シービーストウェポンの巨大なサメ
ドクターベガパンクの研究所がある”エッグヘッド”編で描かれたシーンがサメ映画のジャケ写にソックリでした。
一般的に「B級映画」としてカテゴライズされるサメ系のパニックムービーですが、どうして世界的なマンガ家である尾田先生が『MEG ザ・モンスター』をパロディしたんでしょうか?
B級映画オマージュ
コチラの記事で、サンジの容姿のモデルが登場する映画『レザボア・ドッグス』について紹介しましたね。
で、この映画の監督がクエンティン・タランティーノです。
タランティーノ監督は自分の映画の中に他の映画の『パロディ・オマージュ・引用』を盛り込むことで有名です。
このブログで解説してる尾田先生の特徴と同じですね。
つまり、尾田先生はタランティーノに超影響を受け、同じようにストーリーやキャラクターを『パロディ・オマージュ・引用』しまくっているということです。
レンタルビデオ店の店員から世界的な映画監督になった”無類の映画好き”であるタランティーノは、低予算のB級映画も大好き。
世界的な映画監督になったのに「あえて低予算のB級映画を作ろう」とロバート・ロドリゲスと共に1本づつ”クソ映画”を作りました。
それがこの2本。
※タランティーノ作品は「デス・プルーフ」
どちらも観てみましたが、まぁダラダラと退屈な展開で見事にクソ映画でした。
ただ、画像でわかる通り『プラネット・テラー in グラインドハウス』の主人公の女性は明らかに”ベビー5”のモデルです。
また、ロバート・ロドリゲスがハリウッド監督になった記念すべき映画『デスペラード』も、個人的にワンピースにとても影響を与えた映画だと思っています。
主演のアントニオ・バンデラスはコチラの記事で紹介したゾロのモデル「マスク・オブ・ゾロ」の主演俳優だし、『デスペラード』の物語の展開は”ウィスキーピークでの殺し屋集団に襲われる展開にソックリなんですよね。
深読みしすぎかもしれません。
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ちなみに
タランティーノ監督と言えば『キル・ビル』も有名です。
出演者の1人”千葉真一”は、タランティーノ監督が昔から熱狂的なファンだったからオファーしたという説があります。
となると…
- 千葉真一の熱狂的なファンだったタランティーノ
- タランティーノの熱狂的なファンの尾田先生
- 尾田先生が描くワンピースの実写版ドラマにゾロ役で出演する千葉真一の息子新田真剣佑
ということですね。
尾田先生、真剣佑を使ってタランティーノを誘き出そうとしてる?
サメ映画のジャンルを確立した大物
スティーヴン・スピルバーグを世界に知らしめたデビュー作が『ジョーズ』です。
だからサメ系映画には夢があるんです。
また、スピルバーグは『インディ・ジョーンズ』シリーズも有名ですね。
”宝探し・考古学・冒険・アクション”と、まるでワンピースです。
尾田先生が影響を受けていないはずがない。
それに『E.T.』や『未知との遭遇』など、SFのジャンルでも超名作を残しています。
ワンピースでは、エネルが月の古代文明を発見したり、ドクターベガパンクがやたらと宇宙に関する単語を出してきたり。
エッグヘッド編を楽しむ予習として、スピルバーグのSF映画を観ておくことをオススメします。
ちなみに、『MEG ザ・モンスター』のジョン・タートルトーブ監督もニコラス・ケイジ主演で『ナショナル・トレジャー』というインディ・ジョーンズっぽい映画を作ってヒットしています。
さらに『ナショナル・トレジャー』の撮影チームは『パイレーツ・オブ・カリビアン』を作った人たちということで、冒険と海賊に縁が深い監督です。
『MEG ザ・モンスター』
『あらすじ』
プロローグ
レスキュー・チームのリーダーを務めるテイラーは、沈没した原子力潜水艦の乗組員救助に向かったところ、外部からの衝撃によって艦が圧壊し、テイラーはチームと乗組員を守るためにメンバーのマークスを艦に置き去りにし、救命艇を発進させる。
帰還後、テイラーは「巨大な生物による攻撃を受けた」と必死に主張するが、救助したヘラーに否定されたうえに精神異常だと決めつけられて置き去りを非難され、仕事を辞めてしまう。
深海でのレスキュー5年後。
中国・上海の沖に建設された海洋研究所「マナ・ワン」ではジャン博士の指揮のもと、マリアナ海溝の海底探査を行っていた。探査艇は定説上海底とされていた地点よりもさらに深く進んでいき、未知の領域に到達する。
しかし、探査艇は巨大生物の攻撃を受けて破損し、浮上できなくなってしまう。探査チームを救助するため、マックとジャン博士はタイ王国で暮らしているテイラーに助けを求める。
元妻ローリーが巻き込まれ、巨大生物が絡む可能性があると聞いたテイラーは「マナ・ワン」に向かうが、ジャンの娘スーインが救助に向かっており、テイラーも向かう。海底に到着した2人は救助を開始しようとするが、200万年前に絶滅したはずの巨大生物メガロドンが現れ、襲いかかる。
テイラーはスーインを海上へ逃がした後に救助を開始し、ローリーとウォールを救出するが、トシはテイラーたちを逃そうと探査艇に残ってメガロドンを引き付け、犠牲になる。メガロドンの脅威
「マナ・ワン」のチームはメガロドンの対策を講じるが、メガロドンがテイラーたちを追って「マナ・ワン」近海に現れる。
救難信号を受信したテイラーたちは出発し、テイラーとスーインの活躍でメガロドンを殺すと、彼らはそれを「マナ・ワン」に持ち帰ろうとする。
そこにもう1匹のさらに巨大なメガロドンが現れ、ウォールが丸飲みにされる。船を転覆させられた結果、ジャックスを助けるため囮となったヘラーも殺され重傷を負ったジャンも「マナ・ワン」に戻る途中で死亡する。
「マナ・ワン」のスポンサーであるモリスは部下を引き連れてメガロドンを殺そうとするが失敗し、食い殺される。メガロドンとの決戦
テイラーたちは発信器でメガロドンを追う。
三亜湾に現れて海水客たちを襲い出すメガロドンを、テイラーたちはクジラの鳴き声で誘い出す。テイラーとスーインは魚雷を使ってメガロドンを殺そうとするが失敗し、テイラーの潜水艇が破損してしまう。
さらに取材中のヘリコプターの事故により、サポート船上の「マナ・ワン」のメンバーも海中に投げ出され、危機に陥る。テイラーは潜水艇の破損部分を使用してメガロドンの腹部を切りつけ、さらに銛で目を突き刺す。
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:ディーン・ジョーガリス、ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、コリン・ウィルソン、ベル・エイブリー
製作総指揮:ジェラルド・R・モーレン、チアン・ウェイ、ランディ・グリーンバーグ、バリー・オズボーン出演者:
wikipediaより引用
ジェイソン・ステイサム
リー・ビンビン
レイン・ウィルソン
ルビー・ローズ
ウィンストン・チャオ
クリフ・カーティス