頂上戦争での再会

ヤマトの扉絵シリーズVol.36
「鈴後大名菊之丞と親分お蝶」
久しぶりに再会して喜ぶ菊之丞とヤマト
前回の扉絵がリトルオーズJr.とエース(頂上戦争編)だったので今回もその続きから探しました
頂上戦争編での嬉しい再会といえば、ルフィとエース、シャンクスとルフィの再会がありました
菊之丞とシャンクスは片腕という共通点がありますね
ということで、今週の扉絵は頂上戦争でのルフィの再会オマージュということにしましょう↓

頂上戦争のオマージュが続いていると思った理由はもう一つあります
エースとの再会の直後にこのシーンがあったからです↓

スモーカーにしばかれるルフィのシーン
これがイーダにしばかれるハラルド王にソックリでした
そして今週の本編は、このシーンから連想ゲームが始まります
ハイルディンはレベッカ

助けたイーダにしばかれるハラルド王
これにソックリなシーンはドレスローザ編でも描かれています↓

ということは、イーダはキュロスに重ねてる?
こんな仮説を立てて2人を比較してみると、実に多くの共通点がありました
- 王族との間に子ができる
- 結婚が世間に認められず、城に住めず、片親で育てる
- 子への愛情は人一倍(過保護すぎる程)
- 子が剣術の特訓に励む
- 配偶者が殺される


ということで、ドレスローザ編で登場したレベッカとハイルディンはほぼ同じ境遇だったことがわかります
ついでにこの2人には、兄弟のような関係の王族が悪魔の実の能力者という共通点があります
そしてどちらもルフィのファンになる。
ロキはチョッパー

一方、ロキは…
この世に生まれた瞬間に、気味が悪いと親に見放された
白目が黒かったから
この生い立ちは完全にチョッパーと同じです

じゃあ、ロキが自力で冥界からよじ登ってきたシーンは

ドラムロックを素手でよじ登ったルフィのオマージュですね↓

この話を聞いているメンバーにチョッパーが居るのが最高にエモい!
回想編が終わった直後、自分と全く同じ生い立ちだったことを知ったチョッパーは、号泣しながらロキに抱きつくでしょう
あぁ、想像しただけで泣ける…

そうなると、ギャバンがDr.くれはに見えてきました
チョッパーが後先考えずにギャバンを追って飛び込んだのは、Dr.くれはっぽい見た目のせいだったかもしれないですね

さて
先週の考察記事のラストで予想した
ハラルド王のクズっぷりがワポルに似てるからドラム王国編のオマージュになる?
が当たりましたね
では第1153話とドラム王国編を比較してみます
ドラム王国編のオマージュ


まず先週第1152話のおさらいから
「足が滑った」と叫びながら他人を攻撃するクズの王様
これがワポルオマージュ


良識ある女性と出会い、武力以外での外交術を学んだ暴君
これがドラム王国に入国する時のビビとルフィオマージュ


反省、謝罪。
着実に良い王様に変わっていくハラルド
それと重ねて描かれる未来の海賊王
”血に染まるヘビ”はレッドライン

約25年越しに意味が確定した血のヘビ
どうしてエルバフではレッドラインを血に染まるヘビ・血のヘビと呼ぶのか?

その理由が因縁深き五老星にあるとしたら
レッドラインはやはり世界政府が人工的に作った壁なのか?

北欧神話オマージュ

ロキの母親エストリッダは魔性の女、貴金属が大好き
これは北欧神話オマージュで、多分モデルはフレイヤ
ちなみにフレイヤの夫の名前はオーズ
8本足の馬はオーディンの愛馬スレイプニル
アスラの名前の由来は阿修羅
人質交換の習慣なども北欧神話に色んなエピソードあり
細かい情報を全て解説しても、北欧神話を知らなければ面白味が半減するのでぜひコチラを読んでみてください↓
ちなみに表紙のイラストはFF・ロマサガシリーズの天野喜孝です
尾田先生が尊敬するあの画家です

といったところで今回はお開き。
また来週。
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