ルフィの夢

ルフィの夢はおそらく子供の頃から変わっていないはずです
ワノ国を出て仲間に話した時は、夢の果てと言ってましたがまぁ中身は同じと考えて良いでしょう
まず麦わらの一味より先に夢の話を直接聞いていたのはシャンクス、エース、サボ
そしてエース経由で聞いたのがヤマトです
それぞれの反応は…
- エースとサボは笑ってた
- シャンクスは涙を流して笑ってた
- ヤマトは涙を流して感動した
涙を流した二人の共通点は、ルフィの夢が海賊王ゴール・D・ロジャーが言った言葉と同じだと知ってた事です


ロジャーのあの言葉

ロジャーがその言葉を言ったと思われるシーンがコチラ
そしてロジャーの言葉を聞いたのが白ひげとおでんというのもヒントだと思います
その言葉を聞いた2人の反応は…
- 白ひげは「ガキでもあるめェし」と言って笑ってた
- おでんはド肝を抜かれて固まっていた
この2人の反応は「もしもロジャーの夢が叶った時代に自分が生まれていたら?」と想像した後の反応なんじゃないでしょうか?
白ひげとおでんには『世界政府非加盟国で育った』という共通点があります

白ひげの場合
子供の頃から体が大きくて強かったので、無法地帯の非加盟国でも自力で生き延びることができたと思います
大人になるまでそれなりに苦労して育ったでしょうが、その結果、大海賊として仲間と楽しくやれている
だから仮にロジャーの夢が叶った世界に生まれた子供だったとしても大差ないと思ったから笑った

おでんの場合
ワノ国は非加盟国だがサムライ全員が強すぎて政府は手を出せない
世界政府に加盟していなくても治安を維持できる特殊な国の王族として生まれたおでん
しかし、鎖国しているワノ国は、敵が入って来れない代わりに外の情報も入って来ず、国を出ることも禁じられていた為、刺激を求めて外の世界を冒険したいおでんにとっては窮屈で仕方なかった
もしもロジャーの夢が叶った世界に生まれた子供だったとしたら、誰もが自由に海外を冒険できた
さらに海外の知見を持ち帰れば、ワノ国はどれほど発展しただろう?とイメージが止まらず固まった
2人の反応の理由はこんなところだと思います
つまりロジャーの夢は『世界政府の支配が無い世界』とかだと思います
おでんの反応が根拠
現在のワンピースの世界では、世界政府加盟国は毎年高額な天上金を払って海軍に守って貰う権利を買っている
しかし天上金が払えなくなると、金の代わりに国民を奴隷として差し出すよう要求される
差し出す奴隷も居なくなれば、加盟国の権利が剥奪され、これまで守ってくれていた海軍が略奪しに攻めて来る

たぶん第1060話”ルフィの夢”の後半で、ルルシアの王が兵から問い詰められてる理由は、天上金の代わりに国民を奴隷として差し出したからでしょうね

天上金の代わりに要求される奴隷の数は1000人だと言うことがブルックの過去編で明らかになりました
毎年1000人の奴隷を差し出し続ける事は不可能です
人口が減れば経済力は下がり、天上金を払う国力は二度と復活しません
なので、未来が無くなったルルシアはマザーフレイム実験の標的にされたんでしょうね
と言う事で、ロジャーの言葉は『世界政府の支配から全ての国が独立する』と言うような意味だとすると色々と辻褄が合ってきます
レイリーを勧誘した時の言葉「世界をひっくり返す」も同じ意味です
世界貴族の立場をひっくり返す→権力者と奴隷の立場を入れ替える
→世界貴族を無くす

これなら白ひげが「ガキみたいなこと」と言った理由とも一致します
なぜならガキの遊びとして独立国家が描かれたからです

大海賊時代も必要なステップだった

世界政府に加盟しなくても普通に暮らせる世界を作るには、まず世界政府に支配を辞めさせなければなりません
その為には政府と戦う兵士が大量に必要、それが海賊です
つまり、死ぬ間際の一言で大海賊時代を作ったロジャーは、政府と戦う兵の数を一気に増やす事に成功したと言えます
だから、ロジャーの夢を知っていて、その為には大量の無法者が必要なこともわかっていたおでんは、ロジャーが大海賊時代を作ったことに感動したのです
ロジャーが死んだのに、ロジャーの夢を叶える為に必要な兵は大量に生まれた
つまり大海賊時代が続く限り、ロジャーの夢は実現する可能性がある
誰かがロジャーと同じ夢を持っていれば、大海賊時代こそがそのチャンス

そして、実際にロジャーと同じ夢を口にする者が現れた

後編では、1187話に描かれた海賊王VS世界貴族の王の構図と、一味全員がルフィの夢を聞いた時に何を思ったかを考察します。
