ウソップの発明キャラのモデル「データ」
『グーニーズ』のメンバーの1人に「データ」というあだ名の発明少年が居ます。
ユニークな発明品で数々のピンチを切り抜ける”データ”がウソップの発明キャラのモデルになったと考えられます。
まず映画の冒頭、各キャラの紹介シーンで腹から”吸盤付きの紐”を発射します。
この後、ドラム缶に命中してドヤ顔になるのですが、自動でリールが巻かれてドラム缶とぶつかるというオチが待っています。
これが空島編で見せた”ウソップアーアアー”のモデルです。
切り離せず、何のために発射したか分からないというオチまでソックリです。
コレは洞窟の罠で落ちて串刺しになりそうなピンチを逃れた”入れ歯が噛み付く命綱”です↓
このいかにも少年らしい発想力と絵面の強さがウソップの発明品との共通点です。
こちらはタコの吸盤を活かした”オクトパ靴”↓
昭和の子供達は『金曜ロードショー』でこういう冒険ファンタジー映画に心を踊らせていたんですよね。
ウィーブルのモデル「スロース」
この怪物は『グーニーズ』に登場する敵ギャング団の末っ子”スロース”。
幼い頃から母や兄妹から虐待され顔が崩れてしまっているが、心の優しい純粋な性格。
チョコレートバー1本で少年達の味方になった。
このスロースがウィーブルのモデルだと思います。
『グーニーズ』
『あらすじ』
海賊伝説が伝わるアメリカ・オレゴン州アストリア郊外の海辺の住宅街、グーンドックス。
郡刑務所に収監されていたギャング「フラッテリー一家」の長兄・ジェイクを、母と弟が奪還したところから物語は始まる。
ウォルシュ家の次男・マイキーの家にマウス、チャンク、データが集まる。
彼らは「グーニーズ」を名乗るやんちゃな少年たちだが、マイキーや兄・ブランドの顔色は冴えない。資産家・パーキンスが自身の経営するゴルフ場の拡張のため、高台の一帯を再開発しようと、かねて不動産を担保に多額の金を貸し付けていたウォルシュ家に立ち退きを迫り、翌日までに借金を返済できなければ、一家は自宅と土地を明け渡さなければならなかったからだ。
他のメンバーも同様だった。マイキーたちは金目のものを探して立ち入りを禁じられていた屋根裏部屋に入り、伝説の大海賊「片目のウィリー」の遺した、財宝のありかを記した地図を発見する。
それはマイキーの父・アービングが若い頃から収集していたもので、借金を重ねた原因でもあった。マイキーたちは地図を頼りに、岬の突端にある廃墟となったレストランを見つける。
だがそこはギャング・フラッテリー一家の隠れアジトだった。駆け付けたブランドが4人を連れ戻すが、財宝をあきらめ切れないマイキーたちは、フラッテリー一家がアジトから去るのを見計らって、再度レストランへ忍び込み、地下へ通じる秘密の入り口を発見する。
ブランドのガールフレンドのアンディとその友人ステフも加わり、一同は地下の洞窟に降りる。
一人遅れたチャンクは保安官事務所への通報を頼まれ、外に出る。チャンクは街へ戻るためにヒッチハイクを試みる。
ところが運悪く、フラッテリー一家の乗った車を止めてしまい、捕らえられてアジトで尋問された末、「片目のウィリー」の財宝探し計画を一味にしゃべってしまう。一味はチャンクを縛りつけて個室に閉じ込め、マイキーらの追跡に出かける。
チャンクは、同じ部屋で監禁されていたフラッテリー一家の三男・スロースと親しくなってともに脱出に成功し、マイキーたちを追った。マイキーらは洞窟に仕掛けられたさまざまなブービートラップや、フラッテリー一家の追撃をかいくぐりつつ、財宝と白骨死体を満載した海賊船が碇泊する隠しドックにたどり着いた。
一同は大喜びで、金貨や宝飾品をポケットなどにありったけ詰め込むが、追いついたフラッテリー一家に銃で脅され、やむなく手放す。
そこへスロースとチャンクが現れてフラッテリー一家を懲らしめた。
やがて、船の中に仕掛けられたブービートラップが発動し、洞窟全体が崩れはじめた。岩盤に開いた穴から外の光が見え、一同はなんとか脱出する。そこは崖下の砂浜で、すでに朝になっていた。少年少女たちは、ずぶ濡れで震えているところをパトロール中の保安官に発見されて保護され、連絡を受けてやってきた家族と再会する。フラッテリー一家は逮捕される。そこへパーキンスが現れ、マイキーの父・アービングに対し、立ち退きを命じる最後通告書へのサインを迫った。そのとき、フラッテリー一家が奪いそこねていたマイキーのビー玉袋から、大粒の宝石がいくつも見つかった。これで借金返済のメドが立ち、立ち退きの心配がなくなったことで、一同は安堵した。アービングはサインしかけていた最後通告書を破り捨てる。
一同が海を見ると、ブービートラップの仕掛けによってイカリが上げられた「片目のウィリー」の海賊船が、ゆっくりと大海原へと進み出て行くところだった。マイキーらは感謝と親愛の気持ちを込めて海賊船を見送る。
監督:リチャード・ドナー
wikipediaより引用
脚本:クリス・コロンバス
製作:リチャード・ドナー
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
フランク・マーシャル
キャスリーン・ケネディ
出演者:
ショーン・アスティン
ジョシュ・ブローリン
ジェフ・コーエン
コリー・フェルドマン
ケリー・グリーン
マーサ・プリンプトン
キー・ホイ・クァン
『元ネタの映画』シリーズ
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