ベースは北欧神話
そもそもラグニル(鉄雷)とは何なのか?
そのモデルと考えられるのがMARVELのマイティー・ソー
つまり北欧神話に登場する雷神トール(Thor・ソー)が持つハンマーのミョルニルだと考えます

※ちなみに北欧の国スウェーデン産の車・ボルボのヘッドライトもトールハンマー(ミョルニル)の形にするほど、北欧神話は有名です

北欧神話と言えば神々とロキの軍団が戦う最終戦争・ラグナロクも有名です
RPGなどのゲームでよく聞く名前ですね
エルバフの壁画はラグナロクをモデルにしたワンピースの最終局面の伏線だと思います

そして北欧の海賊といえばバイキング
まだコミックでSBSのコーナーが始まる前の2巻の余白で、尾田先生は
「いろんな種類の海賊がいる中で、僕が好きな海賊の1つ”バイキング”」
と語っておられました↓

ということで…
連載開始前からワンピースの結末を決めていたと言われる尾田先生
そしてコミック2巻の時点で「大好き」と言っていた北欧の海賊バイキング
そのバイキング達が大切に信仰していたのが北欧神話
とくればエルバフ編は相当な気合いが入っていることでしょう

バイキングたちが信じた神話
その中心に立つ存在がロキであり、さらに注目したいのはロキの武器「ラグニル」です
ラグニルという名はそれだけで北欧神話の終末を想起させます
- 世界の終わりを意味する「ラグナロク」
- 雷神トールの神槌「ミョルニル」
この二つの概念を内包した名前が何の意味もなく付けられるはずがないですね
ラグニルは誰が何の為に作った?
次にラグニルを作った人物、作られた目的とその背景について考えていきます
元ネタの可能性がある北欧神話では、ミョルニルを作ったのはドワーフ族(ドヴェルグ)の鍛冶屋の兄弟、ブロックとシンドリでした
そのキッカケはやっぱりロキです
ロキが有名なドワーフの鍛冶職人に作らせた
『黄金のカツラ』『大槍グングニル』『スキーズブラズニル』という魔法の品々を持ってブロックとシンドリ兄弟の元へ行き
「こんなに素晴らしいモノをお前らは作れないだろう?」と挑発します
その挑発に乗った兄弟は
『黄金の猪グリンブリスティン』『黄金の腕輪ドラウプニル』『大槌ミョルニル』という素晴らしい魔法の品を作り上げました
↑この中に出てきた空飛ぶ船『スキーズブラズニル』は霧舟スヴァルと名前を変えてエルバフ編に登場してますね

北欧神話ではドワーフは小人族とされているので、それが元ネタならラグニルを作ったのはトンタッタ(小人族)でしょうか?
確かに小さいのに怪力の設定だったり、しっぽハンマーの技を使ったり…
可能性はありますが、特に鍛冶屋の設定は無かったので違うかな
じゃあ、見た目がドワーフっぽくて物作りと言えば、大槌船団ガレイラ?
でも方舟ノアは作れても、雷を発生させる魔法のような道具が作れるとは思えないかな
じゃあやっぱり過去にXで投稿した内容が本命かな


エネルの攻撃で再稼働した月の古代遺跡のように、落雷を電力として使う概念を持っていた者がラグニルと研究施設を作った説です
つまり3000年以上前からエルバフにある研究施設を作った者達は、施設の動力(電力)を賄うために発電機としてラグニルを作った
その者達とは、月から青色の星に移住してきた月の民でしょうね

ここまでをまとめると、ラグニルは…
- 青色の星に移住した月の民が作った
- 本来の目的は電力を作るための発電機
- 主にエルバフにある研究施設の動力を作るために使われていた
と考えるのが辻褄が合うかな
5種類のロギア

今のところわかっているラグニルの能力は
- 雷属性
- 氷属性
- 重さが変えられる?
- リスの姿のゾオン系能力者
まず先ほどの考察でラグニルは古代の技術で作られた発電機という説をお伝えしました
なので雷属性はデフォルトです
リスのゾオン系を食う前から雷属性だったと考えます
ラグニルの基本は、雷属性のハンマー
これは北欧神話のミョルニルと同じですね
次に氷属性です
氷属性

第1171話で見せた原初世界(ニブルヘイム)という技は、ハンマーで殴った相手を一瞬で凍らせてしまいました
この能力はたぶんリスが持っていた属性だと思います
北欧神話に登場するリスと言えば、巨大な樹のてっぺんに住む鷲と、樹の根っこに住む大蛇の伝言役をするラタトスクです
樹の根っこは地下深いところまで伸びているので、大蛇に伝言を伝える時は凍えるような思いをしているはずです
だから寒さ耐性が身について、おまけに氷属性まで操れるようになったのかな
炎属性?
ということは、ラタトスクが樹のてっぺんの鷲に伝言を伝える時は、太陽に近すぎで灼熱の環境のはずですね
で、暑さ耐性がついておまけに火属性まで操れたりして?
氷の技名ニブルヘイムは北欧神話に登場する氷の国の名前なんですが、対極の灼熱の国ムスペルヘイムという国もあるんです
なのでラグニルは炎属性も持っているんじゃないかと期待に胸が膨らんでいます
雷と氷だけじゃなく、炎まで持ってたら凄いですよね

重力操作も?

さらに、ラグニルは重さを自在に変えられる疑惑もあります
これ系の能力は、キロキロの実、トントンの実、そしてズシズシの実の能力者が見せた力です
ここまでで雷・氷・炎(?)と、十分凄いんですが、ここまで来たら海軍大将くらい超えて欲しいですね
ということで、重力操作の能力を持っている疑惑もかけておきましょう

木属性も?
海軍大将を超えるとなると、モリモリの実の能力者も忘れてはいけません
緑牛の能力は植物を操る力

植物といえば木の実
リスと言えば主食が木の実
ウソップのポップグリーンみたいに口に溜め込んだ木の実を飛ばして、一瞬で森を作るとかもアリ?

ということで、ラグニルは雷・氷・炎・重力・植物の5属性を操れるポテンシャルを秘めているんじゃないかという説でした
ちなみに尾田先生は2巻の余白でなぜバイキングが好きになったのか、紹介していました
この「小さなバイキング ビッケ」に登場するキャラをモチーフにした巨人が、エルバフ編でたくさん出てくるのでチェックしとくと面白いですよ↓


Amazon Prime Video『小さなバイキング ビッケ』
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