魚人島のストーリーはまず「浦島太郎」のパロディとして始まりますよね。
助けたサメに連れられて竜宮城へ招かれ、絵にも描けない美しい姫と出会う。
でもその竜宮城の建物と広場の名前を読み解くと、日本の伝承ではなく実際の歴史がモデルになっていることがわかります。
竜宮城のモデルは北京・天壇(ユネスコ世界遺産)

ルフィたちが招かれたリュウグウ王国の宮殿。このモデルは中国・北京にあるユネスコ世界遺産「天壇」です。
天壇は中国の歴代皇帝が「天(空=太陽)を祭る儀式」を行った宗教的聖地です。

海の底から太陽に憧れ、地上に出ることを夢見続けてきた魚人族の王宮として、「太陽を崇める場所」がモデルに選ばれていますね。
しらほしが「一度でいいから本物の太陽が見たい」と語ったシーンの重みが、天壇の歴史を知ると一気に増します。
ギョンコルド広場のモデルはパリ・コンコルド広場

ホーディがネプチューン王の公開処刑の舞台に選んだ「ギョンコルド広場」。
この名前、「ギョン(魚人)」+「コルド(Concorde)」ですよね。
モデルはフランス・パリの「コンコルド広場(Place de la Concorde)」です。
コンコルド広場はフランス革命期(1793年〜)にルイ16世やマリー・アントワネットをはじめ約1,400人がギロチンで公開処刑された広場です。
ホーディによるネプチューン王の公開処刑という舞台装置は、この史実と完全に一致しています。
さらに「Concorde」はフランス語で「調和・和解」を意味します。
革命後、流血の歴史を持つこの広場に「調和」という名前を与えたのは、対立を乗り越えた国民和解の願いからでした。
魚人族と人間の「共存」というテーマがギョンコルド広場というネーミングに二重に込められていましたね。
ヒョウゾウの酔剣はジャッキー・チェンの酔拳

魚人島最強の剣士ヒョウゾウは、酔えば酔うほど強くなる「酔剣」の使い手でしたね。
酔うほど強くなるといえばジャッキー・チェン主演の映画『酔拳』シリーズです。
中国発の格闘スタイルで、ヒョウゾウの戦闘スタイルはここから来ています。
まとめ
竜宮城=北京・天壇(太陽を崇める世界遺産)、ギョンコルド広場=パリ・コンコルド広場(公開処刑と調和の二重構造)、酔剣=酔拳。
魚人島は中国とフランスの史実を組み合わせて設計されていましたね。
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