ニカとフーズフーとロキ
ヤマトの扉絵シリーズVol.22
「兎丼の奥地に謎のアジト」
ヤマトの扉絵シリーズはルフィの冒険のダイジェストになっていて、前回はエッグヘッド編のセルフオマージュでした。
で、今回はエルバフ編のセルフオマージュぽいですね↓
扉絵の城は明らかにフーズフーのシンボルです。
目を隠したデカい角を見上げる後ろ姿という点でロキとルフィーの出会いの構図にソックリじゃないでしょうか
フーズフーといえばONE PIECEの中で「太陽の神ニカ」の名前一番最初に口にし、シルエットを読者に紹介してくれたキャラですね
何ならニカに祈りを捧げていたニカ信者でもありました
新たなニカのシルエット
扉絵ではフーズフーの面影が描かれ、本編では新たなニカのシルエットが描かれました
最新のシルエットには九曜の盾が追加されています
これがあの太陽の盾だったのでしょうか?
(ドリブロがウォーキュリーの突進を止めた技名)
そして気になるのが、ニカの盾と同じ太陽が3つの国の重要なシンボルだったことです。
1.アラバスタの国旗↓
2.光月の家紋の一部↓
3.くまの教会の十字架の中心↓
アラバスタとワノ国とバッカニア族
当時のジョイボーイの仲間だった人たちの子孫とかでしょうか?
世界が二度壊れると記した神典
現実の神典で「世界は創造と破壊を繰り返している」と記されているのは以下の4つの神話です↓
北欧神話→エルバフ
ヒンドゥー教→シヴァは明王のモデル→ギア4のルフィは明王と呼ばれた
メソアメリカ神話→シャンディア、ソルベ王国
ゾロアスター教→主神はアスラ→阿修羅→ゾロ
この4つの神話は麦わらの一味と深〜い関わりがあるんですが、詳しいことはまた別の記事で。
ロキの悪行
- 生後間も無く:幸運の馬を殺した
- 10歳:冥界の凶暴な動物達を従え村に解き放った
- 放火・破壊
- ヤルルの頭に剣を刺し、ハラルド王を殺した
うーん、なんでしょうか
おでんの半生を知ってるからか、ロキのイタズラが可愛く思えてしまいますね
騙されやすい巨人
ウソップのホラを真に受ける巨人族の戦士たち
オイモとカーシーも政府に騙されて50年無駄にしましたし、マザーカルメルがエルバフに潜入でしたのも海軍と組んで一芝居打ったからでした。
で、リンリンが居た年に災いが多かった?
ということはマザーカルメルもエルバフに居たよね?
で、騙されやすい巨人族達の王も、このヤマンバに騙されて開国しようとしてたんじゃないの?
ハラルド王は本当に良い王だったのか、ただのお人好しで騙されて愚行に走ろうとしていたのか?
軍子ちゃん
大きめサイズの学ラン(?)、メガネ
『おばけのQ太郎』のハカセが軍子の衣装のモデルかな?
ベガパンクのサテライトも藤子不二雄のキャラがモデルだったし
といったところで今回はお開き。
また来年。
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先週の解説はコチラ↓
尾田先生は藤子不二雄をオマージュしている↓
これまでのヤマトの扉絵シリーズ解説↓
神話一覧↓
太陽のシンボルとされる九曜↓