竜宮城のモデルと広場の事件
共通点1「竜宮城と世界遺産」

海底の怪物”クラーケン”に捕まっていたサメが、リュウグウ王国のしらほし姫のペットだったと言うことで、お礼に招かれた”竜宮城”。
このシーンは童話『浦島太郎』のパロディですね。
〜助けた”サメ”に連れられて竜宮城へ来てみれば(しらほし姫が)絵にも描けない美しさ〜
竜宮城は中国・北京にある”天壇”がモデルです。
天壇は昔、中国の皇帝が”天を祭る儀式”をしたと言う宗教的な意味のある場所。
タイヨウに憧れ、地上に住みたいと願う魚人族の王宮に相応しいです歴史を持つ建物です。

共通点2「10万人のデモ」

ホーディ率いる”10万の軍勢” VS 麦わらの一味10人の対決が行われた”ギョンコルド広場”
この戦いのモデルが”六四天安門事件”です。
『六四天安門事件』
中国共産党の”独裁政権”に反対し、民主化を説いていた政治家”胡耀邦(こ ようほう)”は多くの国民の支持を得ていたが病死してしまう。
その死をきっかけに、胡耀邦に変わって民主化を訴えるデモ隊が”天安門広場”に集結した。
毎日約”10万人”が集まるデモが2ヶ月以上続き、増え続けるデモ隊に対して中国政府は武力で鎮圧を図りデモ隊と衝突。
一説では1万人以上とも言われるほどの死者を出したが、一部の国ではこの時事は検索できなくなっている。

共通点3「カンフー」

チョッパーの新しい変形”柔力強化(カンフーポイント)”をお披露目した魚人島。
「柔らかい力」と書いて”カンフー”と読む。
体の柔軟性を高めて素早く攻撃できるようになったと言う意味です。
例えば格闘ゲームのキャラクターは「パワー系」「スピード系」「投げ技系」「バランス系」に分けられます。
今までのチョッパーは「パワー系」と「スピード系」をハッキリ分けた変身スタイルでしたが、2年間の間に「パワーもスピードもある変身」を編み出したんですね。
共通点4「酔拳」

魚人島で一番強い剣士”ヒョウゾウ”は、酔えば酔うほど強くなる”人斬り上戸”と言う設定。
いわゆる”酔剣”の使い手です。
”酔うほどに強くなる”と言えば”ジャッキー・チェン”主演の映画『酔拳』シリーズです。
昭和の子供はみんな酔拳のマネをして遊びました。
以上の共通点から、リュウグウ王国は中国がモデルだと言えます。
海底の冒険は東京ディズニーシーがモデル
2年前のシャボンディ諸島周辺は”フロリダ州のディズニーワールド”がモデルでしたが、再集結してからは日本の”東京ディズニーシー”がモデルになっています。
アトラクション1「海底二万マイル」

シャボンデコーティングされ”潜水艇”仕様になったサニー号で、海底1万メートルにあると言う魚人島を目指し下降した一行。
途中で伝説の怪物”クラーケン”に襲われながらも返り討ちにしてペットにしてしまった。
東京ディズニーシーの”海底二万マイル”では、深海の冒険からクラーケンに襲われる所までを体験できます。

アトラクション2「プロメテウス火山」

クラーケンを手なずけて上級者の航海を始めた一行だったが、今度は”海底火山の大噴火”が襲いかかる。
必死に走るクラーケンの前に断崖絶壁が現れる。
暗黒よりも暗く深い海溝に飛び込んで、なんとか逃げ切り念願の魚人島に到着した。
東京ディズニーシーの”センター・オブ・ジ・アース”で、火山の噴火から逃げる体験ができます。

アトラクション3「マーメイドラグーンシアター」

リュウグウ王国の未来を決める大事な戦いに勝ち、国を挙げて盛大に開かれた宴。
このシーンも童話「浦島太郎」の歌の通り
〜乙姫様のごちそうに 鯛やひらめの舞踊り〜
このシーンは東京ディズニーシーの”マーメイドラグーンシアター”です。
人魚姫たちが歌って踊る”海底王宮のコンサート”は時間が経つのを忘れてしまいます。

『モデルの国』シリーズ
続編はコチラ↓
『モデルの国』記事一覧
全記事サイトマップ
