『MADS』
サンジのことを”ジャッジのせがれ”と呼んでやたらと絡むクイーン。
どうやらサンジの父ジャッジと浅からぬ因縁があるようです。
ジャッジと言えば、若い頃は”ベガパンク”と同じチームで兵器の研究をしていた科学者です。
そのジャッジとライバル関係っぽいクイーンも同じ研究チームに所属していた。
それが『MADS』だと考えて良さそうです。
自らを「狂人達」と呼ぶチームは、自分の体を”絡繰人間”化したり、非人道的なウィルス兵器を躊躇なく使ったり、自分の子供を遺伝子操作で生物兵器に作り替えたり、クローン人間の兵士を盾に使ったり…
倫理観が圧倒的に欠けたマッド・サイエンティスト達の集団でした。
同じように倫理観の欠けたシーザーも元MADSメンバーで間違いないでしょう。
ジャッジとの因縁もあるようでしたから。
シーザーはベガパンクと共に世界政府の科学班にいたはずです。
なのに、政府から逃げ延びたジャッジとどうして知り合いなのか?
答えは「MADSで一緒だったから」しかないですね。
まとめると…
- 無法な研究チームだった『MADS』
- 主なメンバーはジャッジ、クイーン、シーザー、そしてベガパンク
- ベガパンクによる「血統因子」の発見をキッカケに政府がチームごと買収
- 政府の吸収から逃れたのがジャッジとクイーン
- 政府に吸収されたのがベガパンクとシーザー
という事になります。
つまり ベガパンクもMADSの元メンバーの可能性が高い。
むしろリーダー的な存在だったと思います。
No.2の科学者がジャッジ。
そしてジャッジに対抗意識を燃やしていたのがクイーン。
ベガパンクに対抗意識を燃やしていたのがシーザーという対立構図。
仲が悪い同士がいつも張り合う、居心地の悪そうな研究所ですね。
マッドサイエンティストのモデル
悪の科学者のモデルを特定してまとめました。
最後にはベガパンクのモデル予想もあります。
ドクトル・ホグバック
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』がモデルだと公式発表されたスリラーバーク編。
当時オシャレな友達の家にはだいたいジャック・スケリントンのフィギュアが飾ってあったほど大人気だった映画です。
主人公のガイコツ”ジャック・スケリントン”はブルックのモデルです。
この映画のヒロインでツギハギの助手サリーがシンドリーのモデル。
サリーを作ったマッドサイエンティスト”フィンケルスタイン博士”がドクトル・ホグバックのモデルです。
フィンケルスタイン博士の頭蓋骨は開閉自在で、考え事が煮詰まると自分で頭蓋骨をパカっと開けて、直接脳みそをポリポリ…
この設定がブルックの頭蓋骨「カパッ」に採用されています。
※ちなみにモリアのキャラクターもこの映画の町長がモデル。
何年経っても色褪せない名作です。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』シーザー・クラウン
コチラ↑の記事でも解説したように、「ウイグル族弾圧」や「広島への原爆投下」がモデルに描かれていたパンクハザード編。
ということでシーザーも実在の人物からモデルを探しました。
第一次世界大戦において「毒ガス兵器で戦争を早く終わらせれば、結果的に死人を減らせる」として実際に戦争で使用し、国際的に避難を浴びた人物です。
- 『毒ガスの父』・『科学兵器の父』と呼ばれる
- 「シーザー」と「ハーバー」名前が少し似てる
の2点がシーザーっぽいのでモデルに決定です。
ヴィンスモーク・ジャッジ
コチラ↑の記事で解説したように、ジェルマ66はサイボーグ009がモデルなので、そのままジャッジのモデルもサイボーグ009を造ったギルモア博士になります。
※鼻が大きくて白髪の老人。
疫災のクイーン
コチラ↑の記事でも解説したように、ワノ国編とその後はドラゴンボールオマージュ多めなので、クイーンは”人造人間19号”がモデルです。
じゃあベガパンクは”人造人間20号”で”ドクター・ゲロ”?
それもありそうですが、ベガパンクには他にも多くの作品のオマージュ要素をギューっと詰め込んでくると予想しています。
ベガパンクのモデル予想
まず、パシフィスタ「セラフィム」の2体が人造人間17号・18号っぽい。
ということはパシフィスタ・プロトタイプのPX-0(くま)は16号。
ということで、生みの親であるベガパンクにはドクター・ゲロの要素は絶対にあります。
それ以外に盛り込まれると予想している要素が2つあります。
1.世界最大の頭脳といえば
最大の頭脳と言えばこの映画。
テレビで放送禁止になったルパンシリーズの超問題作
『ルパン三世〜ルパン VS 複製人間』です。
ネタバレを言ってしまうと、敵のボス”マモー”は巨大な脳みその化け物なんです。
くまがベガパンクについて「世界最大の頭脳を持つ男…」と説明した時点でピンときました。
「物理的な大きさのことを言っているということは、メチャクチャ頭がデッカいキャラだ!」と。
となれば、この作品のオマージュしか考えられません。
『ルパン三世 ルパンVS複製人間』2.二重人格説
フランキーが飛ばされた島がベガパンクの生まれ故郷でしたよね。
そこにはベガパンクの表と裏の研究資料がありました。
それぞれの資料を読むフランキーも対照的に描かれています。
「文化的」な発明資料を見る時は
「左向き・リーゼント・サングラス・手袋」
一方で「兵器的」発明の資料を見るフランキーは
「右向き・オールバック・目玉丸だし・手の骨組み丸だし」
全てが真逆に描かれています。
これはベガパンクの2面性を暗示しているんじゃないでしょうか。
二重人格の科学者といえば「ハルク」です。
アメコミ大好きな尾田先生のことなので、ベガパンクにはハルクのように武闘派の別人格がある設定にしてくる可能性が高いと思います。
キャベンディッシュはそのための伏線ですね。
といったところで今回はお開き。
ありがとうございました。
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本ページの情報は2022年9月時点のものです。
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