アラバスタ編オマージュ
不死身のルフィ
死んだはずのルフィがまた挑んできた。
この状況をすんなりと受け入れる器の大きさは、さすが”四皇”ですね。
一方、”七武海”は殺しても殺しても立ち向かってくるルフィに動揺を隠しきれませんでした。
ルフィが”死なない”程度のことに動揺するなんて やっぱりクロコダイルは小物ですね。
カイドウを見習ってほしいところです。
Wの形に描かれる生物
飲み込んだルフィが体内で暴れまわり、カイドウの体が「W」の字に曲がります。
しかし、どうしてカイドウは”弱点”である体内に 敵を招き入れてしまうのか…
ついつい”自殺願望”が出るんでしょうか。
この不自然なカイドウの体の形は ワンピースで初めて”歴史の本文”が描かれたシーンを意識させられます。
世界政府を作った”20の王”の1人でありながら、マリージョアに移住しなかった唯一の王”ネフェルタリ”
ジョイボーイ・光月家と敵対する立場だったはずが、光月家が作った”歴史の本文”を国家機密として代々守り続けた一族。
その矛盾が明かされようとしています。
空島編オマージュ
フワフワ浮く生物
ゴムの性質がカイドウの体にも影響を及ぼしたシーン。
「オエェッ‼︎」というリアクションから、ダメージ的には”食べ過ぎによる吐き気”くらいでしょうか。
”気球”のような生物と言えば、空島からの帰りにお世話になった”タコバルーン”ですね。
目玉が飛び出る描写もこの直前でしたね。
目玉に攻撃
このシーンは一見すると”目玉を突き破った”ように見えますが、これも”ゴムの性質の影響”です。
網膜の中心部分がさらに伸び、手の形に押し出されたところです。
つまり 鼻を掴んでいるのは”カイドウの網膜をゴム手袋にしたルフィの手”です。
このシーンからは”ウワバミ”の体内を思い出しますね。
ゴムの性質が影響していなくても、網膜は意外と伸びるようです。
この1コマ前が太陽の神”ニカ”の伏線になっていたなんて…
尾田先生、恐るべし。
雷雲に突っ込む
意図的に雷雲の中に突っ込んだのではないようですが、結果的に必要なシーンとなりました。
空島編でも エネルの作った”雷迎”に突っ込んでいくシーンが有りましたね。
巨大化
巨人になって雷雲から出てきたルフィ。
今までの”ギア3”では 骨に空気を入れて部分的に巨大化していたのに対し、”ギア5”では巨人そのものに変身できるようになりました。
空島編でルフィの巨人化を予言していた1コマがコチラ
ちなみに、この巨大なルフィの影が描かれた回のタイトルは”幻想曲”
幻想とは 「現実にはないことをあるかのように心に思い描くこと」
似た様な意味の”格言”と共に”空島編”が始まりましたよね。
”始まり”と”終わり”を似たような構成で締めるのが尾田先生の美学です。
空想を現実にする『マンガ』の力。
”紙とペン”さえあれば 他人と空想を共有できる。
言葉の壁も簡単に超えられる
ギア5の戦闘を見ていると、無限の想像力をほぼ100%伝えられる『マンガ』ってすごいな!と思います。
場面転換
”ギア5”の”自由”の前に もはや”重力”は無意味です。
足を素早く動かしているので 仕組みは”月歩”と同じでしょう。
同じ構図で 重力に逆らうルフィが描かれたシーン。
この時は”決着直前”でしたね。
と言うことは…
死への恐怖・神の定義
自分は死にたいのに ルフィの命を気遣うカイドウ。
脅しているようには見えません。
本当にルフィのことを気に入って 死なせたくないんでしょうね。
人にとって最大の”恐怖”であるはずの”死”。
しかし ”そんなもん”に一切ビビらないルフィ
これはエネルが提唱する”神の定義”の全否定ですね。
ルフィの考える神
”全て”を救うのが”神”
ルフィの考える神の定義は ”救い”のようですが、言い回しが気になりますね。
「何一つ」 です。「誰一人」ではない。
つまり”人を救う”と言う意味は含みつつ、それだけではない と言うことです。
この謎には宗教学と哲学をもっと学んでから再挑戦します。
フォクシー海賊団編オマージュ
”カウントダウン”と”めり込む顔面”
空島から戻ったら次は”ロングリングロングランド”です。
このシリーズの呼び名は複数あって
”デービーバックファイト編”とか
”フォクシー海賊団編”とか
”ロングリングロングランド編”…
アニメでは”フォクシー海賊団編”が採用されていますが、個人的には島の名前で統一したい。
けど、全部長いですね。”アフロ編”とかどうでしょうか?
…却下。
ルール無視、なんでも有り、自由な戦闘スタイルの元祖と言えばこの人”銀狐のフォクシー”
顔の減り込み具合を見比べてみてください
”ロングリングロングランド編”はなぜか不人気なようですが、舞台のモデル”モンゴル”には”カイドゥ”と言うチンギスハンの子孫が実在したんですよ。
また、引き潮で本来の姿が現れると言う設定は、月の重力に深く関係するので”月の民”の謎とも関係があるかもしれません。
要チェックです。
スリラーバーグ編オマージュ
死んで骨だけ
カイドウのセリフは殺す直前の”おでん”に対して言った言葉と同じです。
つまり、ルフィのことを”おでんと同等”には認めている証。
対するルフィのセリフは仲間の受け売り。
ここからブルックと出会ったスリラーバーグ編に入ります。
「ホゲー」
この直前のコマは口元はニヤリと笑い「キッ‼︎」と言う効果音で 迫り来る金棒を睨みつけていました。
カッコつけてからの「ホゲー‼︎」
このパターンはサンジにも有りましたね。
スケスケの能力で船内を荒らす”アブサロム”に危険を感じ
「ナミさん達が心配だ!船はお前らに任せたぞ!」
「おれは島へ3人を助けに行って来る‼︎」
「ダンッ‼︎」とカッコよく飛び出してからの…
「グシャ」
ルフィがメッタメタのギッタンギッタンにやられるシーン。
スリラーバーグ編の最終局面で ヤケになったモリアが見せたラッシュを思い出させますね。
インペルダウン編オマージュ
ボコォンと飛び出した巨大な顔面
このシーンについては「さすがにふざけすぎ!」と感じた読者もいたことでしょう。
でもね…2回目ですよ…?
魚人島編オマージュ
髪の毛が白く変化して 大幅なパワーアップをしたキャラと言えば”ホーディ・ジョーンズ”です。
その末路は急速な老化。一緒ですね。
と言ったところで今週はお開き。
また来週末。
『今週のワンピ』シリーズ
先週はコチラ↓
コメント
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