地中海の周りは全部が古代ローマ帝国
ローマの属州だった国1「スペイン」
ドレスローザに上陸して初めに訪れた港町の”アカシア”
この町だけでなく建物はみんなチェック柄の屋根で描かれています。
このカラフルな屋根の建物はスペインの世界遺産アントニオ・ガウディの作品群の一つ「グエル公園」の風景です。
スペインで一番の観光名所サグラダ・ファミリアも同じくガウディの作品群ですね。
ローマの属州だった国2「イタリア」
エースの形見の”メラメラの実”を賭け”ルーシー”として出場した闘技場”コリーダコロシアム”
その地下には人造悪魔の実”スマイル”工場が隠されていました。
この建物はローマ帝政期の西暦80年に作られたコロッセオがモデルです。
世界遺産ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂の一部でもあります。
コロシアムに参戦し、麦わら海賊団の傘下になった海賊についてコチラの記事で詳しくまとめました。
ローマの属州だった国3「ロンドン」
ドレスローザの北にある無人島”グリーンビット”の地下には、あらゆる植物を育てることが出来る小人の”トンタッタ族”の国がありました。
野生丸出しのこの島は、ロンドンにある世界遺産キューガーデンがモデルです。
世界で最も有名な植物園として膨大な資料を有しているこの庭園は新種の植物発見などに貢献しています。
ローマの属州だった国4「バビロン」
反ドフラミンゴ体制”小さなリク王軍”を率いていた”キュロス”は、ドフラミンゴ討伐を果たした後に軍を解散し、トンタッタ族は自由を手に入れました。
この物語は実際の歴史上の人物からモデルを辿ることができます。
キュロスと言えばアケメネス朝ペルシアの初代国王”キュロス2世”が有名で、キュロスの勅命(紀元前538年)によって祖国ユダ王国から連行されていたユダヤ人が解放され、エルサレムに戻ることを許可されました。
ということは、トンタッタ族は”ユダヤ人”がモデルということになります。
ローマ皇帝「Caesar」
パンクハザード編から一味と行動を共にした悪役”クラウン・シーザー”ですが、この名前はローマの皇帝の称号です。
ローマ帝国初代皇帝”ユリウス・カエサル”の名前が由来で、ラテン語のカエサル(Caesar)を英語読みすると”シーザー”になります。
ローマ史上”最も偉大な皇帝”と呼ばれる一方で、歴史上で”最も野心家だった男”とも言われています。
シーザーの相棒でドレスローザのボスである”ジョーカー”こと”ドフラミンゴ”は、ローの名前から推測すると”ナポレオン”がモデルと考えて間違いなさそうです。
セルフオマージュ
コチラ↑でもまとめたセルフオマージュ描写。
まだまだまだまだありますよー。
古代ローマ帝国の歴史と旧約聖書の”創世記”とキャラの過去をストーリーに組み込みながら、セルフオマージュを組み込む構成力がすごい。
金魚と闘魚
『2年前』
リトルガーデンで現れた金魚”島食い”は巨人族が倒してくれました。
巨大なフンを島と間違えて上陸した巨人族の話は、ウソップがカヤに聞かせていた作り話と同じです。
『新世界』
グリーンビットで現れた金魚”闘魚”は小人族が倒してくれました。
闘魚1匹の肉で小人族全員の数ヶ月分の食糧になるという話は、ウソップがカヤに聞かせていた作り話と同じです。
土下座
『2年前』
七武海に乗っ取られそうになった国の王が土下座して感謝の意を伝える。
『新世界』
七武海に国を乗っ取られた国王に土下座して手落ちを詫びる海軍大将。
『モデルの国シリーズ』
続編はコチラ↓