”アトール(浮遊島)”がデュバルのアジトのモデル
地球温暖化で北極・南極の氷が溶けて陸地が無くなった未来に生き残った人類が、海上に建てた拠点”アトール(浮遊島)”。
これがデュバルのアジトにソックリです。
この映画には…
- 海賊同士の海戦
- 主人公がミュータント
- 刺青に刻まれた”幻の大陸の地図”
など。
尾田先生の好きそうな要素が盛りだくさんです。
また、敵の海賊チームの名前は「スモーカーズ」
それと、陸地が無くなった地球で一番価値があるモノが「土」という設定。
土が”大金”の代わりになります。
これは空に生きる者が”大地”に憧れるという設定にソックリです。
『ウォーターワールド』にヒントを得たのでしょう。
『ウォーターワールド』
『あらすじ』
未来の地球は、温暖化の進行により北極・南極の氷が溶けて海面が上昇した結果、海だけが広がる海洋惑星となった。
そんな状況下でも人類は、海の上で「アトール(環礁)」と呼ばれる浮遊島を建造して生き残っていた。
彼らの間では世界のどこかに「ドライランド」が存在するという噂が広まっていた。一人で海を旅する男は〈マリナー〉と呼ばれる進化した人類のひとりであった。
マリナーは貴重品である土を飲み水と交換するため、あるアトールに立ち寄るが、彼がミュータントであることが発覚、住民に捕えられる。翌日、マリナーの処刑が執行されるその瞬間、ディーコン率いる海賊集団「スモーカーズ」がアトールを急襲し、アトールは混乱に陥る。
マリナーは檻ごと干潟に沈みかけるが、アトールの住民の一人ヘレンに助け出され、少女エノーラとともにアトールからの脱出に成功する。エノーラの背中にはドライランドへの地図の刺青が彫られており、ディーコンの襲撃の目的も彼女だった。
初めはヘレンとエノーラを厄介者扱いしていたマリナーだったが、次第にエノーラの純粋さに心を開く。
しかし、補給のために立ち寄った小さなアトールにはスモーカーズが先回りして待ち伏せしていた。抵抗も虚しくエノーラは捉えられ、マリナーのヨットも燃やされる。
水も食料も操舵能力も失い漂流していたマリナーとヘレンを見つけたのは、アトール襲撃の混乱の中で誤発進してしまった気球に乗っていた老グレゴールだった。ディーコンの強大な力に怯えるグレゴールらの反対を押し切り、マリナーは単身、スモーカーズの本拠地の廃タンカーに潜入し、廃タンカーに火を放ち、混乱に乗じてエノーラを取り戻す。
数度の危機を乗り越えディーコンを倒したマリナーは、地図の謎を解いたグレゴールらとともに、気球でドライランドに向かう。
数日後、一行は遂にドライランドを発見、無事に上陸した。
しかし、人間にとっては理想郷である陸地も、すでに海上生活に適応進化したミュータントであるマリナーの住むべき地ではなかった。そのことを悟ったマリナーはヘレンら人間たちと別れ、また海へと帰るのだった。
監督:ケヴィン・レイノルズ
wikipediaより引用
脚本:ピーター・レイダー、デヴィッド・トゥーヒー
製作:ケビン・コスナー、ジョン・デイヴィス、チャールズ・ゴードン、ローレンス・ゴードン
製作総指揮:イロナ・ハーツバーグ、アンドリュー・リクト、ジェフリー・A・ミューラー
出演者:
ケビン・コスナー
デニス・ホッパー
ジーン・トリプルホーン
ティナ・マジョリーノ
マイケル・ジェッター
『元ネタの映画』シリーズ
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