人類の起源
「一番最初の人間ってどうやって生まれたの?」
子供にこう聞かれたら何と答えますか?
それとも、宇宙人が猿を品種改良して作ったと答えますか?
宇宙人による猿の改造説
『人類の起源は、地球に資源を求めてやって来た宇宙人が、労働力を増やす為に猿を品種改良した』
このオカルチックな人類起源説は、1849年にシュメール遺跡で発見された14個の石版を解読した事で知られるゼカリア・シッチンが発表したもので、ゼカリア・シッチンはシュメール語でそう書いてあったと主張しています。
ゼカリア・シッチンの著書「The 12th Planet (第12番惑星)」の内容はこうです。
太古に生きた翼を持った人
- 太陽系には惑星ニビルという星があり、3600年の周期で地球に近づく軌道で公転していた
- 惑星ニビルは太陽系の調査を目的に作られた人工衛星のような星
- 惑星の住人は”アヌンナキ”と言う種族で、身長3〜10m、背中に翼を持ち寿命は数十万年もある
エネルが発見した月の古代遺跡の壁画みたいな内容ですね。
資源不足で青色の星へ飛ぶ
- 紀元前45万年前に惑星ニビルが危機に陥る
- 大気圏に亀裂が入り、有害な宇宙線によって惑星の環境が悪化
- 惑星ニビルの住人が考えた対策は、大量の”金”を粉末にしてシールドを作ること
- しかし惑星ニビルには十分な量の金が無いので”金”を求めて旅立ちます
本当に月の古代遺跡の壁画とソックリな内容ですね。
青い星で金を発見したエンキ
- 各グループに分かれ太陽系の惑星の中から金を探す旅に出たアヌンナキ達
- 地球を選んだグループのリーダーがアヌンナキの王の息子エンキ
- エンキ達は地球で金を発見し、アフリカの金鉱で本格的な採掘を始める
- この採掘作業がとても重労働だった為、作業員達が反乱を起こす
ああ、これもう完全にエネルの話ですね。
ルル・アメルプロジェクト
- 重労働に嫌気が差し、王子エンキの言うことを聞かなくなったアヌンナキ達
- 困ったエンキは仕方なく地球の生物を改造して労働者を作ることにした
- 色々な生物をベースに改造するがうまくいかず、変な生物を次々と生み出し続ける
このあたりから科学の話に変わっていきます。
7万年かけて人類の開発に成功
- 天才科学者ニンギシュジッダがアフリカに生息していたホモ・エレクトスをベースに人類を完成させる
- ニンギシュジッダはエジプトのトト神だとされている
- アヌンナキ達が地球のアフリカに降りて50万年、研究を始めて7万年も経っていた
尾田先生は絶対にこのことを知っている。
骨髄移植・繁殖・大量生産
- 労働力を作り出すことに成功したエンキは最初の人間を『Adamu』と名付けた
- Adamuの肋骨から骨髄移植をして繁殖。人類を量産することに成功
- 高い知能を持った労働者に金の採掘をやらせて暇になったアヌンナキ達
- 量産した人類に色々なことを教えて遊び始める
- アヌンナキの知識をどんどん吸収し、みるみる進化・繁殖し続けた人類
- 世界各地に分散し独自の文明を築いた人類を見て、エンキの兄弟エンリルは危険を感じた
用が済んだら人類は滅ぼす
- 人類を滅ぼすエンリル派と、苦労して作った人類を残したいエンキ派に意見が分かれる
- 滅ぼすか残すか決められないうちに何回目かの3600年周期がやって来た
- それまでも惑星ニビルが地球に近づくと、重力の影響で地球に大災害が起こっていた
- 人類を滅ぼす派のエンリル達は宇宙船に乗って惑星ニビルに避難します
- 放っておいても大地震や大噴火、大津波が起こって人類が生き残れないことがわかるからです
- 一方、人類を助けたいエンキ派は、洪水でも生き残れるように方舟の設計図を作ります
- それがノアの方舟伝説です
神の正体
つまり、神の正体は宇宙人。
人類の起源は宇宙人による遺伝子操作、品種改良という説でした。
信じるか信じないかはアナタ次第です。