アメリカの歴史の始まりの場所
双子岬のモデルになった場所は、アメリカ・マサチューセッツ州にある小さな島タチャー島です。
共通点1「2つ並んで立つ灯台」
このあたりの海はいきなり浅瀬になるため、付近を通る船が何隻も沈む事故が頻繁に起きていたため、船乗りに危険を知らせる目的で双子の灯台が建てられました。
2つの光は危険海域・衝突注意の警告で、車のハザードランプと同じ意味です。
世界一危険な海域”グランドライン”の入り口にぴったりですが、ゴーイング・メリー号は巨大なクジラに衝突してしまいました。
共通点2「航海者が最初に降り立った地」
コロンブスがアメリカ大陸を発見してから最初に移住したヨーロッパ人がピルグリム・ファーザーズと呼ばれる人達です。
マサチューセッツ州の都市ボストンにはピルグリム・ファーザーズが最初に踏んだとされる岩が残されていて歴史発祥の地として観光客に人気です。
共通点3「小説『白鯨』の舞台地」
世界でも有名な小説『白鯨』ハーマン・メルヴィル著
その舞台が19世紀マサチューセッツ州・ナンタケットというアメリカ最大の捕鯨基地です。
以上の共通点から、双子岬はアメリカ・マサチューセッツ州北部にあるタチャー島がモデルといえます。
白鯨との闘い(吹替版) Amazon Prime Video
クジラ
1頭のアイランドクジラに見送られて本格的にスタートしたグランドライン前半の航海。
ラブーンだけでなく「クジラ」は定期的にルフィの前に現れる、まるでRPGのセーブポイントのような存在です。
何か重要な鍵を握っているのでしょうか?
白ひげの船「モビー・ディック号」
四皇”白ひげ”の乗る船は白鯨のピークヘッドで名前は「モビー・ディック号」
この名前は上でも紹介した通り、小説『白鯨』に登場する白いマッコウクジラの名前です。
クジラの形の船に乗っていた白ひげはルフィの味方をしました。
白ひげ海賊団崩壊後も残党のマルコがルフィを助けたりと、やはりクジラのシンボルを持つ者はルフィの味方でした。
※ちなみにシルベスター・スタローン主演のボクシング映画『ロッキー』では主人公がペットの金魚の名前にしています。
金魚に世界一有名なクジラの名前を付けるなんて、シャレが効いてますね。
ロッキー (吹替版) Amazon Prime Video
深海10000mの森
魚人島の南東「海の森」に集まるクジラたち
「クジラっていうのはね…豊かな海を知って現れるものなんだよ」
と、トムさんの弟であるデンさんがフランキーに教えています。
この会話は何かの伏線なのでしょうか?
冒険の始まりを告げるアイランドクジラ
双子岬ではたった1頭のクジラに見送られてスタートした航海でしたが、新世界突入時にはアイランドクジラの群れに見送られてのスタートになりました。
これが尾田先生得意のセルフオマージュです。
めくじら
ドンキホーテファミリーの幹部としてサンジを罠に嵌めたはずのヴァイオレットでしたが、サンジの言葉に心を打たれて裏切った時の技。
ここでもクジラが麦わらの一味の味方をしたことになります。
くじらの森
ゾウの背中にあるくじらの森
ここはひらがなで「くじら」の文字が使われています。
哺乳類のクジラと植物のくじらで分けたんでしょうか。
ここでもくじらのシンボルを守るミンク族はルフィに味方しました。
2人の王の出会いを喜ぶクジラ
ロジャーが聞いた海王類の会話
海王類の言う「ぼく達の王」はしらほしで間違いないですが、もう1人の王は誰のことなのでしょうか。
ただ、遠い海で生まれる王としらほし出会う日をクジラ達が喜んでいる…と言う事は、クジラは王が誰か知っていると言うこと。
やはり麦わらの一味の誰かなのでしょうか。
『モデルの国』シリーズ
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