ゾロのキャラとの共通点
- 「ゾロ」と言う名前
- 最強の剣士という点
- 被り物をして目の周りに影ができる点
この3点が大きな共通点です。
そもそも『ゾロ』という名前の剣士は1919年、アメリカの作家ジョンストン・マッカレーによって執筆された小説怪傑ゾロシリーズに登場するヒーローで、1920年以降から10作以上もシリーズ映画が作られるほどの人気キャラです。
普通のマンガ家が剣士の名前を付ける場合、「ムサシ」や「マサムネ」などの”日本人がイメージしやすい剣豪っぽい名前”にしがちですが、尾田先生は”世界基準”で剣豪のイメージが定着してる「ゾロ」を選びました。
この日本人離れした感覚がワンピースを世界一のマンガにした理由の一つでしょう。
ちなみに映画『マスク・オブ・ゾロ』は”怪傑ゾロ”シリーズ10作目です。
『マスク・オブ・ゾロ』
『あらすじ』
時は1821年。
ラス・カリフォルニアスの最後のアルタ・カリフォルニア総督であったラファエル・モンテロは、民衆の不満が高まりサンタ・アナ率いる革命軍の侵攻が迫る中、農民の処刑を餌に宿敵の覆面剣士「怪傑ゾロ」を捕らえようとする。
しかし、その策謀はゾロを英雄視する農民たちによって妨げられる。その中には、ホアキンとアレハンドロの幼い兄弟の姿があった。
ゾロは戦いの最中にその兄弟に助けられ、彼らの勇気を称えて自身が首から下げていた銀のメダルを贈る。
その後、ゾロはラファエルと対峙し、「二度とこの地に帰ってくるな」と警告して、剣で彼の首筋に「Z」の字を刻みこむ。
そして、愛馬トルネードに跨って朝日に剣を閃かせ、歓声を上げる観衆の前を走り去った。ゾロは、最愛の妻エスペランザと生まれて間もない愛娘エレナが待つ邸宅に帰還し、覆面を脱いでスペイン貴族ディエゴ・デ・ラ・ベガに戻る。
ディエゴは、今回の戦いでゾロの仕事は終わったとして、ゾロを引退するつもりでいた。
しかし、そこに多数の部下を率いたラファエルが現れる。ラファエルは、ゾロの正体をディエゴだと見抜いており、彼を拘束しようする。
ディエゴはラファエルと激しい戦いを繰り広げるが、その最中にエスペランザが殺され、邸宅が全焼。
エレナもラファエルに奪われてしまう。
ディエゴ自身も拘束され、収容施設に投獄されてしまった。
これによって、民衆の英雄ゾロは、世間から姿を消した。20年後。
大人になったアレハンドロとホアキンは、旅行者から金銭を騙し盗るなどの犯罪に手を染め、「ムリエッタ兄弟」として賞金首になっていた。
ホアキンの首には、20年前にゾロからもらった銀のメダルが、今もかけられていた。しかし、逃亡中にアメリカ人の軍人ハリソン・ラブ隊長にホアキンが殺されてしまう。
アレハンドロは、兄の形見となった銀のメダルを手に、悲しみに暮れる。同じ頃、ラファエルがカリフォルニアに再び帰ってきた。
長い投獄生活を送っていたディエゴは、その事実を知ると収容施設を脱獄。
ラファエルが帰還した海岸にて雪辱の機会を狙うが、そこでラファエルの娘として美しく成長したエレナを目の当たりにし、性急な行動を思いとどまる。その後、ディエゴは街の飲み屋で、20年前に自分が勇敢な兄弟に贈った銀のメダルを首に下げている青年に出会う。
その青年、アレハンドロは、兄が殺されたショックと悲しみで酒に溺れており、自暴自棄になって酒代のために銀のメダルを手放そうとしていた。
アレハンドロは、ディエゴがかつての民衆の英雄ゾロだと知ると、兄の敵討ちを望む。ディエゴは、アレハンドロを自身の後継者にしようと決め、剣術をたたき込み、民衆の奉仕者たる品格を説き、徹底的に鍛え上げる。
監督:マーティン・キャンベル
脚本:ジョン・エスコウ、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
制作:ダグ・クレイボーン、デイヴィッド・フォスター
製作総指揮:ローリー・マクドナルド、ウォルター・パークス、スティーヴン・スピルバーグ出演者:アントニオ・バンデラス、、アンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スチュアート・ウィルソン
Wikipediaより引用
『元ネタの映画』シリーズ
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