この記事では
- カイドウの技に使われる”八卦”を解説
- 酒龍八卦の7パターン
- 章の最初の最後の法則
- 8つ目の上戸とカイドウの最期予想
について書いています。
八卦
カイドウの技”雷鳴八卦”や”酒龍八卦”に使われている『八卦』とは、古代中国から伝わる占い”易”で使われる図表のこと。
よく駅前にいる占い師”易者”が
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」なんて言ってますよね。
易の歴史を深掘ると…
易とは過去・現在・未来への変化を捉えようとするものであり、肌の色を変化させる”蜥蜴”が文字の由来だとか…
他にも太陰・太陽を表す”日”と”月”の字が組み合わさって”易”の字だとか…
なんかワノ国っぽい言葉だらけです。
とりあえず「何が出るかお楽しみ」、占いというより”おみくじ”に近い雰囲気が伝われば大丈夫です。
酒龍八卦(しゅろんはっけ)
”上戸”とは、酒をたくさん飲める人や その人の酔い方の特徴・酒グセのこと。
色んな種類の酒グセがある中から”どれが出るかお楽しみ”という『酔っ払いおみくじ』が”酒龍八卦”です。
輪雷(わらい)上戸
コレが最初にして一番”意味深”な上戸です。
普段の「ウォロロ」という笑い方ではなく
「フヒヒャヒャヒャヒャ‼︎」
「ホホホ‼︎」「フヒヒ」
「ウォホホホホホホ‼︎」
「ウォハハハハハハハハ‼︎」と変な笑い方になった後にムキムキになってパワーアップしました。
当てられた字も”笑い”ではなく”輪雷”です。
コレについては後ほどしっかり考察していきます。
落込上戸
個人的には”落込上戸”の時のカイドウが一番好きです。
眉毛を八の字にして落ち込み、愚痴をこぼす姿に親近感湧きまくり。
圧倒的強者が弱いところを見せると急激にファンが増えますよね。
泣き上戸
落ち込むくらいまでは可愛いですがここまで号泣する”泣き上戸”は嫌われますね。
「めんどくさっ」と言われて人が離れていきます。
怒り上戸
この酔い方は一番ダメ。
居酒屋の他の客とケンカ始めて、酔いが醒めたら留置所に居て後悔するパターンのヤツです。
甘え上戸
覇王色をまとった拳でボコボコに殴られてるのに余裕のウィンク。
右目から出た☆に注目!
ウィンクでキレイな☆を出したのは過去にハンコックのみ。
ということは”甘え上戸”の時のカイドウは、ハンコック並みの可愛さということ…?
盗人上戸
ルフィのカルヴァリンを受けて
「攻撃の軌道を曲げてる」
「あり得ねェだろ ゴムの性質上…」
「未来が見えんの てめェだけだと思うな」
「マネしてやろうか」
と再現して見せたカイドウ。
未来が見える見聞色を使えることが判明します。
でも、どうやって体を直角に曲げたのかは不明。
それこそ「あり得ねェだろ。生物の性質上」と思いますが…
生物ならこうなるはず
殺戮上戸
この”殺戮上戸”が要するに獣人の第二形態・最強型だと思われます。
それまでの獣人型では眉毛が無かったのに対し、この型では龍特有の”グルグル眉毛”が現れています。
つまり、龍の力を強く反映させた獣人型だと考えられますね。
8つ目は?
そういえばカイドウの武器の名前が”八斎戒”でしたね。
意味を調べたらみんなズッコケると思いますよ。八斎戒。
仏教には八正道や八斎戒や八大地獄などの「8」にまつわることが多くありますが ”八卦”は”おみくじ”みたいなことなので、8種類という意味じゃありません。
だけど!
輪雷上戸、落込上戸、泣き上戸、怒り上戸、甘え上戸、盗人上戸、殺戮上戸…
酒龍”八”卦を7パターンまで見せられたら、8つ目は?と思っちゃいますよね。
そこで!
酒龍八卦の8つ目と、死にたがりのカイドウと、ワノ国編の締め括りを予想してみましたよ。
始まりと終わり
尾田先生は○○編の『最初と最期』を”似た様な印象強いシーン”で締めくくるパターンがわかっています。
例えば
ビビを船に乗せて始まった”アラバスタ編”は『海賊旗とバツ』が始まりと終わりの印でした。
続く”空島編”では『空から落ちる船』と『ブロッケン現象』が始まりと終わりにそれぞれ描かれています。
魚人島編では『出血多量』と『輸血』という”血に関わること”が始まりと終わりの印。
最初に『出血多量』で瀕死になったのはサンジ、『輸血』したのはスプラッシュ、スプラッタ兄弟ですが、ルフィとジンベエに変わったパターンでもありです。
じゃあワノ国編は?
このゾロの”切腹未遂”が何も回収されないままワノ国編が終わることが考えられないんですよね。
つまり、ワノ国編の最初と最期は『切腹』で揃えると予想します。
切腹をやり遂げるのはカイドウ。
首を斬り落とす『介錯人』はゾロ。
趣味が自殺のカイドウは、ルフィに負けたことで”切腹する理由”ができました。
幸いなことに確実にカイドウの首を斬り落とせる介錯人も居ます。
これは死にたがりのカイドウにとって、待ち望んでいたチャンスです。
立派な海賊は死に際に”笑う”
酒龍八卦の最後の1つ
本当の”笑い上戸”は切腹のシーンで現れると予想します。
さらに、おでんの死に際の”句”も、カイドウの最期の伏線になると考えられます。
ワノ国編で散りばめられた伏線を拾い集めて、導き出した答えはこうです。
- ルフィに完全敗北を喫したカイドウは切腹を命じられ受け入れる
- 人生最期の酒を呑んだ時に本当の”笑い上戸”になる
- 気持ち良く酔ったところで饒舌になり、切腹の作法『辞世の句』を詠む
- おでんの”辞世の句”を思い出し「最高の肴だったぜ。ウォロロロ」的なことを思う
- 切腹し、ゾロが閻魔で介錯
- 首はワノ国で丁重に祀られる
死ぬ前に最後の酒を飲むカイドウの姿は、ヒルルクを彷彿とさせるようなシーンになると思います。
そういえば、桜で復活したヒルルクがワノ国と無関係とは思えないし、ヒトヒトの実も再度注目されてることだし、もしかしてワノ国編の最後ではヒルルクの過去にも触れることがあるかもしれないですね!
といったところで今回はお開き。
『ガチ考察』シリーズ
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