空島編からエニエス・ロビー編
ジャヤ西側のモックタウンはジャワ島
『インドネシア/ジャワ島』
ジャヤ西側のモックタウンはインドネシアのジャワ島がモデルです。
背景の建物は全て端の尖った赤い屋根で統一されています。
これはジャワ島で人気の観光地サンポーコン寺院がモデルです。
サンポーコン寺院にはヴァスコ・ダ・ガマやコロンブスに並ぶほど偉大な航海士「鄭和(ていわ)」が祀られています。
ジャヤ東側はスマトラ島
『インドネシア/スマトラ島』
モンブラン・クリケットの家に立てられていた城の絵はアンヌールモスク・ペカンバルがモデルです。
インドネシアにはイスラム教徒が多く、祈りを捧げるためのモスクが至る所に建てられています。
観光地としても有名なアンヌールモスク・ペカンバルは、インドネシアに建てられたモスク第一号です。
ノックアップストリームはタンボラ山の噴火
「マシラのナワバリで”夜”が確認された次の日には 南の空に”積帝雲”が現れる。」
空まで噴き上げる化け物海流ノックアップストリームはインドネシアで実際に起こった歴史的大噴火がモデルです。
『タンボラ山』
1815年
インドネシア中南部スンバワ島にあるタンボラ山が人類観測史上最大の大噴火を起こしました。
空中に舞い上がった大量の火山灰により日光が遮られ、インドネシア周辺は3日間”夜”が続いたと言います。
スカイピアはカンボジアのシアヌークビル
『カンボジア/シアヌークビル』
麦わらの一味が初めて空島に上陸したビーチは、カンボジアのリゾート地シアヌークビルがモデルです。
カンボジアはヨーロッパセレブに人気のバカンス地で、特にシアヌークビルはビーチだけでなくカジノや高級ホテルが立ち並ぶ人気観光地です。
アッパーヤードはアンコール遺跡
『カンボジア/シェムリアップ』
神の島アッパーヤードはカンボジアの人気観光地世界遺産アンコール遺跡がモデルです。
- ガンフォールの好物カボチャのジュース。カボチャの名前の由来はカンボジア
- エネル軍団の敵の名前に仏教用語が多く登場。アンコール遺跡は仏教の寺院が数多く残る
- カンボジアにはクメール・ルージュと言う民族大虐殺の歴史がある
以上の3点が根拠になります。
黄金都市シャンドラは南米の古代遺跡
『メキシコ/メキシコシティ』
黄金都市シャンドラはワンピース最大の謎”月の民”に直結する都市なので特別扱いです。
シャンドラの回想シーンでは満月が12回も描かれ、さらにピラミッドの頂点に満月が重なるシーンが3回も描かれました。
これは明らかに”月”を信仰するためのピラミッドだということになります。
となると、メキシコの世界遺産にある「月のピラミッド」がモデルではないでしょうか。
また同じ遺跡には「太陽のピラミッド」と「死者の道」と呼ばれる巨大な直線があり、まるで滑走路のようです。
また、近くのマヤ遺跡からはロケットが描かれた王の棺も発見されています。
太陽の神ニカとなったルフィ、羽根の生えた月の民、黄泉の国から戻ったブルック。
この遺跡とワンピースが無関係とは考えにくいです。
ロングリングロングランドはモンゴル帝国
『モンゴル/元』
ロングリングロングランドは元王朝の時代のモンゴルがモデルです。
当時はアジアの東側がほとんどモンゴルでした。
※ちなみにモンゴルの歴史上の人物にカイドゥという人物がいます。
ウォーターセブンはヴェネツィア共和国
『イタリア/ヴェネツィア』
換金所の建物はサン・マルコ寺院がモデルです。
造船都市ウォーターセブンのモデルはヴェネツィアだと公式発表済みですね。
しかし、ストーリーを歴史に照らし合わせればヴェネツィア共和国の時代が丸々モデルにされていることもわかります。
まとめ
- ジャヤ西側モックタウンはインドネシア/ジャワ島
- ジャヤ東側クリケットの家はインドネシア/スマトラ島
- スカイピアはカンボジア/シアヌークビル
- アッパーヤードはカンボジア/シェムリアップ
- 黄金都市シャンドラはメキシコ/テオティワカン
- ロングリングロングランドはモンゴル
- ウォーターセブンはイタリア/ヴェネツィア
ここまで紹介した国を線で繋ぐとこうなります。
※シャンドラは特別枠なので除外
エジプトから紅海を抜け、中東オマーンの港で物資を補給。
そこから一気にインドネシアに向かい、大陸めがけて北上。
カンボジアからモンゴル、そしてイタリアへ。
地図上で見る限り、無理のないルートですね。
お金と時間さえあればルフィと同じ旅が出来そうです。
『モデルの国』シリーズ
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