第1163話”約束”:ゾロが闇堕ちする伏線か

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魚人島オマージュ

サターン聖 イム様 タコ
出典:ONE PIECE 1163話 尾田 栄一郎/集英社

今回は魚人島編のセルフオマージュ要素が多かったように思います

  • サターン聖とイム様が合体したタコのバケモノ
    →深海の怪物クラーケン
  • デービー・ジョーンズの約束を代わりに果たそうとするロックス
    →魚人島との約束を果たせなかったジョイボーイ
  • キャンプテン・ジョンはキッドの父親?ジキジキの能力は血統因子で子に引き継がれた?
    →バンダー・デッケン一族も血統因子でマトマトの能力を引き継いでいる
クラーケン 魚人島 海底 タコ
出典:ONE PIECE 62巻 尾田 栄一郎

それにしてもイム様の
「お前だったとは…デービー・ジョーンズ‼︎」のセリフは謎ですね

デービージョーンズ イム様
出典:ONE PIECE 1163話 尾田 栄一郎/集英社

エッグヘッド編でエメトの体内に結ばれていたジョイボーイの覇気が解放された時は「ジョイボーイが生きていた?」と勘違いしても仕方なかったけど、目の前にいるロックスに対して「デービー・ジョーンズ」と呼びかけるのはおかしい

イム様の独特な目は実は見えていない?
それとも逆に見え過ぎちゃって魂の形とか何か見た目以外で人を判別してるのかも?

ロックスの技名

ロックス 技名
出典:ONE PIECE 1163話 尾田 栄一郎/集英社

深淵の呪い(パンデモニウム)

デービー・ジョーンズの血筋を継ぐロックスが、祖先の呪いにちなんだ技名を付けてるところが誇りに思ってる感じが出てて良いですね

そして気の利いた技名が思いつかないカイドウも可愛いです

デービージョーンズ ロビン
出典:ONE PIECE 33巻 尾田 栄一郎

ユースタス・キッドの父親

キャプテンジョン キッド ジキジキ
出典:ONE PIECE 1163話 尾田 栄一郎/集英社

キャプテン・ジョンはジキジキの実の能力者でした

だとすると、やっぱり能力や唇や異名が同じだったキャプテン・キッドはキャプテン・ジョンの息子?

キッド ジキジキ
出典:ONE PIECE 103巻 尾田 栄一郎

あとはカラー版になった時にキャプテン・ジョンの髪の毛が赤かったら確定ですね

ということは、キッドは悪魔の実を食って能力者になったのではなく、父親の能力が血統因子で受け継がれたタイプでしょうか

代々マトマトの能力を受け継ぐバンダー・デッケンと同じですね

そうするとキッドは現在23歳
ゴッドバレー事件は38年前

キャプテンジョンの死因は宝を巡り仲間の裏切りで殺された

でもトレジャーマークを残したり、各地に隠した財宝伝説があるから
たぶんゴッドバレーから持ち帰ったお宝を、各地に隠しながら15年間は生きていたことになりますね

キッドが生まれてから死んだのかな?

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ティーチとルフィ

デービージョーンズ イム様
出典:ONE PIECE 1163話 尾田 栄一郎/集英社

ロックス夫妻が命懸けで逃がそうとしているティーチ

これは頂上戦争で白ひげ、ジンベエ、ローのリレーによって生かされたルフィと重なります

ルフィ 頂上戦争
出典:ONE PIECE 59巻 尾田 栄一郎

以前からルフィとティーチの共通点や対照的な点を挙げてきましたが、今回でまた新たな対比が発覚しました

ルフィは麦わら帽子と共にロジャーの意志を継いでいる。
で、恐らく麦わら帽子のルーツを辿るとジョイボーイに行き着く

一方ティーチはデービー・ジョーンズをルーツに持つ血筋

血縁は無いがルフィに受け継がれたジョイボーイの意志

血縁でティーチに受け継がれたデービー・ジョーンズの意志

良い対比ですね

ジョイボーイ、デービー・ジョーンズ、イム様の三角関係とかが1000年前にあったのかな?

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ゴッドバレーのモデルはアメリカ・ユタ州

バレー・オブ・ザ・ゴッド ユタ州 ゴッドバレー
出典:Wikipedia

以前もソルベ王国のあたりで書きましたが
ゴッドバレーのモデルはアメリカ西部のユタ州にある
バレー・オブ・ザ・ゴッズValley of the Gods)です

ゴッドバレー
出典:ONE PIECE 95巻 尾田 栄一郎

で、ユタ州は元々はメキシコの領地でした

1846年から1848年の間にアメリカ合衆国メキシコ合衆国の間で戦われた米墨戦争の結果、アメリカ合衆国の領土になりました

アメリカは奪った領地に直線を引いて新しい州としたので、フォーコーナーズという4つの州の角が集まるアメリカで唯一の珍しい場所が出来ました

ユタ州 フォーコーナーズ 先住民
出典:Wikipedia

尾田先生はこのフォーコーナーズに含まれるユタ州をモデルにゴッドバレー事件を描いているので

  • ロックス海賊団
  • ロジャー海賊団
  • 神の騎士団
  • ガープの海軍

という4つの組織をぶつけたんだと思います

で、元々はメキシコだったユタ州のバレー・オブ・ザ・ゴッズ
→メキシコといえばマヤ文明のピラミッド
→といえば空島のシャンドラのモデル↓

空島と言えばウワバミ
→毛が生えた大蛇
→羽毛のある蛇ケツァルコアトルはマヤ文明で信仰されていた神↓

ケツァルコアトル
出典:Wikipedia

マヤ文明の遺跡にはケツァルコアトルの彫刻があちこちに残されています

良いですか?
空島の蛇はマヤ文明のケツァルコアトルがモデルなんです

島のケツァルコアトルなんです
大事なことなので2度言います

空の蛇はケツなんです

ウワバミ ルフィ
出典:ONE PIECE 27巻 尾田 栄一郎

空蛇乃赤砲(スカイスネークレッドキャノン)の正体

空蛇乃赤砲 ボムボム
出典:ONE PIECE 1163話 尾田 栄一郎/集英社

ガンズイはボムボムの実の能力者だったようです
そして気になるのが空蛇乃赤砲(スカイスネークレッドキャノン)という技名の意味

ボムボムの能力者と言えばMr.5
そして鼻空想砲(ノーズファンシーキャノン)という技名についてSBSでも明かされています

SBS ハナクソ
出典:ONE PIECE 14巻 尾田 栄一郎

ノーズ→鼻(はな)
ファンシー→空想(くうそう)
→ハナクソ

これと同じパターンで空蛇乃赤砲(スカイスネークレッドキャノン)の意味を考えてみましょう

まず「乃赤砲」の部分はハナクソのような体から出る垢(アカ)だと思います

じゃあ空蛇は?
先ほどのマヤ文明の考察から、空蛇→ケツァルコアトルでしたね

つまりケツの垢…?
よーく見るとちっちゃい💩みたいな形してますね

イヤ過ぎる攻撃…

空蛇乃赤砲 ボムボム
出典:ONE PIECE 1163話 尾田 栄一郎/集英社
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ルフィvsゾロの伏線

ルフィVSゾロ2
出典:ONE PIECE 13巻 尾田 栄一郎

さて
ボムボムの能力者 Mr.5といえば、ルフィvsゾロの喧嘩に巻き込まれて瞬殺されましたね

ルフィvsゾロはいつかセルフオマージュとして再び描かれると思うんです

物語が進むにつれてセルフオマージュ元が遡ってますからね

でもどういう流れでルフィとゾロがマジ喧嘩するのかなぁと気になっていましたが、ゾロがイム様の黒転支配(ドミリバーシ)にやられてしまえば自然な流れで戦いになりますね

魔神ベジータVS悟空みたいな感じになりそうで、今からもうワクワクします

魔神ベジータ
出典:https://lineup.toei-anim.co.jp/ja/

といったところで今回はお開き。
また来週。

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先週の解説はコチラ↓

ソルベ王国のモデルはメキシコ↓

ルフィとティーチの対比↓

ロックスの先祖デービージョーンズのモデル↓

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