ペルシャ帝国
ペルシャの属州1「イエメン」
モコモ公国の正門はイエメンの世界遺産サアナ旧市街を囲む城壁の門”バーブ‐アル‐ヤマン”
イエメンについて説明するwikiのページで、もしかして”D”の意味の一つかも?と気になる文章がありました。
『ディアスポラ(Diaspora)』
ディアスポラまたは民族離散は、(植物の種などの)「撒き散らされたもの」という意味のギリシャ語に由来する言葉で、よくパレスチナ以外の地に移り住んだユダヤ人およびそのコミュニティに使われたが、古代から現代にかけてのギリシャ人のディアスポラ、アルメニア人のディアスポラにも使われて、最近では華僑、印僑、日本人のディアスポラ(日系人)などと広く使われている。
出典:Wikipedia
要するに、祖国を奪われたので祖先が生まれた土地に帰れない人たちですね。
ちょっと”D”の意味っぽくないですか。
ペルシャの属州2「ソコトラ島」
ゾウの都市のランドマーク”くじらの木”
モデルはイエメンの南にある”ソコトラ島”にしか育たないベニイロリュウケツジュです。
”竜血樹”と”クジラ”には共通点がありました。
ベニイロリュウケツジュの樹液は”竜血”と呼ばれ、とても貴重な香料の原料になるのですが、マッコウクジラの腸内に発生する結石も”龍涎香”と呼ばれ貴重な香料として取引されていました。
クジラと木がどちらも『龍・竜』と呼ばれるって不思議ですね。
ペルシャの属州3「イラン」
ゾウの背中の都市”クラウ都”の中央に建つ城と滅んだ街並みは、イランの世界遺産バムとその文化的景観がモデルです。
この城は古代イランの王朝”パルティア”(紀元前247年 )の頃に建築が始まりサファヴィー朝(1501年 – 1736年)の頃に完成したと言われています。
1000年以上の歴史を持つ大地という点でゾウと共通していますね。
ペルシャ1000年の歴史を刻んだ壁
他にも1000年の歴史を表す部分はあります。
ゾウの背中の都市”クラウ都”を囲むようにそびえる高い壁には、”十字の窪みに彫刻”が施してありました。
これはイランのペルセポリスの北にある巨岩の遺跡ナクシェ・ロスタムがモデルです。
岩壁にはアケメネス朝(紀元前550年)からサーサーン朝(紀元後651年)時代の約1000年に渡るレリーフなどが刻まれています。
ダリの絵みたいな象
ゾウの脚の長さと海の深さについて、コミックのSBSで補足説明がありました。
『ナイタミエノリダ象』
モコモ公国を背負って歩く”ゾウ”の正式な学名です。
逆から読むと「ダリの絵みたいな象」
スペインの画家”サルバドール・ダリ”の描く象は『宇宙象』と呼ばれ、関節が多くて細長い脚で立ち、背中にオベリスクを背負っている変な象を多く描いています。
つまり、ゾウの脚はすっごく長いので、深い海でも歩けていると言う設定です。
古代兵器ウラヌス?
ポセイドンは巨大な海王類を操る力を持つ人魚姫:しらほしでした。
では、もう一つの古代兵器も巨大生物を操る力?
だとしたらモモの助か象主ということになります。
このあたりは真相が分かり次第追記していきますね。
ペルシャ帝国の歴史と用語がワンピースに関係あり⁉︎
ドレスローザ編で出てきた”キュロス”はアケメネス朝ペルシャの初代国王の名前です。
ところでペルシャの歴史が全然わからないので、まとめてみました。
『アケメネス朝』
紀元前550年 ”キュロス2世”がメディア王国を滅ぼしアケメネス朝を建国する。
紀元前333年 ダレイオス3世がイッソスの戦いでアレクサンドロス大王に敗れ3年後に滅亡。
『アルサケス朝(パルティア王国)』
前3世紀半ば 中央アジアの遊牧民の族長”アルサケス1世”によって建国。
前1世紀頃 ペルシスの支配者でパーパクの子アルダシール1世によって滅ぼされる。
パーパク・・・・パッパグ?
『サーサーン朝』
208年 バーバクがパールス地方を統一。サーサーン朝の基礎を起こす。
651年 ヤズデギルド3世が逃亡先で暗殺され、サーサーン朝滅亡。
ここまでが”ペルシャ帝国”でこれ以降は”イスラム帝国”
『アッバース朝』
749年9月 アブー=アル=アッバースを初代カリフとする新王朝の成立を宣言
1220年 チンギス・カンの襲来
1258年 アッバース朝完全に滅亡
『ティムール朝』
14世紀初頭にモンゴル王族カイドゥの王国を乗っ取る形で中央アジアの東西トルキスタンに勢力を拡大したチャガタイ・ハン国は、1340年頃には早くも分裂に向かい、東トルキスタンの東チャガタイ・ハン国とマー・ワラー・アンナフルの西チャガタイ・ハン国に分かれ・・・・・
サマルカンド政権とヘラート政権に分かれて・・・・
最終的に19世紀まで続くムガル帝国を打ち立てた。
ザナルカンド?FF10で聞いたことあるな。
『サファヴィー朝』
16世紀から18世紀前半にかけてペルシアを支配したイスラーム王朝・・・
ふぅ。全然わからん。
ただ、カイドウの名前と東トルキスタンの名前は出てきた。
とにかくこの辺が世界の中心で歴史的にも重要な場所なんだろうと思う。
セルフオマージュ
コチラ↑でもまとめたセルフオマージュ描写。
まだまだありますよー。
2人の王
『2年前』
空島では”シャンディア”と”神兵”に分かれて大地を巡って争い続けていた。
『新世界』
昼の王”イヌアラシ”率いる”銃士隊”と、夜の王”ネコマムシ”率いる”侠客団”に分かれて生活していた。
歴史の本文ポーネグリフ
『2年前』
空島でロジャーが石に刻んだ一言から、情報を持つ石を繋げて読むことで”空白の歴史”を埋める一つの文章”真の歴史の本文”になることに気付く。
『新世界』
ロジャーの船に同乗した元クルーから、ラフテルの場所を示す赤い石”ロード歴史の本文”の秘密を教えてもらう。
古代文明と黒ひげ
『2年前』
古代文明の話になると現れる黒ひげ海賊団。ティーチが海賊じゃなかったらなっていたであろう職業は”考古学者”
『新世界』
ゾウの背中の古代文明編で登場した”黒ひげ海賊団”。黒ひげと言えばカリブ海の有名な海賊。
カリブ海の海賊が狙っていたのは、南米の古代文明から運び出されてイギリスに輸送される途中の黄金。
黒ひげと古代文明は切っても切れない関係にあります。
パイナップルの森
『2年前』
スカイピアで一味と逸れたチョッパーのシーンで1度だけパイナップルの森が描かれました。
『新世界』
クジラの森には先住民の居住区だというパイナップルの家が描かれました。
パイナップルは南米が原産です。
南米と言えば古代マヤ・アステカ文明。
テオ・ティワカン遺跡には月のピラミッドに滑走路。王の棺桶には宇宙船の彫刻。
落下
『2年前』
スカイピアから青海に戻る方法は、巨大なタコのアドバルーンを使った”落下”でした。
『新世界』
ゾウから降りる方法は”飛び降り”からの”ゴムゴムの風船”でした。能力者4人でこの方法はあまりオススメできないですね。
『モデルの国』シリーズ
続編はコチラ↓