インド神話とギリシャ神話の共通点
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ギア5になったルフィの最強技とカイドウの最強の技のぶつかり合い。
エネルもモリアもシーザーも。
最後の最後で巨大化するボスは負けパターン確定ですよね!
長かったワノ国編も本当にラストかと思うとちょっと寂しくなってきます。
ワノ国編が終わったら、あとはエルバフ・マリージョア・花の国とラフテルで終わり?
5年で済むのかな…
ところで、コチラの記事でルフィの新技と今までの技名のパターン、コチラの記事でカイドウの技名の不動明王について解説して、どちらもインド神話がルーツなのはわかって貰えたと思います。
その後もインド神話について調べたところ、他の神話との共通点があったのでご紹介しますね。
雷を武器にする神々の王
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『インドラ』
インドで最も古い宗教”バラモン教”の神の一人。
雷を操る最強の武器”ヴァジュラ”を持ち『神々の帝王』とされる。
この特徴はギリシャ神話の「ゼウス」にそっくりです。
ゼウスは”雷霆”と呼ばれる雷そのものを武器とする全知全能の神、最高神、つまり「神々の帝王」です。
地底界の最深部で世界を支る大蛇
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『アナンタ』
インド神話には”ナーガ”と言う半身が蛇の精霊が登場します。
中央の黒くて大きな多頭の蛇は”アナンタ”といって”地底界の最深部で自分の尻尾を咥えて円になり世界を支えている大蛇”だといいます。
これは”北欧神話”のヨルムンガンドとほぼ同じ特徴なんです。
ギリシャ神話と北欧神話の要素が伝わったインド神話…
地理的な要素とゲルマン民族の侵攻、バイキングの侵攻の歴史を考慮したら、北の戦闘民族が南を侵略して自分達の神を伝達したと考えるのが自然ですよね。
と言うことは、古代北欧神話の最高神、片腕のテュールがシャンクスのモデルでラスボスなのかなぁ…
オロチの首の数
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初めて八岐大蛇に変身した時は8つの頭だったオロチ。
火祭りの最中にカイドウに首を切られて1機死にました。
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それでも死なずに生きていたオロチ。
八岐大蛇に因んで8回切られたら死ぬのか、8本同時に切らないと死なないのか?
錦えもん達”赤鞘9人侍”のうち6人と対峙したオロチ
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6本首で挑むも”全部の首を同時”に斬られてしまいます。
もしこの後も生きているとしたら”8回首を斬られたら本当に死ぬ”能力だったと考えて良さそうです。
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やっぱり生きていたオロチ。
最後に見せた変身は1本首の龍でしたが、それも傳ジローに斬られました。
これで8回。
どうやらこれで本当に死んだようです。
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復讐の連鎖
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最後まで復讐に駆られた悪役として描かれたオロチ。
しかし、その原因を作ったのはワノ国の住民達でした。
ワノ国というか日本人の特徴、悪人を見つけたら徹底的に叩く。
他人の不倫、政治家の失言、芸能人のスキャンダルを見ては攻撃し、ストレス発散する国民性がよく描かれているなぁと思いました。
大人の悪意をまともに受けて育った子供が捻じ曲がって育つことなんて簡単に想像できますよね。
先祖が何をしようが、子孫まで責められる必要はない。
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その逆で、先祖がどんなに偉人だろうが、何もしていない子孫が偉ぶることはおかしい。
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受け継がない意志
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子供に誇れる背中をした大人になりたいものです。
罪を憎んで人を憎まず。
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といったところで今週はお開き。
また来週末。
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