?

だから”大剣豪になった未来”とか”スナイパーになった未来”とか”コックになった未来”とか

無限に成長できるんですよね

しかも、子供の未来が無限とか、少年誌としては最高の設定じゃないですか

という事で、尾田先生はFF6の中でも”ものまね師ゴゴ”が大好きで、ワンピースに登場させたかったんじゃないか?
その為にゾーンイーターの代わりにサンドワームを描いたんじゃないか?

という仮説でした。

といったところで今回はお開き。
また来週。

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ゾーンイーターとものまね師オマージュの予感はこの時から↓

ワンピースとFF6の関係は深い↓

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